クリスマスが過ぎたら、大急ぎでお正月を迎える準備に取り掛からなくちゃ。 毎年、この一週間が一年中で一番慌ただしいかも。
いよいよ今年のラストスパートとなるこの一週間に、やらないといけないさまざまな作業のあれこれを思っただけで、思わず怖気づいてしまい、逃げ出したくなる気持ちと今必死に戦ってます。
だけど、いただいたクリスマスの贈り物や、いただいたクリスマスカードに元気をもらいながら、頑張る気力を奮い立たせているところです。
こちらはクリスマスの日に、遠い街、小樽から届いた、とても可愛いらしいケーキです✨
これまで、チワワのうきわや、庭ネコのしろちゃん・くろちゃんの絵を描いてくださった、チョークアートの作家さんでいらっしゃる、itaeyaさまが送ってくださった、柳月さんのクリスマスケーキです。
余談なのですが、ケーキはどこも崩れることなく、完璧な形で九州まで届けていただいたきました。
すでにニュースにもなっているけども、今、SNSで、衝撃的なケーキの画像がたくさんアップされていますよね。
製造から配送されるまでの過程で、一体どういうことが起こって、あんな気の毒なことになってしまったのかはわからないけど、某百貨店のクリスマスケーキを注文されて、楽しみにされていた方々は、本当にがっかりなさったことでしょうね・・・(涙)
贈り物って、贈る物だけでなく、気持ちを一緒に届けるもの。
誰かの気持ちが、誰かの手に届いて心に伝わるまでには、いろんな人たちの見えない力と、手間と気持ちの助けがたくさん加わっているんだなぁと、改めて思わされました。
賢者の贈り物
「賢者の贈り物」という有名なお話があります。
クリスマスにプレゼントを贈り合う習慣にちなんだ、アメリカの小説家オー・ヘンリーの短編小説ですね。
ご存じない方や、お忘れの方のために、ネタバレも含めてざっくりとあらすじをご説明させていただきますと・・・
とても貧しいある若い夫婦が、最愛のパートナーのためにクリスマスプレゼントを買うため、お互いが、相手には内緒で自分の一番の宝物を売ってしまうというお話しです。
若い夫は、祖父の代から受け継いだ、とても立派な金時計が唯一の自慢の持ち物でした。
そして、若い妻は、美しく輝く豊かな長い髪が、彼女の唯一の自慢の持ち物でした。
夫は妻の髪に似合う、高価な美しい櫛(髪飾り的なヤツのことだと思う)を買うために、唯一の持ち物である金時計を売り、妻は夫の素晴らしい金時計(懐中時計だと思う)を取り付けるための、専用の鎖を買うために、自慢の髪を売るのです。
結局、お互いのプレゼントは、相手にとって、実用性のない無駄なものになってしまったわけです。
でも、その思いやりこそが最高の贈り物だと語り手は言うのです。 彼らこそが賢者であり、これこそが賢者の贈り物なのだと。
子供の頃にこのお話を読んだとき、あり得ない顛末に、モヤッと感が半端なかったことを覚えています。。
いやいやいや。 この夫婦のコミュニケーションの不足具合といったらどうなのよ。 そして、この台無し感って言ったら・・・この後味の悪さ、なんとかしてくれよ。
何より受け入れ難いのが、お互いに贈りあったものの無駄感以上に、釈然としない不公平さです。
だって、切った髪はしばらくすりゃ、また伸びて元通りになるけども、ひどく貧しいこの家庭において、夫がその立派な金時計を買い戻せるほどのお金を手にできるのは、いったいいつのことなのよ。
「多分、一生無理よ」
幼い私は、そう思った。
そしたら、愛するパートナーのために、自分のなけなしの財産を失ったのは、夫の方だけってことにならないかい?
若い夫婦の美しい自己犠牲を称えたいことはやまやまだけど…
そう、このお二人の自己犠牲を、美談として讃えて終えるには、私としては、どうしても拭いきれない不公平感に納得がいかない。
この妻はいずれそのうち、美しい櫛を、自分の髪に付けて楽しむことができるだろう。
なのに夫と言ったら、時計をつける鎖だけを持ってても、それだけじゃどうしようもなかろう、と。
これじゃ、あまりに不公平ではないのか。
だいたい、愛する妻を喜ばせたいとはいえ、祖父の代からの宝物(いわば家宝だし、大事な形見の品のはず)を手放すなんて、罰当たりな息子だよ、全く。
こんな二人こそ賢者なのだといわれても、私にはとても美談だけでは受け入れ難く、時計を失ってしまった哀れな夫が残念でたまらない。
「だいたいさー」・・・と、幼い私は思った。 外国のお話って、なんか美しい娘が得をするって話が多すぎやしないかい。
王子様が迎えにきて幸せ暮らしました、とかさ。
この日本の国において、王子様が白馬に乗って、パカパカとやってきたなんて話を聞いたことがないぞ。
そもそも日本にはいないからな、ちょうちんブルマに白タイツの王子なんてものは。
というわけで、自己犠牲を推奨し、夫婦愛の美談のこの物語に関して、個人的な結論としては、女性の方だけが得をしたというお話にしか思えないもので、この「賢者の贈り物」は、未だ私にとって、なんかモヤモヤする物語なのです。
ところで、このお話は、キリスト教の新約聖書に出てくる「東方の三博士」をモチーフとしているというのは、有名な話です。
イエスキリストが誕生した時、星の導きにより、東方から3人の賢者がヨセフ家族の元へ、贈り物を持ってやってきた、というお話しですね。
そしてこのお話が、クリスマスに贈り物をする習慣につながっているのだとか。
この贈りものというのが、黄金と、乳香、そして没薬と言われるものです。
乳香とは、「フランキンセンス」のことで、没薬は、「ミルラ」というものなのだそう。
どちらも現代でも、香水やお香として使われているものですが、当時は薬としてだけでなく、やはりお香として、それも特にお清め的なものとして使われていた、とても高価なものであったようです。
この「賢者」ですが、聖書の訳によっては、いわゆる天文学に精通している「占星学者」という風に書かれているものもあるそうで、この3つの効果な贈り物は、占星術の学者たちの職業上の道具でもあったということらしいのです。
つまり、予言ではやがて「王」となるイエス・キリストにとって、それらの3つの特別なものが、重要な意味をなすということなのでしょうね。
なんか、これって非常に奥が深い話ではないかと。
ますます知りたいことが増えて、学ぶべきことの幅が広がった気がしている私です。
来年は、もっとたくさんのことを勉強したい。 これはもう、ますます忙しくなりそうです。
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