ウワサ話し

セブを留学先に選んだ理由

「なんで英語の勉強しにフィリピン?」ってお思いの方もいらっしゃるかもしれませんね。

理由は一つではないのですが、まず、フィリピンは、非ネイティブ英語スピーカーのビジネス英語能力指数(BEI)をはかるランキングでは、世界一の国なんです。

昨年の英語能力指数ランキングでは、フィリピン人の英語力は世界ランキングでは20位。 そして、アジア圏ではシンガポールに続いて、第2位です。

ちなみに、日本は87位。

とはいえ、アメリカ合衆国の隣の国、メキシコでは、日本よりもランキングが低かったりするわけなので、要は「英語の必要性」の問題なんだと思います。

そこそこ大人になってから気づいたのですが、日本の国土って、世界の国の中では、けしてちっぽけなわけではないのですよ。

そりゃ、アメリカ合衆国やロシアの国土と比べれば、日本は小さな国だけど、ヨーロッパの国々など、日本よりもよほど小さいサイズの国がたくさんあります。

イギリスは、せいぜい日本の本州と同じくらいのサイズだし、スイスやオランダだと、九州よりもやや大きめというくらいのサイズです。 イタリアで、本州に北海道を足したくらいの大きさ。

何が言いたいかというと、日本の国土って、決してちっぽけではない上に、この国の国語は、しっかりと国民の中に浸透しているのだということです(半端なく長い歴史を誇る国ですしね)。

確かに、日本の各地の方言には大きく差があったとしても、国内ではどこの土地の人でも、お互いが共通語であり母国語である「日本語」で、しっかりとコミュニケーションをとることができる国です。

だから、あえて違う言語を必要としないんですよ。

それは、歴史的に、江戸時代に徳川幕府が、参勤交代を義務付けていたことで、各藩の人たちが江戸と自分たちの土地を行き来することで、日本全体の言語が統一されていったという背景もあるかもしれません。

同じ九州の中でも、鹿児島弁ネイティブの方の言葉は、たとえ一つ県をまたいだ福岡の人間であっても、理解不能です。

ですが、日本語の標準語を理解できないという人は、日本全国に、おそらく存在しないと思います。

東京の言葉が日本の標準というイメージがありますが、実際は江戸の方言というものも、ちゃんと存在しますしね。

たとえば「ちゃきちゃきの江戸っ子よ!」という、あの「ちゃきちゃき」は、江戸言葉らしいけど、日本中の人が理解できる日本語ですよね。

おっと、ちょっと話が脱線しましたが、フィリピンといえば、タガログ語というイメージがあったのですが、この国の公用語は、タガログ語をベースとしたフィリピノ語、それと英語です。

かつて、アメリカに統治されていた時期もあったことから、英語は7割の人に浸透しているそうです。

子供の頃から英語教育を受けていて、フィリピンの大学の授業は英語で行われているそう。

ちなみに、セブ島の言語はタガログ語ではなく、「ビサヤ語」という言葉だそうで、セブ島の公用語は「セブアノ語」なんですって。(すでに混乱…)

要するに、フィリピンでは、同じ国の中にたくさんの言語があるので、共通語としての「英語」が、国中の人のコミュニケーションをとる手段としての言葉になっている、ということなんですね。

さて、今回、留学先を首都のマニラではなくセブにした理由の一つは、リゾート気分も同時に味わいたかったから。

お勉強に来たのと同時に、日本での周囲の環境や日常生活から離脱して、ちょっとしたリゾート気分も味わえたら、より楽しく学習が捗りそうな気がしたのです。

ここでの生活はとても快適で、人生の自分へのご褒美でハワイに行くのと、感覚的にはあまり変わらないのです。

日本人の中には、外国への留学生活は、たまらなく辛かったという人もたくさんいらっしゃるかと思うのですが、私の場合は、周りの人たちを含め、環境に恵まれているのだと思います。

私たちのいる語学学校の周りは、大小のショッピングセンターや、たくさんの飲食店があり、学校の前の通りを少しだけ山側に上がると、セキュリティゲートのある高級住宅街の入り口につきあたります。

周りには、語学学校だけでなく、フィリピンの大学キャンパスもあり、ゴルフ場もあります。

とても環境が良いところで、もちろん治安も良く、ここから2〜3キロ先は、セブ島の中心街です。

とはいえ、学校の窓から見える景色は、手入れの行き届いた学校のプールのほか、こんな感じの「いかにも熱帯!」な、椰子とかバナナ(多分ね)が茂っている風景です。

セブ島の気候は、熱帯モンスーン気候です。

そう言いながら、中学生の頃、世界の気候区分と雨温図を、一生懸命覚えたことを思い出しました。 

あの頃、必ずテストに出題されていたので、必死で暗記したというのに、大人になってから役立つことなんてなかったのだけど、フィリピンにきて、「10月なら、だいたい気温と雨量はこんな感じかな・・・」なんて、昔覚えた記憶が蘇ります。

結局、学ぶことになんの無駄もないってことですね。

この時期のフィリピンは、雨季にあたる時期で、特に10月は年間雨量の一番多い時期なのですが、セブ島の雨季は、日本のように毎日ジメジメとした雨が降り続くわけではありません。

基本的には、雨季とはいえ、むしろ晴れた日の方が多い印象で、晴れている日の紫外線は強烈ですから、やはり常夏の国なんだなあと思います。

では、雨はどんな感じで降るのかというと、いきなり、半端ない量の雨がドカっと降るのです。 曇りの日はあっても、一日中、雨がダラダラと降り続くことはありません。

本当に、すごい量の雨が一気に降って、小一時間ほどでさっと上がるのですよ。

雨が降ると、たちまち道路は水浸しになり、川のようになります。

でも、みんな陽気で、楽しそうに暮らしているんです。 ここはとても素敵なところです。

もう一つ、フィリピンで英語を学ぶのに良いところは、フィリピン人の英語は、日本人にとってはとても聞き取りやすいということです。

アメリカ英語なので、わかりやすいということもあります。 何せ、マレーシアで風水を学んだ時、リリアンの言葉はイギリス英語でしたから、最初は聞き取りに苦労しました。 

私は、スイスやロンドンに本社のある会社で仕事をしていたことがあったので、まだ少しは慣れていたけども、BeBeは圧倒的にアメリカ英語の人なので、授業を受け始めてから数日経って、ようやく「リリアン言ってるカーンって、canのことなんだね〜⁉️」と気づいたというね。 

ネイティブなアメリカ英語の人にとっては、この「カン」の発音が、非常に気取って聞こえるらしいけど、私などは、そんなニュアンスなどさっぱりわからんのですわ。

とにかく、アメリカ人のネイティブは「リンキング」という、単語と単語を繋げて発音しますから、私のように英語のスキルの低い人間には聞き取りづらく、意味不明に感じることが多いのです。

フィリピン人の英語は、この「リンキング」が少なくて、とても聞き取りやすいです。 

そんなわけで、いろんな意味から留学先にフィリピンを選んで、大正解だったと思っています。

厳密には、それほど深く考えて選び抜いたわけではなくて、前からなんとなく、セブで暮らしてみたいと思っていたということが、一番の理由なんですけどね。

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