昨晩は春の嵐。 本当にもう、ちょっとした台風なんかよりすごい風が吹きました。 朝になって、風がやんだ代わりに、今度は強めの雨が降っています。 でも、ひと雨ごとに温かさが増してきますね。
昨夜のあまりの突風に、桜がほとんど散ってしまうのではないかと、何だか子供みたいに心配になりました。まだ、だれとも一緒に桜を見ていないのに。
それで、夜も更けつつあるなか、サンダル履きでてくてく歩いて、すぐ近くの公園まで桜の様子をみに行ってみました。
すると、そこは辺り一面、夢のような花吹雪が舞っていました。 空には明るく月が輝き、公園の外灯に照らされて、ほの白く浮かび上がっている桜の姿はとても幻想的!!
桜の木は、風に大きく枝を揺さぶられながら、それでもしっかりと頑張って枝と一緒に揺れているたくさんの花にちょっと安心して…足元のクローバーのじゅうたんの上に落ちている花だけを、いくつか拾い集めてきました。
お天気の良いお昼間だと、公園のクローバーのじゅうたんは、こんなふうに、ふわふわでとても綺麗なのですよ。
公園の桜の花びらが、我が家の庭やベランダにまで飛んできています。 春の嵐のお陰で、部屋にも少しだけ桜が遊びに来てくれた気がします。 そういえばこの時期、私は私はこうして、いつもクローバーの上で咲いているように見える桜を拾って、水に浮かべて飾っています。
そして、この季節に春の嵐が吹くと、毎年必ず思い出す言葉があります。
明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは
これは親鸞聖人(しんらんしょうにん)の句で、私たち姉妹がとても幼いころから、よく母にこの言葉を聞かされながら育ったという、どちらかと言うと、私の耳にはややチクチクと痛い言葉です。
私たちの母も、子供の頃から何かにつけ、親にこの句を聞かされて育ったらしくて(笑) それにしても、このブログでこのお話しを書くのはもう何度目になるだろう…。 桜の季節は、ほんの少しの間でしかないというのに、これほどにいろんな思いが巡るほど、日本人の心に大きな影響を与えるものなのだなあと、つくづく思います。
この季節の特有の変わりやすいお天気のように、この短い期間の間に、本当にくるくると、様々な思いが巡るのです。 それは、歳を重ねるごとにますます思いが深まる気がします。
『明日があると思う気持ちは、「美しく咲いた桜は明日も見れる」と思うようなものです。 夜のうちに吹いた嵐で散ってしまうかもしれないのに。』という意味の歌で、なんと親鸞聖人はわずか9歳の時にこれを詠んだのだと言われています。
「栴檀は双葉より芳し」って言うけど、凄い人ってやっぱり、小さな時からスゴイものなのね。 私も9歳になるころには、お陰さまですっかりこれを暗記できていました。(大イバリ!!) そして、自慢ではないですが、このトシなっても、まともな俳句のひとつすら読めません(涙)
親鸞聖人が出家するために初めて慈円和尚のもとを訪れた時、その日はもう夜が更けていました。今日は疲れただろうし、修業は明日から始めようと言った慈円和尚に、わずか9歳だった親鸞聖人がこの歌を詠んで、今日から始めたいと訴えたのだそうです。
「明日ありと…」の、5・7・5・7・7のたった31字の中に、桜の季節やその情景、仏門に入る決意や信念、そして立派な教訓までが込められているという、ありえへんくらいの見事な歌なわけです。 いや、ほんとにありえへん。
で、とにかく私は毎年のことながら、桜が開くこの季節には、とりわけ「明日に延ばさず、できることはすぐにやっておかなくちゃね、だって時間ってあっという間にたっちゃうんだもんね~!!」と、反省も込めて、自分に言い聞かせてるわけです。
ところで、私が、スマホのチャット占い「ウラーラ」で、四柱推命鑑定士をさせていただいている中で、最近特に強く感じていることがあります。 というのも、「復縁」を望んでの相談って、結構たくさんいただくのだけれど、ご相談を伺いながら、まさにこの、「明日ありと、思う心の仇桜…」という言葉を痛感するわけです。
恋愛がスタートする時期って、自分を良く見せたいから頑張っちゃうものだけど、2人のお付き合いが安定してくると、つい誰もがだんだんと、「愛されているんなら、私はもっとこんな風に扱われるべき!」みたいに、自分の権利を主張することばっかりに目が行きがちになっちゃうわけ。
お相手の持ってるたくさんの魅力や、内面の素晴らしさとか、2人が出会えて一緒に過ごせるということへの感謝の気持ちとか、恋愛のたくさんのそんな素晴らしいことよりも、自分が「こうしてもらうべき」という気持ちが強まってしまうのは、何よりも、そこに愛情があることが「当たり前のこと」だと錯覚してしまうからではないかという気がします。
愛を信じられるって凄いことだと思うの。 でも、それがあまりに当たり前になっちゃって、あるのが当然だと過信しすぎると、失いつつある時ですら、そのことに気づかないことだってある。
ものすごい春の嵐が吹いた時ですら、簡単に修復が可能だと安心しきっていたりする。
恋愛なんて、桜の花のようなものです。 冬の間からコツコツと準備をして芽をだした、固いつぼみがようやく開き始めたと思ったら、たちまち見事に満開になる。 でも、花が咲き誇る時期なんて、ほんの一瞬なんです。
失ってから、初めて気が付くようでは、時すでに遅し…です。
『明日があると思う気持ちは、「美しく咲いた桜は明日も見れる」と思うようなものです。 夜のうちに吹いた嵐で散ってしまうかもしれないのに。』という歌の意味の中には、恋愛にも人間関係にも、大きく通じるものがありますよね。
いまあるものを、当たり前だと思わずに、たくさん感謝して、大切に愛でる気持ち…。 それが心の中にいつも春の陽気のような優しさを保たせてくれることにつながるのかもしれません。
さて、そんなわけで、スペシャルパワーチャージ済みの、開運携帯チャームの新作が出来上がりました。
願い事をかなえてくれるパワーがあるといわれる「マニ車」のチャームがゆらゆら揺れています。 チベットでは「マニコロ」と呼ばれる大変神聖な仏具で、チベット密教に伝わる仏具の一種です。 風水ではとても御利益のあるお守りとされます。
赤ちゃんをあやす、おもちゃのガラガラにも似たこの「マニ車」の筒の中には経文が収められ、表面に真言(マントラ)が描かれています。筒がくるくる回る仕組みになっているので、これを右回りに回転させると、回した数だけお経を唱えたと同じ功徳が得られると信じられています。
リリアン・トゥーのマレーシアのご自宅のお庭には、高さ数メートルもある大きなマニ車があり、私もBeBeと一緒に回してきました。
この携帯チャームには、実は他にも開運アイテムが盛りだくさん…!! 詳しい秘密はまた明日にでも改めて…!! みなさん、どうぞ楽しい週末をお過ごしくださいね♪
Aya&BeBeのラブスピリチュアルシスターズと行く、ボイジャーオブザシーズの旅のご案内はこちらです!!
昨年に引き続き、今年も私達姉妹が乗船させていただくことになりました、「2015 GW ゴールデンウィーク ボイジャーオブザシーズ」の超豪華クルーズです。
私たち姉妹からは「旅行代金を上回ることもあるかも!!」という、まさかの超お得な特典をお付けします(≧∀≦) ♫ Ayaにメールから、是非ご連絡くださいね!!
それでは、今日の応援、よろしくお願いいたします!!
Ayaさま
こんにちは :onpu2:
「マニ車」の携帯開運チャームのご紹介を
楽しみにしておりま~す :smile2: :kirakira:
礼子さま
こんにちは!! ありがとうございます♫
今回の携帯チャームは、なんとバッグチャームにだって変身しちゃう
超スグレモノですよ~!!
しかも、開運ツールがてんこ盛りです!
彩 さま
こんにちは。
まだまだ寒い日が続きますね・・ :down:
ご紹介していただいた言葉・・・
拝見してからずっと心に残っています。
1日の内、何回も頭に浮かびます。
本日、知り合いの息子さんが18歳の若さで昨日事故でこの世を去りました。
ショックで仕事が手につきません・・・
明日は必ず普通にくると・・過ごせると思っていましたが彩さまのブログの心に染みるお言葉に続いての訃報・・・
改めて、明日も必ずあるとは限らない・・・と痛感致しました。
1日を大切に感謝を忘れずに生きる事が大切だと強く思いました。
素敵なお言葉、ありがとうございました。
まだまだ寒い日が続くようですので、彩さまお体をご自愛くださいませ。
ようこさま
それは本当にショックな気持ちでお過ごしかと思います…。
ようこさまを通じて、今日、その方のお話しを伺うことになったのも、
きっと何かのご縁ですね。
心より、ご冥福をお祈りいたします。
彩 さま
きちんとご葬儀の連絡をいただきましたら、16歳でした・・・・
短い生涯ですね・・・
親御さんの方とのお付き合いなので、親御さんのお気持ちを思うと心が張裂けそうです。
ですが、彩さまに教えていただいた
明日ありと思う心のあだ桜・・・・
本当に、ぐっとくるお言葉です。
この言葉を忘れずに私も日々、感謝の気持ちを持ち過ごしていきたいと思います。
彩さま、本当に素敵な身に染みるお言葉ありがとうございました。