人間関係

仕事に対する向き合い方で幸せになるということ

以前、「彩さんのブログを見て、今の自分のことを思ったら、涙がとまらなくなりました。」というメールを頂いたことがあります。 今からもう、三年近く前になりますか、「自然なライフワーク」というタイトルで、「今の自分の生活の中で、仕事がどんな位置づけにあるのか」ということを語ったことがあるのです。

それは、別に気負ってたいそうなことを語ろうと思ったわけではなく、私にとっては「今の私って、毎日をこんな感じで暮らしてるよ :smile3: 」といった、最近の自分の日常をお話ししただけの記事だったので、「え?もしや何か、気分を落ち込ませちゃうようなこと、うっかりと書いちゃったのかしら 😯 ❗ ❗ 」と一瞬慌てたくらいでした。

ある時、クライアントの方とオーダーの打ち合わせのための、楽しくメールのやりとりをしていたら、その方から『せっかくの休日なのに、何度もご連絡してしまいごめんなさい :ooo: 』と、お気づかいいただいちゃって、「休日? そっか、今日は日曜日かぁ…だからって、そんなの全然関係ないのに~ :nikoniko: 」と思って、ふと気付いたことがあったのでした :smile1:

そう言えば私、こうして好きなことをブログに綴って更新することや、メールでみなさんとやりとりをさせて頂くことも、それから、オーダーを頂いて石のセレクトをしたり、開運ジュエリーの製作をさせて頂くことにしても、いっさい「仕事」という観念を持っていないよな… 🙄 と。

だから、毎週の休日なんて特にきめてないし…っていうか存在しないし(笑) 自分のやってることすべてが、私にとってはすごく自然なライフワークの一環なんだよねっていう、ただそんなお話しだったのでした :smile1:

昨日、銀座をぶらりと歩いて、お気に入りのお店でお買い物をしたことをご紹介したのですが、先週の月曜日の東京は、台風の影響で風はとても強かったものの、お天気は快晴 :hare: 陽射しがとても強くて、銀座の街の歩道の照り返しもすごく、優雅に聞こえる銀座のお散歩も、実際は日傘にサングラスにロングのサマードレス(足元を日焼けから守る)、そして胸元も焼けないように、シフォンのストールを巻いて歩く私は、まるで誰かに顔を見られてはマズイ人のような出で立ち(笑)

有楽町の駅から、数寄屋橋を抜けて銀座の交差点までのほんの10分ほどのお散歩も、実際は「ふ~、暑い :nageyari: しかも、風で髪がライオンのたてがみだよ~ :deredere: 」なんて思いつつ、「以前はこの辺に、会議や研修でよく来てたな~、あの頃の私って、頑張ってたな~ :su2: 」なんて、過去の思い出にひたる間はほとんどなかったのですが…(笑)

お気に入りの鳩居堂さんで買った小物を並べて、写真を撮り、ブログでみなさんにご紹介しながら、ふとまた思ったのでした。

以前、私が、しょっちゅう銀座のオフィスに通っていた頃、 その時は、海外宝飾ブランドに所属して、責任のあるポジションを任せて頂いていただいていましたから、私なりに、もちろんやりがいをもってひたむきに仕事に打ち込んでいましたし、毎日はとっても充実していました。 でもやはり、「業績」という重圧がずっしりとのしかかっていました。 当時の私にとって、仕事をするということは、「業績をあげなければならない」ということでもありました。 それに対しての、絶対的な任務と責任がありましたから。 

人に対してただ純粋に、「心で接する」とか、「真心でお付き合いする」という気持ちだけでは許されない、厳しい環境にいたわけです。 でも、今の私は毎日がとても楽しく、どのクライアントと接する時でも、すごく自然体です。 私にとっては、その方と関われたということが重要で、業績という重圧は存在しないからです。

「自然なライフワーク」という記事を読んで、涙がとまらなくなったとおっしゃるその方は、働かなければならない毎日を、ただ必死で過ごしていたのだそうです。 ご主人様はお体があまり丈夫ではなく、それでも辛い体にムチ打って、無理して頑張っていらして。 その方にしても、生活のために、日々ただ「苦労」とか「辛い」とか、そんな気持ちでいっぱで、ただ働くだけでしかない毎日だったそうです。 そんなご自身に気づいたとたんに、涙が溢れてきて止まらなくなったのだそうです。

「そうか、彩さんみたいに、もっと人生を楽しんでいいんだ :smile1: これからは、ダンナと二人で、もっと楽しんで過ごすことを考えてみよう :smile1: ❗ 」とお思いになったんですって。 そうですよ、楽しく暮らさなくちゃ、何のための人生でしょう。 仕事をするために生きているのではないのですから。 

確かに、どんな形であれ、どんな仕事であれ、生きるために働くことは、人として生まれてきた以上、当たり前のことだし、やらなければいけないことだと私は思います。

でも、おそらくそれが、自分が生きている意味なのです :smile1: 楽しむことも忘れて、ただ生きるために働かなければならないと自分を追い詰める必要はないのです。 自分が生きていること自体が「仕事」という気持ちにまでなってしまうなんて、それはとんでもなく追い詰められているのではないでしょうか。

仕事って、金銭を得られることだけが仕事ではないと私は思っています。 時々、「専業主婦なんて、年中無休なうえ、どれだけ苦労して働いたって、一銭ももらえない無給の仕事よっ :iyaiya: :ikari: 」っておっしゃる専業主婦の方っていらっしゃいます。 

だったら「母」という仕事だって同じですね。 夜中に赤ちゃんの泣き声で起こされて、フラフラになりながらオムツを代えて、ミルクを飲ませても、赤ちゃんは深夜手当どころか、時給も払ってはくれません。 それに旦那様だって、「ハイ、今月の母子手当と育児手当と、今月は風邪ひいた子供を病院にも連れていってくれたから、ボーナスもはずんどいたよ :smile3: 」なんて大金を払ってくれる人なんて、いるかもしれないけどあまり聞いたことがない(笑)

代償として、金銭をうけとることだけが「仕事」なんだという観念は、だから人として、なんだかとても淋しいように、私には思えます。

以前もその記事の中で語ったことですが、私もBeBeも、「仕事場」としてのアトリエや、鑑定の為に、クライアントのお客様をお迎えするための「サロンとしてのお部屋」を借りるようなことをしていませんので、賃貸のお部屋の毎月のお家賃などは発生しません :smile1:

なので当然ながら、毎月決まった支出分の捻出のために、「開運ワーク」のセミナーを開催したり、鑑定の集客とか、オーダーのノルマも発生しないわけです。 だから・・・というのも変かもしれませんが、私もBeBeも、お陰さまでホントに自然の流れに任せて、ご縁のある方と、素敵なご縁を結んでいくことができてきたのだと思います :happy: これまでは。

ずい分前のことになりますが、ある女性が、勝手にBeBeの能力についてをあちこちで話してまわり、「そんな不思議な人がいるなら、是非会ってみたい :love: 」という人がいたからと、「BeBeさん、彩さん、お仕事ですよ~ :smile3: ❗ 」と連絡をしてきたことがあり、BeBeが「そういうことはやめて下さい :su2: ❗ 」と、きっぱりとその方にお断りを申し上げたということがありました。

「金には困ってませんから :su2: ❗ 」なんて、まさか口が裂けてもいいませんが(一度は言ってみたいものですが :nageyari: )、私達姉妹は、「何でもやりますんで、お仕事くださ~い :smile2: ❗ 」という姿勢で生きてはいません。

最近、BeBeが「いい人やめた :su2: ❗ 」と言っているのには本当に彼女なりの苦渋の決断で、そう言わざるえないくらいの目に遭わされたから。 結局、自分のことしか考えていない人のために、お付き合い上、きっぱりお断りをすることが出来なくて、そのためにとても嫌なめにあわされる結果になってしまったからです。

「仕事」だからという名目ならば、社会的には金銭が支払われるのが然るべき状況。 「仕事」ではなく、はじめから好意で関わってねというつもりだったのよ、という弁明がなりたつとしても、理由もなく他人の名誉を著しく傷つけ、個人的な感情のままに、一方的に他人に暴力的ともいえるほどの精神的な苦痛を与えたことに対しては、社会的には慰謝料を支払うのは当然のこと。 

でも、そこはスルーされてしまって、ただ相手の我儘や身勝手を押し通され、そもそもは断りきれずに「いい人」をやってしまったBeBeだけが、ただひどい目に遭わされて終わったというだけのことでした :ooo: :ase:

「仕事」って何だろうって思います。 お金が発生するから仕事。 お金をもらうから、どんなことでも我慢するのが仕事。 そういう姿勢でこの世をただ生きてゆくなんて、それは何のための自分の人生なんでしょう。 世間でよく言う、 「仕事だと割り切る」という本当の意味は、そういうことではないような気が私にはします。

時々、「彼が絶対に私のところに戻って来るって約束してくれるなら、彩さんにブレスをお願いしようとおもいます :su2: 」とか、「絶対に結婚できると保証してくれるなら、彩さんのブレスを着けてみようかと思います :su2: 」というメールを頂くことがあります。

そういう方には申し訳ないのですが、「でしたら、私にはお手伝いができません。」とお返事を差し上げています。 絶対にできますというお約束ができる自信がないからではなく、そういう発想の方とは、私はお付き合いができる自信がないからです。 私にとっては、そういうお気持ちの方に対して、心を込めて私が出来ることを精いっぱいやって、関わることの意味をみいだせないのです。

何と上から目線な発言 :angry: ❗ と思われてしまうかもしれませんが、単純に「お金をもらえるから仕事」というような発想を越えて、自分の全てを注ぎ込むつもりでこの仕事をやっている以上、私も自分のやるべきことやりたいことを選びます。 今まで、そうして素敵な方達とのご縁がつながり、素晴らしい関係が結ばれてきたのだから、そのことに誇りと自信を持って、今後もそのスタンスを変えずに、自然なライフワークを続けて行こうと思います。

今日の応援も、どうぞよろしくお願いいたします。 :smile2: :heart:

POSTED COMMENT

  1. より:

    おはようございます。
    本日仕事について若者たちと討論してきました。
    上手く伝えることできるかわかりませんが。
    要約すると、介護の意見を看護の上司が受け入れてくれない。
    介護の考え方を全否定する。
    そのため若者たちが働きにくくなっている。
    ということでした。
    なんとかして互いの意見を取り入れながら進む方法はないのかと模索しているのですが、私も上司ではないためなかなか難しく思います(-_-;)

    今の若者がってよく聞くけれど、若者だってすごくいい考え方しています :love:
    今日改めてそんな素敵な考え方を知ることができてうれしく思いました。
    会社勤めって。。。
    難しいですよね(^_^;)

  2. Aya より:

    綾さま

    同じ現場に、仕事のスタンスが違う人が居合わせるのは、
    良いこともあり、それぞれの仕事内容が異なることで
    意見が合わないこともありますよね。
    お互いがうまく譲歩し合えるのが一番なのでしょうが、
    それぞれ立場や仕事内容が違いますから、なかなか上手くいかないことも多いようです。

    先輩としての経験を活かして、頑張ってくださいね :smile1:

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