ウワサ話し

デコピンちゃんが教えてくれること

ドジャースの大谷翔平選手と、彼の愛犬のデコピンちゃんの始球式が話題になっていますね✨

大谷選手に抱っこされ、お揃いのユニフォームを着て登場したデコピンちゃんは、ピッチャーマウンドから上手にボールを咥えて、颯爽とキャッチャー役の大谷さんの元へ走ってボールを届けました。

大成功の始球式でした✨ 

嬉しそうな笑顔の大谷さんとハイタッチを交わしたデコピンちゃんの、見事に心の通い合った様子はとても微笑ましくて、犬好きの私なんか、思わず目を細めて動画をリピートしちゃいますよ(笑)

大観衆に注目される中、動じることなく真っ直ぐに飼い主さんの指示を見つめて、堂々と練習通りの動きができるなんて、ホントすごいことです。

犬だって緊張します。 それに、飼い主さんの感情を、敏感にキャッチしますしね。

少しでもいつもと環境が違えば、たとえ大好きな飼い主さんの指示であっても、ソワソワしちゃって、普段は当たり前にできることが、上手にできなくなっちゃうものなんですよね。
 

デコピンちゃんはふさふさの垂れ耳で、茶色と白のツートンカラーのとても可愛いらしいわんちゃんで、調べてみたら、「コーイケルホンディエ」という、とても珍しい犬種なのだそうです。

オランダの犬で、昔し、カモ猟でカモを誘き出すことに使われていた犬なため、「ダッチ・ディーコイ・スパニエル」とも呼ばれているのだとか。

なので、デコピンちゃんの本名、『Decoy(ディコイ)』の由来は、狩猟の時に「おとり」として使われた、この「ディコイ」なのではないかと言われていますね。

この犬種ですが、ウィキペディアによれば、

  • 体重は約7〜15kg、体高は35〜40cm。
  • 体高と体長がほぼ等しい。
  • 垂れ耳には豊富な飾り毛と垂れ尾を持っている。
  • 被毛は、真直ぐ、或いは軽くウェーブした長めの被毛を持っている。
  • 耳や腹、尻、四肢などには飾り毛があり、特に尾には豊富な飾り毛を持っている。
  • 元々猟犬であるため、ボール遊びなど十分な運動を必要とする。
  • 性格は、陽気で気立てが良い。フレンドリーで活発、環境適応性が広く遊び好き。頭もよく、飼い主や家族に忠実である。
  • 神経質な面あり、家族以外には警戒心が強い。賢い分、トレーニングが必要である。
  • あんな大きな球場で、大観衆に見守られる中、立派に始球式をやってのけたデコピンちゃんの様子からは、とてもしっかりとした存在感を感じましたが、体格は小型犬の部類に入るらしいです。

    犬が好きな方ならお気づきかと思うのですが、「頭が良くて遊び好き」な犬種だと言われている通り、デコピンちゃんはあの時も、飼い主さんとの遊びのつもりで、楽しくボールを運んでいるような様子が見られました。

    なにしろ、ボールを渡した後も、もっと遊べると思っている仕草が見られましたものね。

    我が家の愛犬であるチワワの”うきわ”もそうなのですが、好奇心が強く、明るく元気で遊び好きな性格の犬にとっては、訓練自体が楽しい遊びなんです。

    楽しく遊べて、そのうえ、うまく出来れば”おやつ”までももらえる訓練は、犬の方から「もっとやろうよ!」と飼い主に催促するくらいに、嬉しくて大好きな時間です。

    犬の躾に大事なことは、犬の持ち合わせる性質や知性の高さも確かに大事ではありますが、それ以上に、飼い主の知識と根気強さと、犬の性格に対する理解がとても重要になってきます。

    指示を与える立場の人だけでなく、ご家族全員が、同じコマンドを使うことを徹底することは大切。

    たとえば、犬のコロちゃんを呼ぶときに、お父さんは「コロ、来い!」と言い、お母さんは「おいで〜!」と言い、子供たちは「こっち来て〜!」と言うなど、みんなの言葉がバラバラだと、
    犬は混乱してしまって、自分を呼んだ人の元に行かなきゃってことを、なかなか理解できないんですね。

    他にも、やって良いことと禁じることを、全員がきちんと共有できていることも、とても大事です。

    犬がソファーに乗ったり、ベッドに登ることなど、同じ行動をしても、家族の中に許してくれる人と、毎回「ダメ!」と叱る人がいた場合、犬は当然、自分のやりたい方を強行しようとします。

    ですから、犬にとってのOKとNOなことが、家族全員が共通である必要があるんですね。

    また、犬に何か指示を出す際に、指示よりも、先に犬の名前を呼んでしまう人は多いものです。

    お手やお座り、待て、をさせたいときに、
    「コロ、お手、お手!」 「コロ〜、コロ!ほらお座り!お座りして!」 「コロ、待て!コロ、待て!待てだよコロ!」と言うふうに、
    いちいち名前を呼んだ後に、コマンドを繰り返す人って多いのですが、これだと、犬には指示の意味が伝わりません。

    犬の注意を引きたくて、つい、先に名前を呼んでしまうんですが、それよりも、まず、おやつなどを使って、犬の注意をこちらに向けておいてから短くコマンドを出した方が、犬はすぐに理解できますし、早く確実にコマンドを覚えてくれるものです。

    犬の注意をしっかりとこちらに向けて、集中力の全てを訓練に向けさせることができれば、子犬でも、驚くほどにこちらの指示に従えるようになってくれます。

    ただし、注意力が別のところに向いた時に、こちらの指示が耳に入らなくならないように、しっかりと集中させられることは、犬以上に、飼い主側の努力と忍耐力が必要になってくるんですよね。

    2020年のお正月明けに、虹の橋を渡ってしまった先代のチワワのうきわは、とても大人しくて、全く吠えることをしない、おっとりとした性格の犬でしたが、決して社交的な性格とはいえず、家族以外(彼女にとっては鮑義忠先生も家族でした)を、静かに拒絶する犬でした。

    同じ年の秋に新しく迎えた二代目のうきわは、先代と比べると、圧倒的に勇ましく、社交的でとても明るい性格ですが、どう言うわけか「家族を守る」という使命感に燃えており、困ったことに、知らない人には激しく吠えてしまうのです。

    興奮している犬を落ち着かせるのって、小さな犬でもなかなかのパワーが必要なものなんですよ💦 

    犬の注意を引いて、こちらに向けさせ、集中させるって、かなり大変なことです。

    大谷さんとデコピンちゃんには、強い信頼関係があることがよく分かりますが、同じくらいに、お互いに高い集中力を持ち合わせた二人・・・じゃなくて、一人と1匹なのだなあと、とても感心しちゃいました✨

    ペットは飼い主に似ると言いますけど、あの大観衆の中で、ピッチャーマウンドでじっと座ったまま、20メートル近く離れた飼い主さんの指示を待ち、ただ真っ直ぐに、健気にボールを咥えて走ることができたデコピンちゃんは、なかなかに凄い子です。

    そして、デコピンちゃんの注意を、ちゃんと自分の元に留めることができ、正確な指示を出すことができる大谷さんの、飼い主さんとしての指導力のスキルは、本当に素晴らしいものがあると思います。

    先代のうきわを飼っていたときに、正しい知識ををもってペットを、安全に幸せに過ごさせられる飼い主になりたいと思って、妹のBeBeと一緒にペットシッターの勉強をして資格をとりました。

    とはいえ、犬も猫も、みんなそれぞれの個性や性格がありますから、簡単に教科書通りに飼育ができるというわけにはいきません。

    考えてみたら、だからこそ、小さな命と一緒に暮らすことは、とても刺激的で、楽しくもあり、こちらが多くの学びを得られるものだと言う気がします。

    忍耐力も試されますし、寛容性も試されます。

    小さな命と共に暮らすということは、もちろん大変なこともありますけど、1日の中で、笑うことが格段に増えます。

    小さな命を大切に守るという使命を果たすために、家族同士の団結力も強まるものです。

    少々の大変なことよりも、幸せなことや喜びの方が、圧倒的に勝るのです。

    二代目うきわと、鮑先生の愛犬のダックスちゃん。 生後7ヶ月に入り、体重はうきわの2.5倍に成長しました。 

    今日もご覧下さってありがとうございます。
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