ウワサ話し

お盆のタブー

子供の頃、大人たちが口にする「うらぼん」という言葉を聞いて、勝手に「裏盆」なんだと思っていたのですが、どうやらこれは「盂蘭盆(うらぼん)」のことであったらしいということに、わりと最近気づいた私です。

お暑うございます。

東京のほうは、7月にお盆の行事をなさる方も多いようですね。 地方の風習によって違いはあるようですが、お盆は8月13日〜15日の期間という地域が多いみたいです。

九州は、8月13日からがお盆です。 昨日、私もお墓掃除に行ってきました。 

日焼けしたくないのでキャップオンパーカーの完全防備。 ヒップホップのダンサーか、ダンス下手そ~やわ、などと自分にツッコミいれながら、霊園に向かいました。

それにしても、たまらない暑さでした…。 

霊園の中に数か所ある水道が、あろうことか何故かすべて断水になっていて、一度、ふもとの管理事務所のところまで降りて水を汲み、また戻って…。 結構な大仕事でした。

ああ、ご先祖様、頑張った私にご褒美をください(笑)

帰宅してから、盆菓子やお盆花を飾って、お盆の支度はOKです。

今年はこんな状況なので、お盆の帰省を中止になさった方も多いのではないでしょうか。

特に、お里帰りを中止されたことで、代わりに近くの海や川に遊びに行こうかと思っていらっしゃる方は、せめてお盆のこの期間は水辺にお出かけになるのはおすすめいたしません。

昔から、お盆の間は、海や川などの、水場で遊んではいけないと言われています。

ご先祖様があの世から戻ってくると言われているお盆のの間は、地獄の釜の蓋が開くともいわれていて、この時期は、霊がたくさん集まってくるのだ・・・と、私は子供のころから聞かされていました。

水場は、淋しい霊がたくさん集まったり、水難事故で命を落とした方の霊も彷徨っているから、お盆のあいだに水場で遊ぶようなことをしてはいけないと。

「いやいや、そんなの迷信でしょ?」と、多くの方が思っていらっしゃることだと思います。

ですが、この時期に、川や海が危険な理由はちゃんとあって、この時期の川は、上流のほうで大雨が降れば、急に水量が増え、水流も早くなることから、非常に危険なんですね。

また、川の水は、意外に水温が低いこと。 これも、危険な理由のひとつです。

また、海は台風が多いこの時期特有の髙波や、離岸流が発生しやすいことから、あっという間に波にのまれたり、岸から遠くに流されてしまったりすることが、「昔からよく起こっていた」のです。

経験則での話しは出来ても、科学的に理論立てて説明ができなかった昔の人達は、小さな子供たちに、危険だということを伝えるために、「お盆にあの世から戻ってくる霊」や、怖い「河童」の仕業だとしていたのですね。 

むしろその方が、子供たちの素直な心には理解がしやすいし、確実に危険を意識づけることが出来たのだと思うのです。

今年は、先週末から長いお盆休みに入っていらっしゃる方も多いのかもしれませんね。

どうぞ、楽しい休暇をお過ごしになりますように。

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POSTED COMMENT

  1. KOKO より:

    Aya先生、こんばんは。
    いつも、お世話になってます。

    確かに子供の頃、この時期になると
    「海に行ったらいかんよ、今から地獄の釜の蓋が開くけんね~、連れていかれるよ~」と言われてました(懐かしい)
    我が家ではこれに加えて
    「イラ(クラゲ)もいっぱい出るけんね~」とも。

    川の危なさ、高波や離岸流の事は今回初めて知りました。
    大人になった今、更に納得です。

    • Aya より:

      KOKOさま
      こんばんは♡ コメントありがとうございます‼
      そうそう‼ クラゲが出始める頃でもあるんですよね‼
      刺されるとスゴク痛い…
      そうそう、「イラ」っていうんですよね♬
      ちょっと久しぶりに聞きました~(喜‼)

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