人間関係

ご先祖さまの贈り物(メモリアルデー)

明日、ハワイはメモリアルデーです。 メモリアルデーは5月の最終月曜日。アメリカの戦没戦没将兵追悼記念日です。

明日、オアフ島のアラモアナビーチパークで大規模な灯篭流し(ランタンフローティングセレモニー)が行われます。 花火も上がるかな♬

ハワイでは戦没将兵に限らず、亡くなった方をしのぶ日。 日本のお盆みたいな感じでしょうか。

この期間、ハワイではメモリアルデーのセールがあります。 今日は午後から、妹のBeBeと一緒に、ショッピングに出かけました。 いろんなお店をあれこれ見て回ったのだけど、私は特に欲しいものが見つからず、贈り物だけを選んでほぼ手ぶら状態で帰ってきちゃいました。 どうしたんだ、あたし‼

でも、贈り物だって大切なお買い物・・・プレゼントする方のことを思いながら、贈り物を選ぶのってホントに楽しいのよね。贈り物って、モノだけでなく、気持ちも一緒にあげるものだから、自分主体にならずに相手の気持ちになれることが、とっても大切だと思うのです。

贈り物といえば…メモリアルデーなせいか、ふと思ったことがあります。 八字(四柱推命)に「天徳(てんとく)」というものがあるのですが、これは残念ながら、私にはついていないのだけど、どんなものかというと、生まれる時に与えてもらったラッキーというか、神様やご先祖さまからの贈り物って感じのものです。

いろんな才能とか、人生において、何かと恵まれたラッキーをもらってるってことなの。 嬉しいですよね。

でも、この「天徳」がついてなくても、誰もがご先祖様からはいろんなギフトをもらっているんです。 見守っていただいているということも含めて。

成功している人の多くが、先祖供養をきちんとしているという共通点があるという話をきいたことがあります。ただ、立派な仏壇などを自宅に置くことだけがきちんとした先祖供養というわけではないと私は思っていて、あくまで感謝する気持ちがあるかないか、それが大切なのではないかと思うんです。

先祖を思うというのは、実際には会ったことがないにしても、自分のひいおじいさん、ひいおばあさんの代からを自分の身近なご先祖様として感謝の気持ちを持てば良い、という話を以前きいたことがあります。 

確かに、自分とゆかりのある先祖だとはいえ、当然会ったこともない、ずっと古い人たちのことを、漠然と「ご先祖様~」と慕うというのも、なんとなくリアル感が持てないものです。

お家の宗派によって、いろんな供養の仕方や奉り方があると思うので、本来はそれに従うのが一番だと思いますが、特にご両親やおじいさん、おばあさんの代から、そういったことを省略してこられたお家だと、特にお家の中での決まり事もないと思うので、供養といってもどうしていいのやら…という方も多いかと思います。

世の中には、先祖供養の仕方が間違っているから不幸が起きるんだ~!なんて脅かす人もいますから、ますますどうしていいかわからない。 だったらさわらぬ神に祟りなしなのかなって方もいらっしゃるかも。

だったら、いつもただ「感謝する」という気持ちがあれば、それだけでもいいのではないかしらって私は思っています。 ご先祖さま方が頑張って、自分の近しい人たち・・・両親や、おじいちゃんおばあちゃん、そしてひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんを、一人前に育てあげてくれたわけです。

「いつも見守ってくださって、ありがとうございます。」という気持ちを忘れないこと、それが大切なのではないでしょうか。

ハワイのメモリアルデーの灯篭流しに参加なさる方たちも、きっとそれぞれが、そんな思いでいらっしゃることでしょう。 ご先祖様に限らず、天国に召された自分の近しい方や大切だった方のことを思って過ごされるのだと思います。

明日の夜、アラモアナビーチは何千もの灯篭の柔らかな灯りで幻想的に彩られます。

今日の応援も、よろしくお願いいたします♬

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