12月に入りました。
台湾から戻ると、すぐに東京に帰ってしまった妹のBeBeと鮑先生と、今回生まれて初めての旅で福岡に来てくれていた鮑先生の愛犬ちゃんを追いかけて、数日後には、私とチワワのうきわも東京にやってきました。
（JR博多駅のクリスマスツリーです♫）
それにしても、久しぶりの台湾はあまりに楽しくて、「え⁉︎ もう帰らなくちゃいけないの？」と、ものすごく残念な気持ちになったほど。
それもすべて、私たち家族に同行してくださったうえ、ご堪能な中国語と鍛え抜かれた肉体を駆使し、脚が痛いと言って歩きたがらないウチの母を、否応無しに軽々と運んで、素晴らしい台湾のアテンドをしてくださった鮑先生のお陰です。
今回、初めての夜市を体験した父なんて、「これまでの旅行で一番楽しかった❗️」と、大感激✨
これほどまでに楽しい最高の旅にしてくださった鮑先生には、この大きな感謝の気持ちを伝える言葉がとても思い浮かびません。
ところで、「全てが完璧❗️」だったこの旅の中で、一つ不可思議なことがありました。
５人が一緒に移動できるように、毎回、鮑先生がUberで、大きな車の手配をしてくださっていたのですが、お夕食に出かけるのにホテルまで来てくれた車のドライバーさんが、母の使う車椅子を見た途端、「乗せられない」と言って、乗車拒否されちゃったんです。
鮑先生が、「これはコンパクトにたためる超軽量タイプの車椅子だから、車のトランクには充分に乗せられるものだ」と、丁寧に中国語で説明してくださいましたが、ドライバーさんは頑なに、首を縦には振ってくれません。
結局、そのまま走り去ってしまいました。
予期せぬ出来事に、「台湾で、こんなこと初めて！」と、鮑先生もびっくり。
台湾でお生まれになり、ご親戚も台湾にお住まいで、ご自身も台湾にご留学経験もおありの、台湾を知り尽くしていらっしゃる鮑先生が驚くくらいだから、これってよほどの出来事では？と思います。
「でも、ホテルの近くにも美味しい店がたくさんありますから、そこにご案内しますよ」と言ってくださり、歩き始めたら、ホテルの近くの龍山寺が、何やらとても賑やかです。
勇壮な楽器の音に合わせて、雄々しいお囃子が賑やかに聞こえてきたと思ったら、関帝様のお神輿が、龍山寺に渡御なさるところに出会すことができたのです✨
これはなんという幸運✨
あ・・・もしや、このためにここに呼ばれてきたのかも・・・❗️
お祭りは、神様を讃え、御神徳に感謝を捧げる神事です。 我々が神様とつながることの出来る特別な機会ですから、そのご利益の大きさも格別です。
『汝のち知るべし』という言葉は聖書の中の言葉だけども、神様のありがたい言葉には垣根がないと私は思っていて、だからこのことにも、きっと意味のあることなのだという気がしたのでした。
「今、この瞬間には不本意に感じる出来事でも、その意味は後にわかる時が来るんだよ」というこの言葉は、私の解釈では、「後々、辛い出来事が起きた原因を知ることができる」という意味で使われることが多いものかもしれません。
でも、実は日常の何気ない出来事の中にも、小さな奇跡はたくさん起こっていて、今起こっていることが後々、自分にとっての糧や実りになったり、徳になったりすることってあるものです。
その時に「ああ、あの出来事は、自分にとってこういう意味があったのか」とわかる時がくる。
「汝のち知るべし」とは、そんなことのニュアンスも含んでいて、だからこそ、少々不本意な出来事があったときにも、イラついたり、腹を立てたりせずに、「これってきっと、後々何か意味のあることにつながる予兆かもしれない」と思うと、気持ちが楽になれるかもしれない。
そして、些細な出来事にも、感謝できる気づきにつながれば、自ずと毎日の中で、幸せを感じる瞬間が増えるのではないかしら。
なんだか関帝様の御心に触れた気がして、とても嬉しくなってしまい、この旅の有り難みが一層増した出来事でした✨
「楽しい！と素敵！と美味しい！と嬉しい！」の、素晴らしい感動が、ぎゅっと凝縮された今回の旅は、短期間ながら、ご報告をしたいことがたくさんあるのだけど、今日のところはひとまずこの辺で・・・。
ちなみに、その方以外のドライバーさんたちは、皆さんとても親切で、TESLAで迎えにきてくださったこの方も「大丈夫！５人、十分に乗れるよ♪」と、すごく丁寧に対応してくださいました。
車が大好きな父は、ガルウイングのTESLAに乗れて嬉しそうでした（笑）
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