たくさんのお祝いのメッセージをありがとうございます♫ 幸せなお誕生日当日から、3日続けて美味しい外食が続いたので、今日からしばらくは粗食にしよう…ということで、今夜のお家ゴハンは厚揚げのステーキに、お野菜を何種類も入れた、具だくさんの豚汁という、シンプル和食メニュー♫ 栄養バランスはちゃんと保たなくちゃね♪
アメブロでは、お誕生日の決意表明として「私の出来る事、やりたいこと」を書いていますので、よければ是非ご覧になってみてください♪
さてさて、昨日私宛に、あるご質問のメールが届きました。 形見分けで譲り受けられたジュエリーに関してのお問合せです。
私がこのブログをはじめてから、早いものでこの3月で7年半になります。 本当にたくさんの方が見にいらして下さるようになり、ひとところは、毎日ホントにたくさんのご質問メールが届いていました。 例えば、「持ってるブレスの石の名前を忘れちゃったんです、石の色は〇色です。 コレは何なのでしょう?」とか、「もらったブレスがあるんでけど、石の名前がわかりませんとか」、「〇〇と言われて買ったのですが、本物でしょうか?」とか…。
あるいは、「最近運気が落ちてる気がするんですが、どうしたらいいですか?」「ウチの南側に〇〇をおいてますが、風水的に正しいですか?」 「この前ブログに載せていた料理のレシピを教えて下さい。」「あの料理、ウチのお鍋でも作れますか?」などなど…。
もしくは、単刀直入に、「復縁希望です。どうしたら復縁できますか?」なんてご質問まで…。 もう本当に毎日たくさんのいろんなジャンルの質問が届き、とてもとても、私一人ではご対応が出来なくなってきてしまいました。 かといって、誰か代わりに…と言うわけにもいかないのですよね。
それで、特に多くいただく質問に関しては、どなたも見て頂けるように『Q&A』のコーナーを設けました。 これは、今でもどんどん追加していっていますので、みなさんも、何か疑問に思うことがありましたら、まずは是非こちらをご覧になってみて下さい。
そして、実は、Ayaにメールからいただくお問合せやご質問に関してですが、基本的には、私のお手元からお渡しした開運ジュエリーや、風水アイテム、それから八字(四柱推命)鑑定後のご質問等にはお答えさせていただいておりますが、それ以外のことに関して、安易に無責任にお答えをさせていただくことを、遠慮させていただいております。
ただ、今回のご質問に関しましては、ご本人様のご了承を得まして、答えというよりは、こちらの私なりの考えをお話しささせて頂くことにいたしました。
まずはご質問の内容です。
亡くなった叔母の遺言の遺品で、葬式用の鞄鞄とジェットのネックレスを譲りうけたのですが、調べてみるとジェットは自分の物として人には譲ってはいけないと聞き、どうしたものか…と悩んでおります。
それで、いろいろと検索されているうちに、私のブログにたどり着いたとのことでした。 見つけてくださってありがとうございます。 叔母様の思い出のお品を譲りうけられたとのこと、初めに、叔母様のご冥福をお祈りいたします。
お葬儀や服喪中のためのジュエリーを「モーニングジュエリー」と言います。 これは「朝」のモーニングではなく、悲しむの意味の「mourninng(モーニング)」なんですが、モーニングジュエリーとして正式に許されているジュエリーは、ジェットとパール、この2種類です。
この漆黒のジェットのジュエリーは、とても落ち着いた品格があり、故人をしのぶ時に、華やかさを抑え、悲しみのセレモニーに身を整えるジュエリーとして、これ以上のものはないと私も思っております。
このことは、過去ログのコチラで「ジュエリーのマナー(モーニングジュエリー)」詳しくお話ししておりますから、興味のある方は是非ご覧になってみてください。
事前に予定がわかるお祝い事とは違って、ある日突然知らせがくるような、お葬儀に備えての喪服や小物をお持ちであるのは、故人にきちんとお別れを告げるために、大人の女性のマナーとして、是非とも普段から心がけて、用意をしておくべきものだと私は思っています。
ところで、ジェットとは、イギリスのヴィクトリアン時代にとても流行したものですが、石ではなく、流木が化石化したもので、控えめな漆黒の輝きと、なめらかな優しい肌触り、そしてとても軽やかなことも魅力のひとつといえます。 邪気除けの効果がとても高く、感情を沈めてくれると言われています。
そういう効果があるからなのか、確かに「身に着けたジェットは、人に渡してはいけない」という言い伝えもあるようです。
ただ、ジェットのことに限らずですが、こういったお話しは私が思うには、必ずしもどれが絶対に正解で、どれが間違いだと言い切れることではないような気がします。
可愛い姪御さんのために、叔母様はご存命のうちから「これを譲りたい」と、決めていらしたのだと思います。 そのお優しいお気持ちをお受けになって、生前の叔母様の素敵な思い出、楽しかった出来事などの記憶と共に、大切にお持ちになって良いものではないかと私は思うのです。
ジェットといえば、ヴィクトリアンといわれるほど、ヴィクトリアン王朝の時代にはイギリスで、とても素晴らしいデザインのジェットのジュエリーがたくさん生み出されました。 愛する夫のアルバート公がお亡くなりになった後に、当時のビクトリア女王はとても永いこと喪に服されたことから、この時代には、とても多くのモーニングジュエリーが作られたのです。
実際に、その当時のジュエリーは、今でもアンティークジュエリーとして、高値でオークションにかけられ、世界中にコレクターがいるほどです。 ジェットに限って、元の持ち主以外の手に渡ったからと言って、特に誰もが不幸になったとか、悪いことが起こったという話しは私は聞いたことがありません。
私が思うに、あえて悲しい時に身につけるものだから、悲しい思い出が詰まったものを、悲しみごと人に渡さないようにという意味合いもあるのかしら…?とも想像したりしています。
それと、やはり特別なセレモニーのための特別なジュエリーですから、礼節的な意味合いとして、大人のエレガントな女性として、それぞれが自分専用のものを持っていることが、女性としの心がけとして素敵であるということも含んでいるのかもしれません。
実際、私はまだ、自分用のジェットを持ちませんが、ジェットというジュエリーは、やはり身につけるにはある程度の風格が必要となってくるジュエリーです。 いずれは母の持ち物を、借りるなり、譲りうけるなりで、身につけた時、むしろ品よく美しく見えるような女性を目指したいなあと考えています。
さて、東日本大震災から、5年の歳月が過ぎました。 あの日何をしていたか、私は今でもはっきりと覚えています。 あの日のことは、誰もが忘れられない記憶として、誰の心の中にもそれぞれの形で刻まれているのだと思います。
今日、また改めて、天に召された方々のご冥福を深くお祈り申し上げますとともに、被災された方々や、そのご家族の方々、関係者すべての皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。