春のお彼岸です。
お彼岸に入った週末、お墓参りに行ってきました。
金曜日から降りはじめた雨は、ちょうどお墓のお掃除をしている間だけ見事にあがり、急に明るい晴れ間が出てきて青空に変わりました。
我が家のお墓には、とっても可愛いお客さんが来ていました。
かたつむりは、「幸福」や「長寿」をあらわす、幸運のシンボルです。
「一族繁栄」という意味もあって、この子が我が家のお墓に遊びに来ていたのは、もしかして、お茶目な祖母の計らいかしら?なんて思ってしまいました。
かたつむりは、前にしか進まないことから、とても縁起が良いと言われているのだそうです。 ゆっくりとでも、しっかり着実に進むように見える姿に、昔の人は堅実さを感じたのでしょうね。
そういえば、自分のサイズに合った持ち家を、ちゃんと確保しているところも、堅実といえますでしょうか(笑)
記念撮影のあとに、そっと植え込みのほうに移してあげました。
さて、今年は、どこよりもはやく桜が咲いた福岡ですが、我が家のお墓のある霊園の桜もだいぶ開きかけていました。
霊園は、山の上の方にあるので、いつも市街地よりも少し遅れて開くのですけど、ほら、見て、このとおり❤
梅や桜が咲くと、どうしてこんなに嬉しい気持ちになるのでしょう。日本人なんだなあ・・・としみじみ感じます。
私にとっては、もうひとつ、「木蓮」の花も、春を教えてくれる大好きな花です。
木蓮は英語でMagnolia (マグノリア)。 花言葉は「高潔な心」です。
祖母が生前暮らしていた家の庭にも、大きな白木蓮の木がありました。 子供の頃、春休みに祖母の家に遊びに行った時には、その木を見上げ、大きな真っ白の花を眺めるのが大好きでした。
散った肉厚の花びらを拾い上げて、手のひらにのせると、子供の手には、とても大きく感じたものです。
桜と同様に、葉をつける前に満開の咲かせる木蓮は、私にとって、冬が終わって、これからいよいよ春ですよ♬と教えてくれる花です。
あっという間に散ってしまい、すぐに柔らかそうな青葉の新芽が出てくるところも、強い生命力と希望を感じます。
このところ、ずっと執筆をしているので、デスク回りにはたくさんの資料が山積みになっていてます。
鮑義忠先生の父上である、鮑黎明先生の著書や、リリアン・トゥーの著書に改めて目を通していると、風水を学び始めた頃には気づかなかった、いろんなことに改めてきづき、はっとさせられることがあります。
執筆をさせていただことによって、本当に様々な新しいきづきや学びを得る、とても良い機会を与えてもらえていることに、とても感謝しています。
リリアン・トゥーの著書に書かれていた木蓮についての記述によると、白い木蓮は、純粋の象徴とされていて、正面の庭に植えられた一本の木蓮の木は、安心立命をもたらすのだそう。
祖母はそのことを知っていたのかしら? 本当にいろんなことを知っていた祖母だから、もしかして、このことも知っていたのかも…。そう思うと、なんだか嬉しくなりました。
今日は、お彼岸の7日の間のちょうど真ん中の日にあたり、彼岸の中日ともいわれる「春分の日」です。
「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」とされています。
昔は、農作業の事始めの儀式を行っていた大切な日でもあったそうですね。
昼と夜との長さが同じになるお彼岸には、太陽は真東からのぼって、真西へと沈みます。
仏教では、昔から西には極楽浄土があると信じられていて、太陽が真西に沈む今日の春分の日と、秋の秋分の日には、最も極楽浄土が近くなると言われているのですね。
この世で生きることそのものが修行だという話を聞いたことがあるけども、この時期、命の大切さを考えてみたり、あらためて感謝の気持ちをもつ日にしたいなあと思うのです。
「あたちのことを慈しんでね❤ おやつちょうだい‼」
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マグノリア、木蓮。
マグダラのマリア‥を連想いたしました。
いつも読ませていただき、ありがとうございます。
Noriさま
映画、観ました‼
今まで聞きかじっていたことと違っていたので、
観て良かった~と思いました。
こちらこそ、いつもありがとうございます‼