季節のおはなし

鬼月に注意することと食器が割れる意味

鬼月に入りました。

中華圏では、鬼月は「不吉な月」とされていて、この時期には、大きな契約や結婚式などの慶事、新居の購入、引越し、そして、家のリフォームなどは、できれば控えた方が良いと言われています。

何故ならこの時期には、あの世からこの世に霊が戻ってきて、彷徨う霊がそのあたりをうろうろとしている、とされているから。

日本でも、昔から「お盆の時期は海や山には行ってはダメだ」と言われていたのと、同じ感じですよね。

鬼月は「霊が人間界に自由に出入りする時期」だから危険だ、という理由です。

なので、引越しや、リフォームで家の工事をするなどは、騒がしくして霊を刺激してしまうと考えられています。

要するに、私たちの生活の中で、大きな動きとなることは、エネルギーを動かすのでよろしくない、というわけです。

大きな家具を移動させること、それから家を壊すようなことだと、たとえ壁の一部であったり壁を塗り替えるというようなことでも、エネルギーを動かしますから、すなわち「霊を刺激する行為」なのだとされています。

思うに、昔の人が「霊の仕業だ」と考えた大きな理由には、「この時期に、このことを行ったせいで、こんな悪いことが起きたのだ」という発想につながるような、何かしらの不運な事象が起こりがちだったのではないか、と私は考えています。

人は、特に不運な出来事に対しては、「何故こんな悪い出来事が起きたのだろう……?」と、一生懸命に理由を探すものです。

そういう時に、「もしかして、鬼月だからなのでは?」ということにつながったというケースが、他の時期よりも多かった、ということなのでは?と、私は思っています。

今年は、閏月に続いて鬼月に入るうえ、その前には土用の期間があって、エネルギーの安定しない時期が何ヶ月も続くこととなります。

この時期は、新築でもリフォームでも、できれば自分の住む場所であるなら、工事自体を見合わせ、できるだけそっと、時期を待ったほうが良いかと思います。

この時期は、できれば海や山へのレジャーは控えた方が良いとされていますが、旅行というよりも、夏休みの終わりの時期ですから、何かしらの移動の必要がある方も多くいらっしゃるかも。

十分にお気をつけて、移動の乗り物の時間をきちんと把握なさっておくことや、十分にゆとりを持たせて、移動のスケジュールを組むといった対策を、普段以上にしっかりとなさることをおすすめします。

鬼月のお守りは、お忘れなくですよ。

鬼月に入った一昨日の夕方、バタバタとお夕食の支度をしていたら、食器棚から一つお皿が落ちて、見事に割れてしまいました。

食事の器は、割れることで 悪い気や不運を引き受けてくれたというスピリチュアル的な解釈があります。

特にお気に入りや長く使っていた食器が割れてしまった時は、愛着がある分、余計にガッカリ感も大きいものですが、「自分に来るはずだった災いを代わりに受けてくれた」と思うと、感謝してお別れしようという気持ちになれます。

割れる、ということは「縁が切れる」「関係の形が変わる」サインとも言われていて、何かを「断ち切る」ということ、あるいは「断ち切れた」ということのしるしでもあるという考え方もあるようです。

「パリン!」と派手な音を立てて割れる、ということで、心に大きな衝撃を感じます。 これによって、「気をつけて過ごしてね!」という、注意を促されているというスピリチュアル的な解釈もあるようです。

確かに・・・❗️ ありがたい警告です。

どなた様も、十分に気をつけて、お健やかにこの時期をお過ごしくださいませ。

いろんな雑用を片付けるのに、午前中から駆け回っていて、ふと、起きてから何も口にしていないことに気づいた昼下がり……スタバに寄って、ひとときの休息✨ 私にとっての、ささやかな贅沢です。

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