お盆が明けましが、相変わらず猛暑続きの福岡です。
東京滞在中は、毎日何かと予定が入っているので、忙しく過ごしてはいるものの、それでもブログを更新する時間くらいは作れるのですが、帰福して自宅で過ごしていると、さすがにそれがかないません。
というわけで、ちょっとだけお久しぶりでございます。
今朝、スマホでざっとネットニュースに目を通していたら、タレントでモデルの加藤ローサさんが、サッカー元日本代表の松井大輔氏との離婚を公表なさった、というニュースを目にしました。
加藤さんによれば、「離婚の理由は、特に大きな事件やトラブルがあったわけではない」としながらも、インタビューの中で、松井氏がいわゆる「食い尽くし系夫」であったことを告白なさっています。
『STORY web』のインタビュー記事によると
お菓子を袋ごとテーブルの上に置いておくと、「誰だこんなところに食べ物置いたのは」と怒りながらムシャムシャ食べているんです! 止まらないから速攻片付けないといけない(笑)。
食べ物が目の前にあると全部食べてしまうし、早食いですし
「食い尽くし系男子」
少し前からネット上で話題になっている言葉で、食事の場で出された料理など、食べ物を1人でほとんど、あるいは、全部食べてしまうような男性のことですね。
食卓に大皿で料理を出すと、夫が家族の分まで、一人で食べてしまう。
子供さんの明日のお弁当用の食材を、夫が全部食べてしまっていた。
子供さんのお菓子まで、独り占めして食べ尽くす。
などなど、ご家庭内での「食い尽くし系夫」の被害報告も後をたちません。
実際に、私が聞いた話でも、
休日に大事な用事があって、やむを得ず、ご病気で寝ている子供さんをご主人に任せて外出したら、子供さんのために用意しておいたお食事を、ご主人が一人で食べてしまっていた、というものがあります。
帰宅してみたら、病気の子供さんがお腹を空かせて待っていて、「パパが全部食べちゃった〜」と、涙ぐんでいたそう。
これには、他所様のご家庭のことながら、軽く殺意が湧いちゃいましたよね。
他にも、「子供のお誕生会のために用意したバースデーケーキを、いつの間にか勝手に、夫が一人でたいらげていた」とか。
「産後の入院中に出された病院食まで夫に食べられた」など。
このような、信じがたい話も含め、食い尽くし系男子の暴挙は、我々の想像の、はるか上を行ってます。
加藤ローサさんの語る、元ご主人のエピソードに対して、もしかすると
「お菓子くらい食べたっていいじゃん」とか、
「スポーツ選手だから、人よりも食欲旺盛なんじゃ?」などと、”なにもそれくらいのことで……”と思われた方もいらっしゃるかもですが、そんな方こそ、ご自身のことも含めて少し考えてみてください。
そのお菓子、もしかしたら子供さんが「お勉強が済んだら食べよう」と思って置いていたものかもしれないし、「兄弟のために」と、わざわざ残していたものかもしれない。
そもそも、「誰だこんなところに食べ物置いたのは!」と怒るくらいなら、なにもそれを食べてしまわずに、ご自分で、お菓子をしまう場所に持っていけばよいだけのことです。
要するに、このお話の中から感じられるのが、元ご主人の、家庭の中でご家族と過ごしていることへの、思いやりとか配慮が欠けているということなのです。
”食い尽くし系”という表現の中には、食べるのが大好きな元気で豪快な人という、ポジティブな褒め言葉の意味は全く含まれていません。
実際これは、家族の存在を無視している問題行動なわけですから、単純に「食い意地が張ってる人」とか、「食べ物の恨みは恐ろしいんだぞ」で、終わらせられるものではないと、私は思っています。
だから、加藤ローサさん体験談も、まさに夫の「自分ファースト」な振る舞いを印象づける、一つの重要なエピソードのように思えてくるのです。
実は私も、「食い尽くし系男子」に遭遇した体験があります。
男子……と言っても、そこそこのご年齢の男性ですが、その方と、お仕事がらみのお食事をしたときのこと。
お皿が運ばれてきたら、その方は、「ほら、切り分けたよ」と、あたかも「俺って親切なジェントルマンでしょ?」と言わんばかりのご様子でしたが、気付けばなんと、その料理を全部ひとりで食べてしまっていたのです。
その方とは、何度か二人きりでのお食事をする機会が(やむなく)ありましたが、私は割り箸をひらく暇すらなかった、ということもあったくらいで、(しかもお食事代は割り勘か、私が全額お支払い)
その方から「次はいつ会えますか? こちらはいつでも大丈夫ですから❗️」と、しつこくお誘いを受けるたびに、なんとかスルーできないものかと、あたくし、お断りの理由ばかりを考えておりましたのです。
10代、20代前半とかの、食べ盛りのお年頃ならまだしも、まあまあなご年齢の方ですから、普通なら若い頃ほどの食欲は落ち着いて、相手のペースを見ながら食事を楽しむ余裕があってもいいはずだろう、と思うのですが……。
その方の食欲よりも、大人の男性としての成熟度の低さに、ちょっと呆れてしまったというのが正直なところです。
世の中には、たくさん食べることが、「男らしさ」の象徴と理解している方もいらっしゃるもので、確かに、男性が美味しそうに、豪快にお食事を召し上がるのは、見ていて爽快なものではあります。
しかし、それはあくまでも、「一緒に食事をする人に対しての配慮があってのこと」です。
食い尽くし系のご本人の言い分としては、「子供の頃から、たくさん食べたらお母さんが喜んでくれていた」という経験をお持ちの方がいらしたしたり、
いつも、お母さんが自分の分を「食べなさい」と分けてくれていたから、女性は当たり前にそうしてくれるものだと思い込んでいて、妻の分も当然、自分が食べて良いものだと考えている人がいるようですね。
たくさん食べるのは男らしさだと勘違いしている人は、同時に、「女性は少食であるべき」と思い込んでいる人もいらっしゃる気がします。
「女性なんだから、どうせ残すのだろ?」という感覚で、相手の女性の食べる分まで、自分が食べて良いと思っている人も、少なからずいらっしゃるのでは、と。
しかも、食い尽くし系には、早食い傾向のある方が多い気がしますよね。
いずれにしても、他の人に全く配慮なく、一緒に食べるはずの方の分まで、奪い取るようにして食べてしまうというのは……。
食事のマナーって、単に「作法がどうこう」というだけの問題ではありませんよね。
その場にいる方を思いやる気持ちや、相手の存在を尊重する姿勢は、何気ない仕草や順番に現れます。
だからこそ「食べ方」ひとつで、その人の人格まで疑いたくなってしまうことがあるのです。
食べ方は人柄の鏡、だという気がします。

先日、オーケストラの演奏を聴きに、熊本市まで足を伸ばしてまいりました。
ご招待くださった素敵な殿方は、私にとっての「オーケストラ鑑賞の大先生」
なんと、こんな豪華なランチをご馳走になったうえ、音楽鑑賞の後には、こんな素敵な、老舗のドイツ料理のビアレストランにご案内いただきました✨

ドイツ料理といえば、ビールやソーセージとザワークラウトのイメージがありますが、こんな本格的なジョッキでドイツビールをいただいたのは初めて❗️
飲みやすい、とてもフルーティーなビールを選んでいただき、美味すぎるホワイトソーセージに、珍しい四角いソーセージ「フライシュケーゼ」や、ジャーマンポテトを堪能いたしました。
とてもユニークで美しい大根のサラダ「レティヒ」はミュンヘンのお料理だそうで、ピンクソルトをかけていただきます。

お腹いっぱいいただいて、残りを持ち帰りたいくらいでしたが、残念ながらドギーバックは叶わず(当然よね、真夏ですしね、仕方ないよね……💦)
本当に楽しくて、素敵な1日でした。 またお邪魔したい❗️
今日もご覧下さってありがとうございます。
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