人間関係

笑顔と記憶のホスピタリティ

フィリピン留学生活、2週目に入りました。

すでに、体重増加が気になり始めました。 

食事の量を加減しなくちゃと思いながらも、今日は授業が終わったら、BeBeと一緒にモールに出かけて、お夕食を済ませた後、かつて日本から撤退してしまった”ダンキンドーナツ”によって、テイクアウトして、お部屋でドーナツを食べてしまった。

どうしよう・・・。

それにしてもです。

フィリピンの方々の記憶力と言ったら、これ、この国の方達の特殊能力なのではないかという気がしているのだけど、とにかく人の顔を覚える能力の高さに、毎日驚かされています。

先週ここに到着するや否や、エントランスにいるガードマンの方たちをはじめ、先生たちの多くが私たち姉妹の顔をしっかり覚えていて、「OH❗️ おかえり‼️」と笑顔でめちゃめちゃフレンドリーに声をかけてくれるのです。

おかげで本当に、「帰ってきた〜」という気持ちになります。

さらに驚いたのが、先日、学校のすぐ隣にあるマッサージ屋さんに行ったらば、なんと、お店の受付の女性まで、私たちのことを覚えていて、

「去年も来たよね、覚えてる❗️ あなたたちがいつもやっていたコースはこれよ❗️」と、にっこり笑顔で言うではありませんか。

一年ぶりなのに、まさかこんなところにまで、私たちの顔を覚えている人がいるなんて。

実際、フィリピンの人たちは、「人を覚える」ことがすごく得意らしいのです。 

顔だけでなく、その人の特徴とか、行動とか、会話した内容なんかも、本当によく覚えているらしいです。

いや、それがホントにすごいんですよ。

で、ちょっと調べてみると、フィリピンの国民性の中に、”Pakikisama(パキキサマ)”という価値観があるのだそうです。

これは「人との調和を大切にする」「関係を円滑に保つ」という意味なのだそうで、相手の存在をしっかり“見る”ことが、彼らにとっての礼儀であり、思いやりの表現でもあるんですって。

つまり、この国の価値観として、その人の存在をしっかりと”認める”ということを大切にする文化がある、ということのようです。

フィリピンでは、初対面の人でもすぐに名前を呼んだり、笑顔で会話を始めたりするのがごく自然な光景なのですが、人を“知る”こと、“覚える”ことが、そのまま「あなたを歓迎しています」というメッセージになるのだそうです。

だからこそ、彼らは相手の顔・名前・雰囲気をよく覚えるのですね。

フィリピン人って、ものすご〜く家族を大事にする人達なのだけど(本当に驚くくらいに、家族のつながりを大切にします)それは単なる習慣的なものというよりも、そもそも「人とのつながりを大切にする文化」が、この国に根付いているということでもある気がします。

本当にたくさんの人が親しげに、そして、また会えたことを心から喜んでくれているふうに声をかけてくれます。

「お帰り❗️Aya❗️」
「ミスAya、今日も変わらず元気そうだね❗️」

はじけるようなビッグスマイルで、とてもフレンドリーにそうやって声をかけられると、“あなたの存在を歓迎しているよ”というあたたかさと優しさを感じます。

日本だと、よほどの常連さんにならない限り、お店や施設でこんなふうに、親しげに笑顔を向けられ、声をかけられることってありませんものね。

でもフィリピンでは、「覚えているよ!」という積極的な相手からのアクションが、とても自然で、そして当たり前のように息づいています。

「歓迎してもらえる」ことで得られる幸福感。

たとえそれがほんの一言のやり取りの中にも、「私はこの人の記憶の中に存在している」という実感は、なんだかほんわかと、私の心を幸福感で包んでくれるのです。

異国での生活の中で感じる、そんな小さな驚きと喜びが、この留学の時間をいっそう豊かにしてくれる気がします。

マンツーマンのレッスンで、リスニングを担当してくださっている、Teacher JMのデスクです。

イケメンの彼は、とても丁寧に優しく授業をしてくれます。 優秀な講師として学校から表彰もされている人気の先生で、たくさんの生徒からのお手紙が、デスク周りに貼ってあります。

彼からも学ぶこと多し。

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