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村八分(むらはちぶ)

胸がざわつくニュースの見出しを見つけました。
 
『「村八分」訴訟 区長3人に110万円支払い命令 大分地裁中津支部』

「村八分」とは穏やかではない。 地方に住む人間として、なんだかこれは読み飛ばせないって気がしました。

大分県宇佐市にUターンした男性(72)が地元自治会で「村八分」のような扱いを受けて人権を侵害されたとして、歴代の自治区長3人と市に計330万円の損害賠償を求めた訴訟で、大分地裁中津支部は25日、区長3人に計110万円の支払いなどを命じた。

こういう話をきくと、地方というのは閉鎖的だったり、因習的な社会だと思われちゃうよなあ・・・と、自宅と拠点を九州に置いている私は、なんだかちょっとがっかりしちゃう。

法で裁いてでも、根本からなくしていってほしい慣習だ、と私は思う。

でも、これはなにも、九州の大分県に限ったことではなくて、地方に他所から移り住んだ人や、Uターンしてきた人でも、「村八分」的な扱いを受けたというトラブルは、いろいろと耳にするし、過去にはそれが原因で、大変な事件になったこともありますね。

こういうのって、田舎だからこそ残っていることなのかしら。

都会の人間関係にも、それなりに利点があって、逆に田舎の人間関係にも、良い所がたくさんあるはずなんだけど、田舎=暖かいという図式は、かならずしも約束されていないということなんですね。 

そもそも、村八分(むらはちぶ)というのは、「掟や秩序を破った者に対して課される制裁行為」であったらしいです。

ところで、私が初めて「村八分」と言う言葉を知ったのは、中学1年生の時でした。

ある朝いきなり、クラスの女の子に「おはよう」と声をかけても挨拶を返してもらえす、よそよそしい態度をとられるようになったのでした。

あとでわかったことですが、理由は、少し前に東京から転校してきた女の子と、私がとても親しくなったからだったそう。

私は、父の転勤の都合で幼稚園の頃から、転園、転校が多かったので、転入した時に「よそ者」扱いされる居心地の悪さや、勝手がわからないことの不自由さなどをさんざん味わっていました。

だから私は、転校してきた人には、自分から積極的に関わろうとする姿勢が身についていました。

東京から転校してきたエマちゃんは、とっても素敵な子で、東京では私服通学の学校に電車で通っていたそうで、とってもお洒落で、頭が良くて、私の知らないいろんなことをたくさん知っていて、ものすごく魅力的な子でした。

エマちゃんの話し方が、「なんかみんなと違うから」という、本当に田舎モンの発想って感じの理由で、エマちゃんと、エマちゃんとすっかり仲良しになった私は、クラスの女の子たちから仲間外れにされることになったのでした。

私は彼女のことが大好きで、だから、別に他の子達から、よそよそしい態度をとられたところで、「別にいいや、こういうの慣れてるし」と思っていたのだけど、確かに気分の良いことではありませんでしたけど・・・。

そんなある体育の授業の日のことでした。

その時の体育の先生というのが、大学を出て体育教師になりたての、若い女性の先生でしたが、授業中の雰囲気が、なんだかいつもと違うことに気が付いたようで、

「なんか今日、みんないつもと感じが違うね~」と声をかけたのですよ。

すると、クラスのリーダー格のN村K奈子ちゃんが、臆することなく言いました。

「うん、クラスのある人のことをね、村八分にしよーと(村八分にしてるんだよ)」

私が人生で初めて「村八分」という言葉を聞いたのがその時でした。 初めて聞いた言葉だったけど、なんとなく意味が理解できました。

先生は当然、「ダメよ、みんな仲良くしなさい。」と、注意してくれると思った。

だけど、先生はただ、「ふ~ん、そう」と言っただけで、あとは何事もなかったように授業を終えて、行ってしまったのでした。

ああ、世の中こんなもんなんだな、先生になんか、期待するだけ無駄なんだ。 と、あっさりと受け止めた出来事でした。 かなりがっかりしましたけどね。

お陰様で、とても幸せなことに、私はそれよりも前にも後にも、素晴らしい先生にたくさん巡り合えたし、人生の中で、今でも「恩師」と心から尊敬できる先生がたくさんいます。

だから、たったそれくらいの出来事で、教師についてマイナスなことを語るつもりもないのだけど、とにかくそんなことがあって、私にとっては「村八分」という言葉は、決して忘れられない、心に刻まれた言葉だったりするのです。

さてさて、今日は大好きなアトリエ桜坂AZUL(アズール)さんのお菓子を買いに行きました。 

可愛らしいだけでなく、素材にこだわっていらっしゃるので、安心していただけるうえに、とっても美味しい♡

福岡の料理研究家の武陽子さんの主宰なさる「AZUL」さんは、「安心安全」「美味しい」「可愛い」をコンセプトになさっているのです。

婦人画報のお取り寄せにも掲載されているので、ご存じの方も多いかも♬

ひとつひとつ、丁寧に手作りされているアイシングクッキーは、つい「食べるのがもったいない…」と思ってしまいます。 

眺めているだけで、とってもハッピーな気分になれるのです。

博多でしか買えない、限定アイシングクッキーは、博多にわかのお面のモチーフや、「明太子」のモチーフもあって、とっても楽しいのです。 特に寅ちゃんなんか、たまらなくキュートで、私の一番のお気に入りです。

薬膳のペットのおやつも作っていらして、うきわちゃんには「お芋」のおやつを買いました。 

わんちゃんのボトルが可愛くて、妹のBeBeの分とお揃いにして買った「アロママスクスプレー」は、マスク意外にも除菌スプレーとして活躍してくれる、オーガニック天然アロマ100%の安心素材です。

気温が上がってきて、ますますマスクが鬱陶しい季節になってきました。 せめて天然アロマの良い香りで、気持ちをスッキリ軽やかにしたいのです♡ 

自分を喜ばせることは、自分で作ってあげなくちゃね♬

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