毎月、1日と15日に欠かさずお参りしている、氏神さまの神社の境内です。 今年最後のご挨拶に行って参りました。
昨日は、とても12月とは思えないほどの暖かさで、神社にお参りに行った後に寄ったスーパーで、買い物の荷物を抱えて駐車場まで運んだら、コートも着てないのに、すっかり汗ばんでしまうほどでした。
早いもので、今年も残りわずかになってきた本日は、祖母の命日です。
今年とは大違いで、あの日は九州では珍しく大雪が積もった、それはそれは寒い日でした。
なにしろ暮れも押し迫ってきた頃の、急な出来事でしたから、本当にバタバタとしていて、家族もゆっくりと悲しみに浸る余裕もないというくらい。
でも、お葬儀って、たいてい急なものなわけですから、どなたにとってもそういうものかもしれませんよね。
何かあった時に、周りの人の本当の人柄を知る機会を得る
これまで生きてきた中で、つくづくと身に染みて感じていることです。
本当に、人生を過ごす時間の長さと共に、あらゆることを経験する中で、つくづく痛感します。
人は、自分にとって、何か大きな出来事がおきたときこそ、周りの人の本質を知ることになる。
そしてそれは特に、「良い出来事」が起きた時よりも、「悪い出来事」が起きた時に顕著にわかるものです。
例えば、自分や家族が大病をした時。
それから家族が亡くなった時。
祖母が亡くなった時、私はまだ、会社に所属しており、海外ブランドのブティックマネージャーという、謂わば責任ある立場を任せていただいておりました。
そして、この時期といったら業界では、一年中で最も忙しい、クリスマス直前の稼ぎどき。
そんな時に祖母の葬儀で、忌引き休暇をいただかないといけないわけです。
あの時、上司にあからさまに迷惑そうな顔をされたこと。
他県での葬儀だったこともあり、さまざまなことが何かと大変で、「申し訳ないのですが、あと1日だけ、お休みさせていただけないでしょうか」とお願いしたら、あっさりと「無理です」と断られたこと。
もちろん、会社としてはできるだけ数字を上げなければならない時期。 上司の立場にも大きく関わるし、彼にも責任があるのですから、それはもちろん当然のことなのですが、
「社内で誰も、彼のことを悪く言う人はいないよ」と聞いていた人だっただけに、こう言う時にこそ、人の本質を知ることになるのだと思いました。
そのとしの、社員の懇親会を兼ねた、年末の食事会(これは毎年恒例の、立派な会社の行事でした)には、無断で私だけ外されていました。
形だけでもいいから、せめて出欠確認だけでもしてくれても…と、仲間外れがショックだったことを、この時期になると思い出してしまうことがあります。
残念なことですが、そうやって人は、何かあった時に周りの人の本質を垣間見れる機会を与えられるもので、それはそれで、自分にとって、人間性を深めるための良き教訓を与えられる機会であるのかもしれません。
おばあちゃん、家族みんなで、今年も元気に年の瀬を迎えますよ。
あなたがとても大切にしていた、家族で迎えるお正月の行事。
今年も、ちゃんと受け継いで、お正月のお料理をつくりますね。
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何かあった時に‥わかります。
私も祖母が危篤になった時、仕事で迷惑をかけるとわかっていたので女性の先輩に事情を伝えてその時はお願いしますと言ったところ、毎日のように「おばあちゃんどう?」祖母は土曜の夜に亡くなったのですが、日曜の朝に休みなのにおばあちゃんどう?のLINE…
そのまま返信で火曜が通夜なのでその日からお休みいただきます、と伝え月曜は出勤しましたが今度は支社にいる上司に電話で伝えろと。心がざわついていたしどんなふうに言おうかな、とりあえずお茶飲んで落ち着いてから電話しよう…とお湯を注いでるところに早く電話してよ!!と強い口調で言われたので、私も強い口調で心を落ち着けたいので少し外にでます!と部屋を出ました。
彼女は部署が変わったので関わることは少なくなりましたが、今も距離をとっています。
その後に入ってきた後輩の祖父母も不幸がありましたが、お悔やみを伝えて気持ちに寄り添うだけにしています。
emiさま
おばあさまのこと、お悔やみ申し上げます。
本当に、何かあった時に、周りの方の心の本質を知れますね。
人の気持ちに寄り添う能力を持たない人だったり、
自分のことだけしか考えられない人を発見する機会になったり・・・。
心が辛い時だけに、余計に傷つきます。
きっと、優しいemiさまのおばあ様が、「その人は、そういう人だよ」と、
emiさまに教えてくださったのでしょうね。