「ありがとう」と「当たり前」

今日の福岡は、朝から晴れやかで暖かな気持ちの良いお天気です :smile3: 皆さんから暖かなお見舞いコメントやメールを頂戴しまして、本当に幸せモノの母は、お陰さまで、日に日に回復しております :smile2: 今日は土曜日なので、母の通院している病院は午後から休診ですから、朝のうちに母を病院に連れて行きました。 点滴やその他のことで、だいたい2時間近くかかるんですよね :su1:

昨日は、その間に出来る限りの用事を済ませようと車を走らせ、市内を駆け回ったのですが、なにしろ週末なこともあり、迎えの病院に戻る途中が大渋滞… :gaaan3 :ase: 子供さんを預けている保育園のお迎えの時間が迫って焦りまくる、忙しいお母さんの気持ちがちょっぴりわかるような気がしました :nageyari:

数日前までは、一人ではまともに歩くこともできないくらいで、横になるのにも手伝いが必要なほどの状態だった母ですが、この穏やかなお天気のお陰もあって、今日あたりはお茶を飲んだ後も、少しの間は椅子に座って体を起こしていられるようになりました。 たかが風邪、されど風邪ですね…。

私はというと、今日も母が点滴をしている間、一度家に戻り、お洗濯やお掃除をバタバタとこなし、また母のお迎えに行き、お薬を取りに行き、自宅に戻ったら「お蕎麦なんかが食べてみたいかな :smile1: 」と言い出す母の為にお蕎麦をこしらえ(まさかそば打ちからはやりませんが(笑)… :roll: )・・・気がついたらもうお昼はとうに過ぎていて、「はっ! 私、早朝から今まで、全くの飲まず食わずだわっ 8-O :!: 」と気が付く始末…。 

ご家族のご病気が長引いて、ずっと看病を続けていらっしゃる方など、きっと何年も毎日こんな生活をなさっているんだろうな…と思うと、そんな方たちを助けるシステムがもっと発展すればいいのに…なんて、本気で考えちゃいます。

何事も、自分がその立場に立たって経験してみなければ、大変さもありがたみもわからないものだとつくづく思うのです。 そういった意味では、いい体験させてもらってるな~と思ったり :smile1:

「ありがとう」の反対の言葉は、「当たり前」だと言っていた人がいたけれど、いろんな意味でその言葉の深さを感じます。 そう思って改めて考えると、この世の中に、「当たり前」なことなんて、何一つないですね。 そもそも、当たり前であることが、「有難い」ことなんだ~ :smile1: ってしみじみ感じます。 そう思うと、ささやかなことにでも、「ありがとう」って言うことができますね :happy:

先日、ある方からこんなメールを頂きました。 (ご本人様のOKを頂いたので、メールの一部をそのまま掲載させて頂きます :smile1:

ちょっと思ったことがあって…釈迦に説法ですみませんし、うまく言えなくて伝わらなかったら、流してくださいね^^;

「良心的」な方や店に多いのが、「いただいたお金以上に満足していただく」という姿勢があるような気がします。 「この店は、支払った以上の価値をくれたなあ^^」と客が思ったら、お店は、代金+感謝を受け取って、つり合いがとれてるんではないかな、と思います。 その感謝が徳になり、店や人を守ることにつながっていく、と。

ところが、最近のテレビや雑誌を見ていると、お得情報、が氾濫して、店はどんどん「サービス」せざるを得ないようになっている(以下「・・・気がします」「・・・ではないかと思います」は省略します^^;)、

そうなると、料金以上の満足が、店側の利益を削って行われかねなくなるのに、「お得情報」で行く人は、料金以上のモノが出てこないと「損をしたような」気分になる、そうすると、がんばってるのにそれが通じない、ということが起こってくる、そうなると、良心的ならば、立っていけない、または、何かを削って維持しなければならない、ということになります。

韓国に行って感じるのが、「値段交渉やおまけの要求は当たり前」みたいになってることです。 向こうが、「これ以上はムリ」となったとき、「そうですか。ここまでやってくれてありがとう^^」ならいいのですが、「ケチ!あの店は(あの店員は、前来た時は)やってくれたよ!」みたいな感覚があるようです。

愚痴入っちゃいましたが(ごめんなさい)、「得するのが当たり前」と、「無意識」になってて、日本ではそれを注意する人がいませんから、困ったことになっている気がするのです。

10年ほど前に、平日に京都を歩く機会があり、1時過ぎに「ランチ 千円」の看板につられ入ったお店が、「黄桜」の直営店だったんです。 カキフライが火傷するほど熱く、サラダはキンキンに冷たくて、「お得~」と浸りながら食事していたら、目の前で若い人が料理を盛り付けている所でした。 真剣なまなざしにほれぼれしながら見ていたら、先輩らしい人が、小さな声で、何やら指導されているんですよ。
「こうやって、伝統は継承されていくんだなあ・・・」と、もう、ランチ千円だけでも十分なのに、「深い~」ものまで感じさせていただいて、すごい文化体験でした。 きっと、昔は、そういう店がたくさんあったのでしょうが、今は、きっちり人を育てられる店が少なくなってしまっているのではないでしょうか。

値段と提供されるものはつりあっている、という感覚が育たなくなっていることに、危機感さえ覚えます。(ちょっと大きい?) そういうことで、Ayaさんの発信は貴重です^^ くれぐれも、ムリをされないようになさってください。

言葉の表現にとても配慮なさりながら、ご自身のお考えを間接的に明確にお伝えくださっているこの文章の中には、私に対する優しさがいっぱいに含まれていて、大いにうなづけるところ、共感できるところ、私にとっては学ぶところも満載で、「ありがたいな~ :smile1: 」と思っちゃったのです。

何故なら、このメールを頂いたのは、私がこのブログで、「ご相談のみのご依頼をお断わりしている理由」をお話しした後のことだったので…。 おそらく、それを読んで、私を励ます目的もあって、わざわざメールをくださったのだと思います。

先日もお話しした通り、私はパワーストーンのジュエリーや、パワーストーンアクセサリーのオーダーを頂き、お作りさせて頂く際の製作費の中に、ストーンセッションやカウンセリングを含めてお受けしております。

以前は、「彩さん、ちょっと教えてください :smile3: 」とか、「質問です :nikoniko: :!: 」とか、「相談したいことがあるんです~ :smile3: 」というご連絡にも、出来るだけ丁寧に対応したくって、私なりのお答えをさせて頂いていたのですが、私の気持ち的に、それを「カウンセリングをするんですから、ちゃんとお金を払ってね :su2: :!: 」と割り切ってハッキリ料金設定して対応するということがどうしてもできなくて、結局、そのお返事のメール対応に追われることで、自分の時間の大半を取られるようになってしまったんです :uuuum:

でも、それでは、たくさんいらっしゃるパワーストーンのジュエリー作家さんの中から、あえて「是非Ayaさんにお願いしたいのです :smile2: :!: 」と 言ってお代金を払ってくださり、出来上がりを気長に待ってくださるクライアントの方に、申し訳ないという思いが強くなってきたわけです。 それで、ご依頼を受けたパワーストーンジュエリーの製作に、心を集中させて打ち込みたいと思ったという理由もあり、ご相談のみのご依頼は、お断りをさせて頂くことに決めた…そういう経緯をお話しした後のことでした。

私以上に、BeBeのところに届くご連絡に、「アドバイスだけしてもらいたいのよ :su2: :!: 」という方が多くいらっしゃいます。 つまり「あくまで無料でね :su2: 」ということを要求されているわけですよね。 「知識や技能を持った人は、それを無償で提供すべきだ」という発想がまかり通るなら、社会では、コンサルタントのお仕事をはじめ、弁護士さんやお医者さんの仕事だって成り立ちません。

もちろん、弁護士さんでも国選弁護制度(被疑者・被告人が貧困などの理由で私選弁護人を選任することができないときに、国がその費用で弁護人を付することによって、被疑者・被告人の権利を守ろうとする制度)や、発展途上の国などに、自ら支援に出向く医師もいらっしゃるわけですから、そういう立派な御活動をなさる方になぞらえてしまうと…社会のすべての労働は、無償であることが正しいということになるかもしれません。

ただ、国選弁護もあらゆる支援も、国なり団体なり、いろんな方の善意や活動で、お金が動いていることには間違いがありません。 

いずれにしてもです、「アドバイス」を要求される方は、自分が「無償で支援されるのが当たり前だ」と主張しているようなもので、では、何故それほどご自分中心に、「私を助けるのが当たり前」とお考えなのか…もしかしたら、他人にアドバイスを求めなければならない原因は、他の人たちに対してもいつもそういう接しかたをなさっている、ご自身の態度にあるのではないかしら…という気持ちにもなってきてしまいます :hun:

『当たり前』だと思っていることの多くは、もしかしたら、本当は『ありがとう』と思わなきゃいけないことなのではないかしら…そう考えただけで、私自身が、どれほどたくさんの「ありがとう」を無視して、感謝の気持ちを忘れ、見逃しているものかと、ちょっと怖くなったりします :smile1:

千円のランチで、とってもお得感を感じているのに、その仕事に真剣に向き合っている板さんに感銘をお受けになったというこの方のやわらかい感受性の中には、きっとたくさんの「ありがとう」を発見する優れた感覚があるんだな~と、感心させられました :smile1: :kirakira:

そして、身の回りや、何気ない日常の中から、たくさんの「ありがとう」を見つけられ、たくさんの「ありがとう」に気づけることで、何より自分がたくさんの幸せを感じられるのではないかしらって気がしたのです :smile2: :kirakira:

みなさんもたくさんのありがとうを発見できる、素敵な週末になりますように… :smile2: :heart2:

昨日は、冷蔵庫の中から見つけた明太子とアスパラでペペロンチーノを作ったよん :smile2: 今週は看病に追われて頑張ったご褒美に、ワインも忘れずに頂きました :wink:

応援わすれないでねっ :nikoniko:

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Comments (8)

しの10月 20th, 2012 at 8:00 PM

Aya様

素晴らしいです(T^T)…ワタシまでメール文に励まされました!!
安い値段、過剰サービス…しなければ売上は伸びないと言われました。
お金を頂く立場だからこそ、安易なサービスより信頼出来る技術を提供したい…
とっても苦しいです…

ううっ…理解して下さる方がいらっしゃるってのが堪らなく嬉しい
ワタシからも、どなた様か解りませんが、ありがとうございますm(_ _)m
明日から頑張れます!!

あとAya様…もぅ~っ!!お腹空きました~(笑)

麻衣子10月 20th, 2012 at 10:38 PM

Ayaさま

提供されるサービスにお金を払うことが『当たり前』で、無料で何かを提供してくださっているなら、それはお店のご好意なので『感謝』と理解しております。無料でのサービスを要求し続けたら、結局サービス自体もつぶしてしまうことになってしまうのだから。。。

Ayaさま、お母様の看病、お疲れさまです。
お二人とも、早く良くなりますように。。。

Aya10月 21st, 2012 at 12:42 AM

しのさま

ホント、私もそうなんです :smile3: :!: 励まされちゃいました :smile2:
接客業。。。と一言にいっても、お客様対応(インフォメーションとか)のみが業務のものもあれば、以前の私のように、接客販売もあり、しのさまのように、接客+技術と知識を提供するだけでなく、メンタルケアまで求められるお仕事もあり、サービスの提供に、求められるものは人それぞれ、そして求められ出したらきりがないってところがあって、「当たり前」と思われてしまえば、なんだか努力があまりに報われない…とおもうこともあり…。
そんな中、「そうじゃないよね、感謝することだって当たり前 :smile1: 」って言ってくださってるこの方のご意見、嬉しいです :happy: :kirakira:

Aya10月 21st, 2012 at 12:46 AM

麻衣子さま

毎日母を連れて病院に行っていると、看護師さんのお仕事ぶりには本当に頭が下がります。 そして、感謝の気持ちでいっぱいです… :sad: :heart2:
麻衣子さまをはじめ、人の為に献身的に頑張ってくださっている方々の存在に、どれだけ社会が助けられているか・・・ただひたすら尊敬と感謝です :happy: :kirakira:

kumi10月 21st, 2012 at 7:47 AM

Ayaさま

今回のエントリーに私もハッとしました。
当たり前だと思っていることが実は当たり前じゃない…
人からも「してもらう」ことが当たり前と思っている
自分がいることに恥ずかしく思いました。
日本人はおもてなしや思いやりが上手な民族だと思う
のですが、身の回りに溢れすぎて気づかなかったのかも
しれません。
Ayaさんのエントリーで気付かせて頂きました♪
有難うございます!

それからお母様がだいぶ回復されたと聞いて安心
しました。本当に良かったです(^^)
Ayaさまも疲れが出ませんよう、お体ご自愛くださいね。

毒吐きBeBeちゃん10月 21st, 2012 at 9:05 PM

彩様
あ〜 :sad: ありがとうです。素敵な記事。
いい年した大人たちからあたしの悩みに無料で答えろ!無料でアドバイスくれ!私はどうしたら良いのですか無料でしかも具体的に教えろ!と連日質問攻めの日々・・・なぜあなたがそういう状況に追い込まれたのか?それは結局あなたにも何かしらの要因があるからです。
視野が狭くなるとそういう当たり前の事に当たり前に気づけなくなるんです。当たり前のことなのにねぇ。

Aya10月 22nd, 2012 at 11:42 AM

kumiさま

ありがとうございます :smile2:
家族も、「元気でいるのが当たり前 :su1: 」と思っているから、日常生活の中では、いちいち、「もうっ :muki-: :ikari: 」なんて、ムッとしちゃうことが多かったりして。。。 :nageyari: 動けなくなると、これほど手がかかるし、こんなに仕事が増えるんだ~ :hun: :ase: と思うと、「ああ、元気でいてくれることってありがたいな :hehehe: 」なんて感じます。

おもてなしは心配りですが、その気遣いに気づけなければ、ただ時間を共有してるだけってことですものね、人と人との関係が、それではあまりに淋しいな…などと、つくづく感じる今日この頃です :smile2:

Aya10月 22nd, 2012 at 11:47 AM

BeBeちゃん

確かに私以上に、あなたのところには「ちょっと答えてよ、でも無料でね :su2: :!: 」っていうご連絡がすごく多いわ :su1: :ooo:
視野を広げて、相手の立場にたって考えてみることって、すごく大切なことだと思うのよね。
「私に教えるのが当たり前、答えるのが当たり前」とか
「あなたは私のことを助けるのが当たり前 :su2: :!: 」って、
そんな態度の人が、自分の周りの人と良い関係を作れないのは、
すごく当たり前のことだと思います。

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