ウワサ話し

No Barbenheimer!

この騒動に、怒りしかない。

久しぶりに、不快感あらわに怒っております。

「映画自体をぜったいに観ない❗️」と怒っている人もいらっしゃるらしいけど、私はこの問題は、映画そのものではないと思うの。

これを、冗談のネタとして「面白い」という発想になることが、問題だと思うの。

唯一の被爆国である、私たち日本人にとっては、原爆のことを軽く笑いのネタにされるなんて、国民の尊厳を踏み躙られたのと同じことではないですか。

何の話しをしているかというと、

女の子たちの憧れ、あの『バービー』を実写化した映画『Barbies(バービー)』と、「原爆の父」ロバート・オッペンハイマーを描いた映画『Oppenheimer』の同じタイミングでの公開に合わせて、SNSに、ファンたちによる、悪趣味極まりないコラージュ作品の投稿があったそうです。

どう言ったものかというと、バービーのヘアスタイルを原爆の「キノコ雲」に変えたものとか、爆風を思わせるような背景に、バービーとオッペンハイマーの画像をコラージュしたものなどです。

あり得ないことですよ。

これらの最悪としか言いようのないファンアートに対して、最近、TwitterからXに変わった、『バービー』米公式Xが、あろうことか好意的な返信をしたらしいの。

当然、批判が殺到したらしいですよ、そりゃそうでしょう。

そこで、それを受けた『バービー』日本公式アカウントが謝罪をしました。

いや、日本サイドとしては、まずそこ、謝るよりも、もっと大事なやるべきことがあるのでは??と私は思った。

この二つの映画のタイトルを組み合わせた造語、「Barbenheimer(バーベンハイマー)」が、今、ミームとして広がってるのだそうだけど、怖いのが、この騒動を肯定する動きとして「Yes! Barbenheimer」の声も上がっているらしいことです。

う〜ん、この映画がセットになったということ自体に、罪はないのだろうけど、欧米の感覚として、ヒトラーとバービーの映画が抱き合わせだったからといって、この2本をコラージュして茶化して面白がるようなことをすようなことをするだろうかと。

つまり、同じようなことではなかろうか?と。

そもそも、歴史的なことが正しく伝えられていないこと、過去のこととして風化させようとするような風潮に対して、私は異論を唱えたい。

公平に、正しく事実を伝えることと、誰もが平等に、正しく知る権利と義務があるのではないかと私は思う。

そういえば、以前、韓国の人気グループBTSのメンバーが、原爆Tシャツを着ていたことが問題になったけども、HIROSHIMA、NAGASAKIを、ファッションロゴの一つのような感覚で捉えることも、やめてほしいと思う。

ましてや、原爆投下を、「仕方ないことだった」とか、「当然のことだ」という考えに導くような教育や、歴史的な事実を捻じ曲げて伝えることや、間違った情報操作をしないでほしい。

世界中の人に、現在も、この日本という国に残され伝えられているあの惨状を、きちんと発信し、正しく知ってもらうことは、我々日本人の大切な役割ではないのかと、以前から私は思っています。

広島と長崎への原爆投下は、20万人以上の民間人をあっという間に大量虐殺したという、とてつもなく罪深い行為です。

その後も、多くの人が苦しみ続けました。

私たち日本人は、この出来事を正しく後世に伝えてゆく使命があると思う。

「同じ過ちは二度と繰り返しません」というメッセージは、国内にだけでなく、全世界に向けて発信する必要があると思うのです。

さて、大久保真祖廟の前の「占いエレナ」さんでの鑑定ですが、予約が埋まってしまったお知らせができぬままで失礼いたしました。

せっかくトライしてくださったのに、予約が取れなかった方、ごめんなさい。

また、お暑い中、新大久保までお出かけくださいました皆様、先日は本当にありがとうございました。

不安の闇の先に灯る、一筋の光となるようなアドバイスができますよう、これからも努力精進してまいります。

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POSTED COMMENT

  1. emi より:

    2週間前、小6の次女と広島へ行きました。夏休みの自由研究のテーマを「平和について」にしたためです。
    資料館とガイドブック見てサッと終わらせるつもりでしたが、原爆ドームに毎日通われている胎内被爆者のボランティアガイドさんに声をかけられ、暑い中3時間もガイドしてくださいました。徒歩で爆心地にも連れて行っていただき、近くの墓地では墓石に触ってごらん、と、熱線を浴びた所と影になり浴びていない所の違いも教えてくださいました。公園内の、通常では絶対に見逃すであろう碑なども一つひとつ丁寧に説明していただき、もう自分がどれだけ原爆について無知であったかとショックを受けました。
    今回の関係者の方々は学びが足りなかったんだと思います。日本でさえ、平和学習の時間なんて本当に少ないです。太平洋戦争においては日本は悪くない、とは言い切れませんが、原爆の恐ろしさは誰もが正しい知識を持つことが大切だと思いました。

    • Aya より:

      emiさま

      コメントをくださり、ありがとうございます。
      お嬢様は、とても立派な課題に挑まれましたね。 本当にご立派です。
      柔らかで、無垢な優しいお心を痛めながら、頑張られたことかと思います。

      私も子供の頃、両親に連れられて、原爆資料館をはじめ、
      被曝関連の様々な場所を巡ったことがあります。
      大変な衝撃を受けたのを覚えています。
      他にも、鹿児島の知覧の特攻基地の資料館など、
      小さな頃から、旅先では、楽しい場所だけでなく、
      こういった場所にも連れて行ってくれた両親には、
      きっとそれなりの思いがあったのだと思い、感謝しています。

      時間の経過とともに、辛い体験を、心に留めていらっしゃる方がだんだんと少なくなっています。
      風化させないように、何かできることがないのだろうかと思うのですが、
      何も出来ずに、苦しい気持ちでおりました。
      お嬢様のような方達が、受け継いでいってくださることを知り、希望の光が灯ったような気がします。
      ありがとうございます。

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