みなさん ごきげんよう :smile2:
今日は文化の日にちなんで、カルチャー講座を :smile3: えへん :su2: 『愛される言葉のマナー』についてお話したいと思います。
言葉遣いには、その方の教養も人格も凝縮されています。 そう考えると、つい日常で乱雑な言葉遣いをしていることを反省・・・。
きれいな言葉遣いには相手に対する尊敬も、思いやりも、いろんな愛情がこめられていますよね。 ですから心がけて、女性らしく優しく美しい言葉を話すようにしなければ・・・ :happy: と思います。
最近、とっても気になる言葉があります。 テレビを見ていても思わず不快に感じてしまうのですが、食の番組などで、食べ物を口に入れた瞬間 「ヤバイ ❗ 」 と発する流行(なのでしょうね) :uuuum: 男の子に多いようですね。 ですが、たとえ男性でもこれはあまりにひどい表現力 🙁 あるとき知人のA氏が言っていました 「最近の若い人ってさ、美味しいこと 『ヤバイ』 って言うでしょ :hun: オレ、会社の若者を食事に連れて行った時、一瞬、お店が何か傷んでるものでも出したのかと思って慌てちゃったよ :nageyari: 」 ええ、わかりますわ :hun: 食べ物に対して 「ヤバイ」 はないでしょう・・・。 私も初めて耳にしたときは一瞬ぎょっと :gaaan1: しました :ooo: 一緒にお食事をする方に対しても、お料理を作った方に対しても本当に失礼 :ase: 流行の表現だとしても、とても残念な気持ちになります。
どんな食べ物でも、私たちの目の前に並ぶまでには、その食材ひとつひとつにもたくさんの人の手がかかっています。 美味しいものを作ろうと、丁寧に心をこめて愛情を注いでくれた人たち。 それからたくさんの水、たくさんの太陽の光。 あるいは命をありがたく頂くことも・・・。 そういった全てのことに感謝して、大切に口に運ぶわけですから 『頂きます』 『ごちそうさま』 の言葉には、たくさんの感謝が込められているはず。 そんな感謝の気持ちが自然に言葉に現れる人、そんな方が「愛されるひと」だと思うのです。
また、近頃ショッピングしていて気になる言葉もあります。 気になるお洋服を手に取った瞬間、どこからともなく現れたお店の方が 「それ、可愛くないですか~ :smile1: ❓ 」 ひどい、ひどすぎる・・・ 🙁 否定なのか疑問なのか、ちゃんとせんかいッ :gaaan1: :ikari: あら、失礼 :su2:
確かに、愛される方は疑問形の使い方が上手です。 例えば彼と一緒にお料理を作ろうとしているとしますわね。
「私、ソース作るから、パスタ茹でて」 ・・・ それは命令か :nageyari: ? と思っちゃいます。
「私、ソース作るから、パスタ茹でてくれる?」 ・・・ これだととても優しい印象 :smile3:
彼もきっと 「うん、いいよ :smile1: ❗ 」 って言いたくなります。 お願いするときは疑問形で :smile2: :onpu:
愛される方はまた、否定形の使い方も上手です。 例えば、なまものが嫌いなのに、「お刺身食べに行こうよ :smile1: 」 と誘われたとしますよね、 「私、お刺身嫌い :su1: 」 と否定するより、 「私、お刺身があまり得意じゃないの :nageyari: 」 という否定形の使い方なら、ずいぶんやわらかく聞こえます。
「得意」というポジティブな言葉を、やわらかく否定して表現する、このやんわりとした言い回しのテクニックは、どうしてもお断りしないといけない時にはとても便利です。
「嫌い」 と、バッサリ否定で片付けてしまっては、せっかく誘ったほうもがっかりしますし、なんだかガサツな印象で、損しちゃいます :uuuum: :ase:
間違った日本語が多用されているといわれる今日、うっかり間違った敬語を使ってしまっていたり、丁寧に話そうと思うあまり二重敬語になっていたり、日本語はとても難しいですから、たとえ母国語とはいえ、実際には完璧に・・・とはいかないものですよね 🙁
ですが、来年2009年の開運行動として 『美しい言霊』 があげられていましたから、できるだけ乱暴な言葉は使わないように気をつけて、ていねいで美しい言葉づかいを心がけたいな、と思います :smile3: :onpu:
愛される言葉のマナーって、相手に対する思いやりだと私は思うのです :happy: :star:
「ありがとう」 この言葉なんて、本当に美しい言葉。 これをたくさん言える人はきっと間違いなく愛される人ですよね :kirakira:
今日も「ぽちっと」してくださって、ありがとうございます :smile2: :heart: