アート

自分の使命の確認のしかた

先週の神戸は、お天気続きだったこともあって、結構暑くて、半そでのワンピースでちょうど良いくらいの気温だったのに、福岡に戻ってきてここ数日で、急に寒くなってきました。

いきなり気温が下がってきたので、明日からの東京出張に着るつもりだった服を急遽大変更です。 今、トランクに入れる服をどれにしようかと悩んでいます。 

ところで今朝、手彫りの制作をお願いしていた「彩」の落款印が、完成したという連絡がありました。

落款印というのは、書画の作品などに押された朱色の印で、名を記す意味以上に、「自分の作品である」というしるしとなるものです。 

苗字の印章や、実印や銀行印、認印などとは違い、遊び心で使うのもまた粋なもので、書画は、たとえ私のような未熟者の作品であっても、これを押したとたんに、作品がぐっと引き締まり、すごく趣が増すんですよね~♬ (なんだか上手っぽくみえちゃうわけよ♪)

そうそう、よく私たちが言っている「印鑑」というのは、印を紙に押した状態のやつで、木や石でできた名前が彫ってある「押すほうのやつ」が「ハンコ」です。 印章とか、落款印とかって呼ぶのが正式らしいです。

これが私のお仕事用の「印鑑」です。  彩とAyaを一緒に入れていて、鑑定書など、大事なものに付けています。

Ayaのラブスピをスタートして、「彩(Aya)」の名前での活動がずいぶんと定着してきたころ、これまで使っていた本名を彫ってある落款を、失くしてしまったのです。

それが、自分で言うのも何なのですが、私は始末がそんなに悪いほうではなくて、特に大切なものは子供のころから、どこにしまうのか場所を決めて管理するので、物を探すことってあんまりないんですよ。

(とはいえ、最近は結構ぼんやりしていることが多くなって、洋服や持ち物の整理をしていたら、買ったことを忘れてしまいこんでいたものを発見することが結構多くて、反省ばかりなんですけど)

その落款印は、ずっと以前に、かな書道を習っていたころに師事していた先生のご紹介で作ってもらったもので、正直、お安いものではなかったので、当然大切に扱っていたはずでした。

ところがある時、どれだけ探してもどうしても見つからなくて。その当時は、落款印は年賀状に押したり(そのころはまだ、一枚一枚手書きしてたんです)、手紙を書いたときに押す程度で、それほど頻繁には使っていなかったのですが、大事なものですから、使ったら必ず、すぐに所定の場所に戻していたのですけどね~。

考えられるとしたら、間違ってゴミ箱に落ちてしまったとか? ほかには本当に「消えてしまった」としか考えられないのです(笑)

それからずっと、新しく作らなくちゃ…と思っていたのですが、なかなか機会がなくて。

「落款印が失くなっちゃったんだよね~、不思議なんだよ。」と、しきりに首をかしげる私に、妹のBeBeが言ったのでした。 「のほうがメインになったって意味じゃない? だから自分からいなくなっちゃったんだよ、きっと。」

私の本名を彫ったその落款がなくなった時期を振り返ると、パワーストーンのご依頼だけでなく、風水のご相談や四柱推命の鑑定のご依頼も増えてきて、「彩」として活動の基盤が整ってきた頃だったように思います。

名前は使えば使うほど本物になると言われています。 字画のためなどに改名したりした場合、ノートにひたすら新しい名前を書きつづってでも、できるだけたくさんその名を使うようにしたほうが良いと言います。

私も、戸籍上の名前よりも、「彩」の字が、定着してきたということだったのかな。 でも、そのころはそれほど深く考えていなかったのですけど。

「源氏名(げんじな)」の由来は、もともとは宮中の女官の名前だったものが、その後武家の奥女中に受け継がれ、その後江戸時代頃からは、遊女や芸者なども使うようになったものだと言われています。

現代で、キャバ嬢の方や風俗業界の女性が源氏名を使うのは、本名を使うとその業界から抜けられないとか、結婚できないとかというジンクスがあるからだと聞いたことがあります。 もちろん人によっては、身バレを防ぐ意味合いもあるのかも。

占い業界で源氏名を使うのは、相談者から受ける「厄をそらす」ためです。 本名で仕事をすることで、自分の命を削るのを防ぐ意味合いもあるんですね。

私の「Aya」は、本名に近いけれど、あえて色彩の「彩」の字を活動名に決めたのは、彩(いろどり)豊かなパワーストーンの美しさとパワーを伝えたいという気持ちがあったからなんです。

「采」の字は、木の実を手で取る姿を現したもので、となりの「彡(さんづくり)」は、「形」や「影」の文字にも使われている流れるものですが、つややかに輝く美しい髪を表しています。

木から実を取ることは、木の「色をとる」こと。 色で髪を飾ることで美しくいろどるという文字なんですね。 

「彩」は「いろどり」と読むほか、美しいという意味もあり、「姿、形、様子」などを表す意味合いもある文字です。 

様々な色合いを持ち、美しく輝くパワーストーンが、あなたの心をキラキラと彩るために繋ぐ役割ができるように、自分に「彩」とつけるのには、何の迷いもなくすぐに決定したことでした。

今は、パワーストーンだけでなく、風水や八字(四柱推命)を使うことで、生活空間や生き方に鮮やかな「彩(いろどり)」をプラスしたいという願いも加わっています。

ところで、私の本名のほうの字は、特に複雑な漢字ではなく、小学校の低学年で習い、誰もが日常で頻繁に使う機会のある文字です。 

ただ、字の通りに読んでもらえることが「絶対にない」と言えるほど、通常には使わない読みかたをあてているため、子供のころから呼ばれた名前をいちいち訂正せねばならず、とても厄介に感じてきました。

自分の名前の読み方を、人に説明しないといけないような名前を付けられた人というのは、生まれてその名を授けられた瞬間から、人に何かを伝えたり教えたりしないといけないという使命を同時に与えられたということなのだそうです。

私は、ある時、その話を聞いたときに、なんだかストンと腑に落ちた気がしました。

名前は生まれて最初に贈られるギフトだと言う人がいます。 生まれてきた意味と、今生に与えられた使命とは別に、名付けられた名によって役割を課せられるというのも、与えられた側にとってはなかなかに大変なことであるような気がします。

自分の生き方が正しいのか、何をすべきなのか、どう頑張ればよいのか、頑張って生きていればいるほど、ふと疑問に思ったり、不安になったりするときがあります。

そんな時は、自分の名前の意味を改めて詳しく分析して、生まれて最初に与えられた役割にしっかりと目を向けてみるというのも良いかもしれません。

使命は氏名と同じ響きです。

私は、2つあるそれぞれの名前の使命をしっかりと果せるように、常に初心を忘れず、常に謙虚な心をもって頑張りたいと思って、今回、「彩」の字と本名での2つの落款印を彫ってもらうことにしたのでした。

まだ手元に届いていないので、あえてお披露目はしませんが、私のできることをしっかりとやったという気持ちをこめて、そのしるしの落款を押せるよう、これから気持ちを新たに頑張っていきたいな~と思っています。

さてさて、夜が明けたら東京に向かいます。

今回お目にかかれるみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

※日曜日の新宿のセミナー会場は、「ルノアール新宿区役所横店」から、前回と同じ「ルノアールビックスビル店」に変更となっております。
お越しくださる皆様は、どうぞお間違えの無いようにお願いいたします。 13時スタートです。

今日もご覧くださり、本当にありがとうございます。


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