先週から、東京に来ております。
昨日は、久しぶりのお休みで、一日自由に時間を使うことができたので、嬉しくて、朝から何をして過ごそうかとウキウキと考えているうちに、あっという間にお昼になってしまいました。
ランチに、鮑先生がすごく美味しいとんかつ&エビフライセットをデリバリーしてくださったので、有り難くいただいてから、午後にはお散歩がてら、ぶらりと新宿の抜弁天にお参りに行って来ました。
1086(応徳3)年といいますから、平安時代のお話しです。 鎮守府将軍源義家は奥州征伐に向かう折、市杵島姫の霊夢を見たのだそうです。
そこで、富士山と安芸国(広島)の厳島神社に向けて戦勝祈願をしました。 その3年後に神恩に感謝して創建したのが、この「抜弁天厳島神社」です。
新宿の中で、この辺りは海抜の高い土地らしく、かつては、このあたりから富士山が遥拝できたのだそうです。
そう言われてみると、すぐ近くの西向き天神社をはじめ、この周辺だけでもいくつかの富士塚があります。
九州では馴染みが薄いですが、富士塚というのは、富士信仰に基づいたもので、富士山に模して造られた人工の山や塚のことです。
そして、神仏習合のこちらの主祭神となる弁財天様は、新宿山ノ手七福神の一つなのだそうで、この辺りには七福神の神様がたが集まって祀られているようです。
昔の人たちって、とても信仰心があつかったのですね。
抜弁天は北と南の2箇所に鳥居がり、参道が南北に抜けた作りになっています。
また、源義家が大変な苦難を切り抜けたことから「抜弁天」と呼ばれ、江戸六弁天の一つに数えられている弁財天なのだそう。
苦しい状況から「抜けられる」
辛い人間関係から「抜けられる」 というご利益があることでとても有名です。
弁財天は、七福神の中のお一人ですが、財運の神さまとしてだけでなく、勝負運、立身出世、それから芸事の上達、縁結びに恋愛成就など、とてもたくさんのご利益があるうえに、とてもよく願いを叶えて下さる神さまなのだそうですよ。
こちらの抜弁天には、なんと「縁切り」のご利益もあるそうで、浮気や不倫などの悪縁切りのご利益が高いことでも密かに有名らしいのです。
良くない人間関係、良くない恋愛関係から抜け出せて、さらに良縁を繋いでくださるのだとか。
苦しい状況から抜け出したくてもがいていらっしゃる方や、悪縁や腐れ縁に悩んでいらっしゃる方は、一度お参りされて頼ってみられてはいかがでしょう。
抜弁天様のお力で、あなたの悪縁がスッパリと切れて、その後にステキなご縁を結んでいただけるかもしれません。
ところで、七福神の中で日本の神さまは唯一、恵比寿様だけなのだそうで、弁財天様のルーツはインドの神様で、川や水の守神なのだそうですね。
なるほど、市杵島姫も水の神様ですから、水の神様つながりで神仏習合されて祀られているということなのでしょう。
抜弁天の境内には、立派な龍が守っている、とても綺麗な水の流れる池があります。
この手水石は、なんと元禄時代のものだそう。
元禄時代といえば、私の大好きな徳川綱吉の時代なんですが、
将軍綱吉の「生類憐みの令」によって、かつて広大な土地に野犬の収容施設が作られていて、確か4万匹を超える犬たちが大切に収容されていたという話を、以前何かで読んで、驚いたことがありました。
実はその場所というのが、まさに、このあたりであったそうなんですね。
犬好きの私としては、なんともワクワクしてしまうようなお話しなんですけど、その頃の街並みって、一体どんな風だったのでしょうかね。
現在の抜弁天の境内で、美しい鯉の泳ぐこの池は霊井と言われていて、日照り続きの年でも枯れたことがないらしく、この水には病苦除けや火防の御神徳があるそうです。
さて、福岡県と佐賀県の県境にそびえる脊振山は、かつては山岳信仰の一大拠点として栄えた聖山で、ここにも市杵島姫命と弁財天が習合して祀られる「脊振神社」があります。
脊振山の名前の由来は、弁財天様を乗せて天竺から飛んできた龍が、この山の上で天に向かって三度いななき、背びれを打ち振ったからなのだそうで。
海を中心に扇型に広がる福岡市の背後にそびえ立ち、しっかりと街をガードしてくれている山なのです。
あまり知られていないことですが、この地形のお陰で、福岡という街は、とても良い風水が整っているのですよ。
帰福したら、妹のBeBeを誘ってお参りに行ってみよう。
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