今日は夏至です。
太陽が一年で最も高い位置に達し、陽のエネルギーがマックスとなる日です。
陰の極まる冬至の日から、だんだん強さを増し続けてきた陽のエネルギーは、極限に達し、今度は陰に転じます。
日本はこの時期、梅雨真っ盛りで、今から夏に向かって季節が進んでいるわけですが、陰陽五行では、今日を境に、陰陽のバランスは陰が優勢となってゆくんです。
そこで夏至のこの時期には、私たちは陽の気をしっかりと受け取って、陽のエネルギーをしっかりと蓄えておくことが大切なんですって。
陽と陰のバランスを意識して、自然のエネルギーを調和させることで、私たちの心と体のバランスを整えることができるというわけなんですね。
例えば、自然の中で過ごすことは、とても効果的な開運活動です。
緑豊かな場所に出かけて、土や植物に触れ、大地や草木のエネルギーを取り込んでください。
そして、「火」のエネルギーも大事なポイントとなります。 燃え盛る火のエネルギーからのエネルギーチャージも、とても大切なことのようです。
さらに、水分補給をしっかりと行うなどで、水のエネルギーも取り込みましょう。
私たちは地球上に生きているのですから、自然と調和して、陽のパワーと陰陽五行の「木・火・土・金・水」のエネルギーを取り込むことで、心身ともに健康で過ごせるようにできているみたいです。
シェイクスピアの有名な戯曲『夏の夜の夢（A Midsummer Night’s Dream）』は、夏至の夜のお話ですが、古代から、ヨーロッパでは、Midsummer（夏至の日）を祝う伝統的な儀式やお祭りが行われてきました。
1年で最も昼間が長く、夜が一番短い日であるこの日、自然界の中では新しい命や、再生を意味するのだそう。
そして夏至は、太陽神の力が最も強まる日ということで、古代ヨーロッパでは、夏至に太陽の力に敬意を表し、感謝を捧げるための儀式が行われていました。
この日は、自然や神々に感謝し、「新しいスタート」を祝う縁起の良い日とされているようです。
北欧の夏至のお祭りでは、ミッドサマー・クラウンと呼ばれる、草花で編んだ冠を頭に乗せたり、大きな篝火を囲んで踊ったりします。
また、水に浸かって心身を浄化する儀式も行われてきたのだとか。
西洋でもやはり、「草木」や「火」、そして「水」は、重要なエレメントであるようなのですね。
東洋でも同じく、夏至は自然と人間のつながりを強め、自然の力を受け取るための特別な日とされています。
また、この日に行われる儀式は、過去の罪や不幸な出来事を清め、新しい出発を祝うものとしても捉えられています。
そういえば、割と最近観た映画に、「ミッドサマー」というアメリカ映画があります。
2019年の作品なので、コロナ禍に入る前の年の公開なんですね。
アメリカの学生達が、北欧の小さな村の、古くから続く神聖なお祭りに参加するというお話しです。
ジャンル的には完全にホラー映画なんだけど、不思議な世界観と、眩しいほどの太陽の光を感じさせる映像の美しさが、非常に印象的で、妙に中毒性のある映画です。
「これは面白かった❗️」と、BeBeに勧めたら、早速観てみたBeBeから大ブーイングをくらってしまいました。
正直なところ、かなり激しく、好みと賛否の分かれる映画かと思いますが、私はなんだか無性に、あの独特の映像に引き込まれてしまったのでした。
あくまでもホラー映画ですから、正直なところストーリーはともかく・・・、いや、でもこれって現実の話じゃないよね❓ これに近いモデルとなった風習があったりするの⁉️なんて、現実世界と錯乱しちゃうような、危険を孕んでいたりして。
何よりも、太陽の光や草木の風景など、映像の独特の美しさに、私はとても魅力を感じてしまった。
ただし、ホラーが苦手な方には、絶対におすすめはできません。
そうそう、かなり古い映画ですが、「ベニスに死す」という有名な映画に出演している「世界で一番美しい少年」と言われた、ビョルン･アンドレセンが、美しい老人になって登場しています。
彼のことについては、またゆっくり語るとして・・・話を夏至に戻しますね。
日本の夏至のお祭といえば、「夏越の祓い」と呼ばれる、夏の厄除けを祈る神事などがそれにあたるようです。
夏至の前後には、各地で茅の輪くぐりや、川に浸かる儀式も行われて、これらのお祭りは、夏の厄除け、そして健康祈願や豊作を祈る、大切な行事として古くから続いてきたものです。
太陽を信仰の対象として、その恵みに感謝する風習は、日本の歴史や文化に深く根付いています。
日本人にとっては、大昔から「お天道様」という太陽の神が、親しみを持って信仰されてきました。
私たち日本人にとって、太陽は、実りをもたらしてくれる存在であり、いつも空から、自分達を見守ってくれているという、ありがたい存在とされてきたのですね。
だから日本の国旗も、太陽を表したものなんですよね。
何気なく過ごしている日常でも、地球上に暮らしている私たちは、天体からの影響を受けて暮らしています。
お天道さまに見守られて暮らしているという、昔の人たちの考え方は、あながち迷信というわけではないのですよね。
先日の夕暮れ時の空。 夜の訪れが遅いって、なんだか1日を得して過ごしてくるような気分になります。
最近、疲れが溜まっているのか、ただ単にぼーっとしているのか、ミスや小さな事故を立て続けに起こしてしまっていて、「気をつけなければ❗️」と気を引き締めているところ。
梅雨時って、なんだかつい、ぼんやりとしてしまうのです。 しっかりしなくては。
さてさて、まもなく、四柱推命オンライン講座のベーシックコースをスタートさせます。
1年間で８回のクラスを受講していただくこのメニューは、陰陽五行の法則から分かりやすく、私がやさし〜くレクチャーさせていただきますから、まずは、ご自身のことについてを、ご自身で深掘りしていただくこと。
それによって、人間関係の悩みを解消できたり、運気アップに活かしていただく知識を身につけていただけると嬉しいです✨
陰陽五行を学ぶことで、たくさんの「なるほど❗️」や、「目からウロコ・・・✨」を体感していただけるはずです。
例えば、太陽の動きと季節の関係は、陰陽五行との密接な関わりがあるもので、私たちの食生活や習慣とも、深く関係があります。
開運の仕組みを知ることができたり、「そういうことか❗️」いろんな気づきや驚きや発見を楽しんでいただける、とても奥の深い学問です。
今日もご覧下さってありがとうございます。
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