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エレガント講座・懐紙アレンジ

雑然としていた部屋がようやく片付いたら、このところずっと、なんとな〜く騒ついていた神経が、途端に穏やかになりました。

先日のブログ記事をご覧くださった方から、「刺激されました❗️ 私も片付けやります❗️」というメッセージをいただきました。 ありがとうございます♪

もし近日中に、「私もお部屋の整理整頓をしようかな〜♪」とお考えの方がいらっしゃいましたら、10月20日から11月6日までの間になさるのがおすすめです。

私は、今ちょうど、身の回りの整理整頓をするの適した運勢の時なので、あえて少し早めに取り掛かりましたが、せっかくですから皆様は、是非、秋土用の期間に実施してみてくださいませ。

冬に向かう準備だけでなく、これからの開運の流れを作るきっかけとなるはずですよ♫

さて、気持ちが落ちつくと、なんだか急に、心にゆとりが生まれるんですよね。

ベランダに出ると、秋風に乗って、庭の金木犀の良い香りがふわふわと漂ってきて、とても幸せな気分になります。

「そうだ、久しぶりに、お抹茶を点てよう。」と思いつきました。

お抹茶を点てて、和菓子と一緒に、祖母にもお供えしよう。

祖母は一生涯、お茶のお稽古を欠かさず続けていた人だったから、私の雑なお手前には呆れてしまうかもしれないけれど。

そんなわけで、早速和菓子を用意いたしまして、先日、福岡市美術館に出かけて拝見した「鳥獣戯画展」の、ミュージアムショップで買ってきた懐紙を使うことにしました。

この懐紙、ホントに可愛いよね〜。 

先日、インスタでもご紹介したのだけど、鳥獣戯画展ではこのほかにも、クリアファイルなど、妹のBeBeとお揃いで小物を買いました。

いろんなアイテムが並んでいて、どれを買って帰るか迷ったのだけど、この懐紙はみつけた途端に、迷うことなく即決したのです。

ところで、懐紙に和菓子を乗せるのには、お茶席で使う時のように、二つに折っただけでも良いけれど、こんなふうに折って使うのも可愛いでしょ♫

お出しした方にも、とても喜ばれる折り方です。

お茶碗は、お気に入りの唐津焼です。

昔から、懐紙に何故か惹かれます。 見つけるとつい買ってしまうのですよね。

「懐紙なんて、滅多に使う機会がないでしょ?」って思った方もいらっしゃるかもだけど、実はちょっとしたシーンに、色々と活躍してくれるんですよ♪

お菓子を乗せるのはもちろんだけど、少量の揚げ物などのお料理を出すときにも使えるし、、箸袋やポチ袋にも簡単に変身します。

そういえば、自宅でお客様にお箸を使っていただく機会がある際に、普通のお箸をお出しするのは失礼にあたると聞いたことがあります。

普通のお箸というのは、洗って何度も使えるお箸、という意味ね。

要するに、その家の家族と共有するかもしれないお箸をお出しするのは、失礼にあたる、ということなのだと思います。 

なので、そのお客さまが専用としてお使いいただくもの、という意味で、あえて使い捨てのお箸をお出しするのがマナーなのだそう。

お弁当や、テイクアウトのお料理を買った時には、私は極力、割り箸をいただくのを辞退するようにしていますが、それでも結構溜まっちゃうの。

そんなお箸でも、袋から取り出して、こんなふうに懐紙で作った箸袋に入れかえてあげると、すごく素敵に見えちゃうよね♫

ほかには、懐紙を折りたたんで、簡単にポチ袋も作れます。

お年玉や、どなたかのお子さんに、ちょっとお小遣いを差し上げたりする時などに使ってもお洒落だけど、例えは、お友達に、立て替えてもらっていたお代金などをお支払いする時とかにも。

お金を直接お支払いする機会や、立て替えていただいていたお金をお返しする時は、やはり現金をそのまま直接手渡すよりも、封筒に入れたり、ポチ袋に入れてお渡しする方が断然エレガントで、素敵です。

特に、少額だったり、小銭だけなんていう場合だとなおのこと、大袈裟な封筒に入れてお渡しするのも・・・という時に、懐紙を使うのは最適だと思うんです。

折り紙って、日本の誇るべき文化ですよね〜‼︎

ポチ袋もとても簡単なので、せっかくだから、ここで折り方をご紹介しますね。

まずは、柄がある方を外側にして一度広げた懐紙を、このような形に折って、さらに端を持ち上げるようにして折り曲げます。

ここに、お金を入れますが、こちらは裏がわとなりますから、表に返します。

ここで、ワンポイントマナー。 お金の向きに注意です。

裏側からお金を差し込むわけですから、お金も裏側をむけておく必要があります。

この入れ方はNG。 ついでに、お札の折り方もNGです。 お札は、お顔が内側になるように折ります。

これが正解ね。

お金を入れた懐紙をひっくり返したら、

まず、上を折り曲げて、次に、下を折り曲げながら、こんなふうに差しこむ。

お祝儀袋と一緒で、下から上に持ち上げる感じね。

これは、「幸せが、底から抜けてゆかないように」という意味があります❤️

日本人の、こんな小さな心遣いの習慣って、ホントに素敵だと思うんだよね〜。

私、日本に生まれて良かったな。

はい、これで完成♫ とっても簡単❤️

ご祝儀袋だけでなく、ポチ袋や封筒にお金を入れるときに、お金の向きを気にしない方もいらっしゃるけれど、金額の大小に関わらず、お金ってとても大切なものですから、やはり知っておきたいマナーです。

以前このブログで、祝儀袋と不祝儀袋に入れるお金の向きをご紹介したことがあるのだけど、随分前の記事なのに、いまだ検索して、みてくださっている方が多いみたいなの。

何かの折に、「どうだったっけ?」って、確認するために使っていただけてるのかな?って思うと、嬉しくなります。

リンクを貼っておきますね。

レディのたしなみ講座 お札の入れ方

せっかく封筒に入れたお金をいただいた時に、お札が裏向きに入れてあったりすると、私はちょっぴりブルーになっちゃう。

たかがお札の向き・・・と思われるかもしれないけれど、ちょっとした心遣いが、すなわち思いやりだと私は思うの。

不祝儀袋の折り方が、お祝いの時と逆なのは、悲しみは漏れていってほしいという意味があるからなんですよね。

日本人の心遣いって、優しいなあ・・・。

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