私が尊敬する人はたくさんいるのだけど、今年の春、私が注目する、新しく尊敬する女性がまた一人増えました♬
その方は、あの「東京大学」の今年の入学式の祝辞を述べられ、話題になった上野千鶴子先生です。
ご存じの方も多いかと思いますが、「ご入学おめでとうございます。あなたたちは激烈な競争を勝ち抜いてこの場に来ることができました。」という言葉で始まるこの祝辞、とても素晴らしいもので、私は非常に感銘を受けました。
ただ、この祝辞には賛否両論あったとのことで、当然、「賛」はわかるが「否」もあるのかと、私はひっじょーに驚いたのでした。
世の中には本当に、いろんな考えの方がいますね。
そしてどれも正論だったり、どの意見にもきちんとした根拠があったりするもので、世の中にはけして正しいことはひとつだけではないことが多かったりするものなんだと思います。
さて、この祝辞の中に、
「女子は子どものときから「かわいい」ことを期待されます。ところで「かわいい」とはどんな価値でしょうか?愛される、選ばれる、守ってもらえる価値には、相手を絶対におびやかさないという保証が含まれています。」
というくだりがあります。
いかに社会で可愛らしい女性が求められるか、要するに、性差別による理不尽さをとても冷静で、公平な視点で語っておられるのですが、もちろん私は東大の出身ではありませんが(そんなことわざわざ言わなくてもみんなわかってるって‼)このお話にはとても共感でき、納得でき、同調しまくりだったのです。
で、さらに上野先生の祝辞は
「こういうことを研究する学問が40年前に生まれました。女性学という学問です。
私が学生だったころ、女性学という学問はこの世にありませんでした。なかったから、作りました。」
と続くのですが、
実は、幸運なことに、私はかつて通った短大で、たまたまこの「女性学」という学問を学びました。
今思えば、とても有難く恵まれたことだったと、その環境を与えられたことに感謝しています。(なにしろ、この学問に特化して目指したわけでも専攻していたわけでもなかったので)
私は、自分が女であることが結構気に入っていて、生まれ変わったら絶対男がいいとか、これまでに思った経験がないのだけど、女だからバカにされて悔しいとか、女だからこんな目に遭わされて悲しいとかいう経験は、人生でイヤってほど経験してきました。
もう、クッソォォ~‼ってくらいに。
私は、男女の性差はそれぞれの特性を生かして、お互いが助け合って生きてゆくことが自然かつ理想の形であり、そもそも性差の特性が違うのだから、対等になろうとか、勝ち負けで考えるべきことではないという考えなのだけど、
世の中、なかなかそうはいかないのよね…。
女性に学問は必要ない的な思想が、なんだかんだ言って、この令和の時代になっても、変わらずどこかしら残っている風潮があったりする。
それは、上野先生がおっしゃるように、女性が男性を脅かす存在であってはならないから。
ホントに、すっごくあほらしいこっちゃな~と思うのです。
私は、むしろ、女性にこそ学問や様々な知識を得ることが必要だと思うけど。
いえ、けして男性は体力重視で知力は低くていいとか、そんな話ではなく、そんなこと思ってもいないのだけど、
あくまで女性は少々バカなほうがかわいくて良いと、本気で思っている人がいるとしたなら、それは非常に残念だし、無知って、つくづく人を傷つけることがあるなあ~と思うことがあるのです。
「一を聞いて十を知る」と言う言葉があるけども、これは論語の中の言葉で、物事の一部を聞いただけで全部を理解できる。 賢明で察しのいいことのたとえです。
ですが、知力の低い方と言うのは10の中の1に特化して、そこだけに突っ込んで人を非難したりする。 要するに、視野が狭くて発想力が貧困なのです。 そういう人ほどカーッとなりやすいから、思い付きで後先考えずに、すぐに人を攻撃したりする。
いや、ホント、こういうのって非常に残念だ。 これが特に女性ならなおのこと。
なんで女性だと余計に残念かって、だって人の脳の構造は、右脳と左脳をつなぐ神経線維の脳梁の大きさが、男性より女性のほうが20%も大きいことがわかっているんです。
ということは、男性の脳が理論的に必要なことだけに集中して物事をとらえることに対し、女性の脳は全体を使って幅広い知識と情報を活用しながら物事を考えることができる(はず)
これはどっちが凄いとか、偉いとかって話ではなくて、女性なら女性の特性を活かしたほうが良いってことを言いたいのです。
そして、そもそも脳の中にインプットされてる知識や情報が貧困であれば、当然考え方も狭くなるし、発想力も貧困になるってことではないですか。
だから、ちょっとした刺激に敏感になって、すぐに人を攻撃したりするのね。
よくご相談を受ける、ママ友間のトラブルとか、会社の同僚のトラブルメーカーの女性なんかの、原因となるタイプがこういう人だって気がします。
いやこれってホントに、つくづく残念やわ~。
学歴と、教養や知識力は全く違います。 社会で、最終学歴が高い人が確実に人間性が優れてるなんてことは、ありませんものね。
かくいう私も、けして立派な学歴があるわけではなくて、知力も低くお恥ずかしい限りだけど、だからより知識力を高めようと思って頑張ってます。
次回は、なぜに無知は人を傷つけるのかってお話を詳しくしたいと思います。
さて、アメブロも更新してます。 「ばち当たりの法則」 お話しが、さりげなくリンクしてますので、ぜひこちらもお目通しいただけましたら嬉しいです。
上野千鶴子先生の祝辞はこちらです。興味のある方はこちらもご一読くださいませ。
「平成31年度東京大学学部入学式 祝辞」
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