ウワサ話し

祟り神と人の念の怖さ

今日のお話は、アメブロの続きでもあるのだけど、神仏に対して丁寧に接することができない人って、ある意味怖いものがない人ともいえるでしょうね。

そういう人って、怖いです。 怖れるものがない人間って、本当に怖いです。 けして良い意味ではなく、とても怖いと思います。

また逆に、必要以上に神仏を恐れるというか、煙たがるというのか、あるいは「触らぬ神に祟りなし」と、関わらないようにしている人の中には、心に何かやましいことがあって、罰せられることを恐れているという場合もある気がします。

自分の心や行動は、自分が一番わかっています。 他人は気づかなかったり、欺けたとしても、「お天道様は見ている」というように、いつかボロがでたり、暴かれたりするもので、そういう人は、心のどこかでそのことをわかっているのだと思います。

だからきっと、自分の心を見透かされそうで、神仏を遠ざけておきたいという心理になるのかもしれません。

アメブロでは、「神仏の祟りはあるのか、ないのか」と言うお話を詳しく語っておりますので、よければそちらから先にご覧になってみてくださいね。
「ご神徳を得られる方法」

また、理論的に説明できないようなものは受け付けないと決めつけている方がいらして、そういう方って、神仏に限らず、風水にしても、占いなども、ひとまとめに「信じる、信じない」というレベルでのとらえ方をなさっているような気がします。

でも、私に言わせると、神仏は「信じる」とか「信じない」と考えるより、ただ「有難いもの」として感謝して大切に扱ったり、敬ったりという、そんな人の気持ちを向ける対象だと受け止めています。

こういう気持ちって、人間だからこそ持てるものだと思うし、だから人としてとても大切な気持ちなんじゃないのかなあって思うのです。

そもそも、神道(しんとう)には経典がなく、神社は鳥居をくぐれば「ご神域」といわれますが、実は拝む対象物はとりわけ存在しません。

仏教にしても、道教にしても、「像」を崇めるのではなく、本来はそのお姿自体というよりも、その「教え」に救われたり生き方を正したり、導かれたりするものだと思うのです。

信仰における仏像や道教の神様の像は、いわゆる「ハブ」なのだと、鮑義忠先生もおっしゃっていました。 このハブって、マングースと戦うヤツとは違うヤツですよ。

とにかく、神仏のばちや祟りより、よほど恐ろしいものは、「人の念」だと思います。 本当に。

さて、そんなわけで、祟り神のスリートップである日本三大怨霊のお三方をご存じでしょうか。 

天神様でおなじみの、「菅原道真(すがわらのみちざね)公」
あの首塚が有名な、「平将門(たいらのまさかど)公」  
そして、天皇家に生まれながら悲劇の人となった「崇徳天皇」のお三方です。

このお三方に共通することは、非業の死を遂げた「実在の人物」であるということ。 

菅原道真公は、大宰府や北野天満宮の「天神様」で有名ですし、受験生にとっては特に大事な神様ですよね。

江戸城の鬼門除けである「神田明神」は、平将門公が主祭神です。

そして、崇徳院を主祭神に祀る「白峯神宮」はスポーツ全般、特に球技をなさる方が厚い信仰を寄せる神様です。

先ほどの話の流れから、すでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、「神様」とされるこのお三方は、もとは生きていた人なのです。

怨霊となるほどに強い恨み念を残しながら、非業の死を遂げられた方たちなんですね。

菅原道真公は、かつて濡れ衣を着せられて、都から、福岡県の大宰府に左遷され、都に戻れぬまま亡くなりましたが、その後数々の祟りを起こし、道真公を陥れた関係者を震え上がらせたといわれます。

平将門公も同じく、祟りが強すぎて、いまだに近隣の建物の中の人は、首塚のある場所には背を向けないようにしているとかいう噂もありますよね。

罪人扱いを受け、無念の思いで舌を噛み切って亡くなったそうですが、その後怨霊となり、関係者を次々に呪い殺したうえに、怒りの念は700年にわたって続いたと言われます。 めっちゃすごいですよね、恐ろしいなんてもんじゃありませんよ。

つまり、本当に怖いのは、人の念であるということです。 

いじめって、したほうは忘れてたりするけど、されたほうはけして忘れないものです。

人を傷つけたり、軽視したり、侮辱したりすることが何故いけないか。 それは、人に恨まれるということは、神仏を怒らせるよりもよほど恐ろしいことだからです。

自分が関わる人に対しては、誠実に、親切に接するように心がけましょう。 情けは人のためならず と言いますが、すべてのことは、めぐりめぐって自分のもとへと戻ってくる仕組みになっているのだと思います。

そして、人に丁寧に接するように、自分にも丁寧にかかわり大切にしてあげましょう。

自分のことをないがしろにする人が、人から大切にしてもらえるはずがないのですから。

神戸では必ずお参りする関帝廟です。

関帝様はご存じの通り、道教の神様ですが、三国志に登場する劉備に仕えた武将のあの関羽が神格化された方で、すなわちこの方も、実在していたと言われる方ですね。

鮑先生曰く、関帝様は、必ず願いをかなえてくださるとのこと。 おかげさまで、私も様々な願いをかなえていただいたのですよ。 

ところで、どなたにしても、お願いしっぱなしというような失礼は絶対にダメですよ。 必ずお礼のご挨拶に伺わないと。 これはマナーとして当然のことです。

祟られるとか、ばちがあたる以前に、礼儀として当たり前のことなのです。 どうぞけしてお忘れなく。

今日もご覧下さってありがとうございます。


人気ブログランキング

このバナーをポチっとクリックして応援してくださいね‼
「人気ブログランキング」・「天然石・パワーストーン ブログランキング」に参加しています! このボタンをクリックしてくださるあなたの優しさが、ブログをささえてくれます♡

◆スマートフォンチャット占い鑑定士 【uRala(ウラーラ)】( iPhoneAndroid

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。