久しぶりに来福いただいた鮑先生と、BeBeと三人での、風水鑑定行脚の2日間でした。
福岡空港までお迎えに行ってから、まずは大宰府天満宮に参拝に行きました。
鮑先生は、菅原道真公の子孫でいらっしゃるんです。
そのことは、鮑先生のお父様でいらっしゃる、鮑黎明先生のご著書にも書かれています。
そして、私にとっても大宰府は、学生時代を過ごした、思い出のたくさんある特別な場所でもあり、昔からご縁のあるところです。
私たち姉妹にとって、菅原道真公にはなにかとご縁があり、ありがたい御神縁を感じるのです。
太宰府天満宮の大きな鳥居の先に、すぐに見えてくる池と赤い橋。
草書の「心」の字の形をしているという、「心字池」には、3つの美しい赤い橋が架かっています。
天満宮の境内に向かうには、この3つの橋を越えてゆきます。
最初の橋は、ふっくらとしたアーチ型の太鼓橋。
続いて平らな平橋。
そしてもう一度、太鼓橋という構成になっていて、一つ目の橋は「過去」、二つ目は「現在」そして、三つ目は「未来」を表していると言われています。
これは仏教思想の「過去」「現在」「未来」の三世一念の相を示したもので、この橋を渡ることによって、参拝する人の邪念や邪気が払われ、清められるのだそうです。
大宰府天満宮は、福岡の観光地としてとてもメジャーな場所ですが、実は余り知られていないことですが、この橋を渡る時には気を付けなければならない「掟」があるのですよ。
最初の「過去」の橋を渡る時には「けして後ろを振り返らない」こと。
次の「現在」の橋を渡る時は、「けして立ち止まらない」こと。
3つ目の「未来」の橋を渡る時は、「けしてつまずかない」ように。
そして、帰りはけして、来た道と同じルートをたどってはいけません。
つまり、この橋を逆戻りに渡ってはいけないのです。
人生も、けして逆戻りをしてはいけない、そういう意味が込められているような気がします。
過去の思い出を懐かしむことや、過去の出来事を教訓にすること、それは生きていくうえで、とても大切なことだけど、だからといって、それにとらわれすぎてはいけない。
くよくよと過去を振り返らず、立ち止まらず今を進み、つまづかないように未来に向かう事。
大宰府天満宮の境内に向かう時、心という字の上にかかった三つの赤い橋は、私たちにそんな大切な教訓を教えてくれているのですね。
私もそのことをしっかりと心に刻み、これからも歩みをすすめて行きたいな。
境内の「飛梅」は、満開でした。
大宰府天満宮は、今年から、3年かけて124年ぶりに国の重要文化財である「御本殿」の大改修を行われるそうです。
子供の頃から慣れ親しんだ、ご本殿に向けて参拝をすることがしばらくは叶いませんが、何と言っても124年ぶりだというこのタイミングに、自分が今生で立ち会えるということも、ある意味、とても貴重なことに巡り合えたのだなあという気がします。
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明日、太宰府天満宮に行くので参考になりました。
ありがとうございます
りゅうらいさま
こちらこそ、ありがとうございます‼
改装中としらず、びっくりしてしまいましたが、
これも貴重な体験ですよね。
良いお参りになりますように‼