25という数字は、天神様とゆかりの深い数字なのだそう。
何故なら、菅原道真公のお誕生日も命日も、どちらも25日なのだそうで、それにちなんでか、大宰府天満宮は、これまで25年毎に式年大祭を執り行ってきました。
3年先の2027年は、道真公の逝去から、1125年目にあたる年だそうで、この大きな節目となる式年大祭を前に、124年ぶりの御本殿の大改修が行われています。
約3年間を要する大改修にあたり、改修期間は御本殿前に「仮本殿」が作られました。
この仮本殿が、自然と融合した感じに作られていて、とても個性的なデザインなんです。
3年間の期間限定でしか拝見できませんし、124年ぶりの改修だといいますから、大宰府天満宮の長い歴史のなかで、私たちは、すごいタイミングに立ち会えるということですね。
このところ、自宅に缶詰状態でお仕事を頑張っておりますが、なんとか時間を作り、自分自身へのパワーチャージの意味も兼ねて、福岡県の中でも屈指のパワースポットともいえる、この大宰府天満宮に参拝に出かけました。
2月とは思えないほどに暖かな陽気。 冴えわたった青空。 歓迎されてるような気がして、嬉しくなります。
お詣りの際にはまず、心字池にかかった赤い橋を渡ります。 心字池は、その名の通り「心」の字の草書体の形をしたお池です。
手前から、過去、真ん中が現在、3つめが未来を表す、アーチ形の赤い橋です。
天満宮の象徴ともいえる梅が、見事に咲き誇っています。 本当に美しいですね✨
大宰府天満宮の楼門。 ここをくぐる時は、いつも厳かな気持ちになるんです。
さあ、こちらが3年間の期間限定の仮本殿です。
お屋根がまさに「森」になってます。 スケールの大きなフラワーアートと言う感じです、建物自体が芸術作品ですね。
横からのショットです。
これまで、本殿の前の左近の場所にあった飛梅は、本殿が工事中の今、こんな状態でひっそりと花をさかています。 なんだか淋しそうよね。
飛梅は、道真公が大宰府に左遷された時、道真公を慕って京から一夜にして飛んできたと言われる梅で、ご神木になっています。
太宰府天満宮に植えられた梅のなかで、毎年、一番最初に咲き始めるのだといわれています。
ちなみに、これまではこういう感じだったのよ。
三年後には、どんな景色がみられるのでしょうね。
梅は、道真公が幼いころから特に愛した花だといわれていますが、京の道真公の邸宅のお庭には、梅の木の他にも、桜と松の木もありました。
桜は、道真公が大宰府に行ってしまったことで、悲しみのあまりみるみる葉を落として、やがて枯れてしまったのだそう。
でも、梅と松は道真公を慕って、空を飛んで後を追ったのだそう。 ところが松は、途中で力尽きてしまい、摂津国(今の兵庫県)の八部郡板宿(神戸市須磨区板宿町)の丘に降り立って、そこに根を下ろしたたのだそう。
梅はよほど思いが強かったのでしょう、見事に大宰府まで飛んでゆき、主人の居る地に降り立ったのだそうです。 なんて頑張り屋さんなんでしょう。
大宰府天満宮には、ご神木の飛梅の他にも、たくさんの梅の木が植えられています。 その梅が一斉に花開くこの季節は、一年のうちで、天満宮を訪れるのに特におすすめの時期ですよ。
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連休に娘たちと3人で行ってまいりました!
娘たちは初めて、私は35年ぶりです。
本殿改修中とのことで、分かった時は少しがっかりしましたが、ホント今しか仮本殿は見られませんね。屋根に草木??とびっくりしました。アートな感じが素敵でしたね!この春中学生になる次女は憧れの高校があるので、3年後の高校受験に合格できるよう絵馬を納めてきました。少しでもご利益があるようお賽銭、お守り、絵馬、おみくじも自分のお小遣いでお納めしました。改修が終わるタイミングで高校生です。次は新しくなった本殿にお礼参りができるよう頑張ろう!と気持ちを新たにしたようです。お天気が良く梅もきれいで、梅ヶ枝餅も美味しくいただきました。
emiさま
コメントありがとうございます
改修中って聞くと、ホントがっかりですよね^^;
前回行った時は、仮本殿が建てられる前のまさかの「看板のみ」でした
今回は、期間限定の仮本殿に参拝して、
これはこれで、人生の中の希少体験だな〜と✨
モダンでありながら自然と一体化してる感じ、素敵でしたよね✨✨
お嬢様の憧れの高校へ向けての頑張り、
きっと神様も応援してくださることでしょう❗️