マナー

お歳暮のマナー☆

今月もあとわずか・・・ということは、今年もまもなく、残りあとひと月ということになりますね :smile1: 九州は、11月までは「今日は暖かいな~ :smile2: 」って思う日が多いので、何となくまだ秋という感覚なのですが、12月に入ると、さすがに気分は冬モードに入ります :smile3:

気温も下がって冬らしくなりますから、コートやブーツのお洒落もいっぱい楽しめるし、昨日のお話しではないけれど、これからの季節、お食事のお誘いや、クリスマスのショッピングなどで、お洒落してお出かけする機会も増えますよね :happy:

何となく、慌ただしく感じる12月・・・ :smile1: イベントのスケジュール管理だけでなく、やっておかなくてはいけないことのToDoリストをきちんと作って、「しまった :gaaan1: :ooo: うっかりしてた :gaaan3 :gaaan2: 」ってことのないようにしたいものです :smile2:

12月に入って、早めに対応しておいた方が良いことのひとつが、お歳暮の準備ですね :smile1: 今年一年お世話になった方に、お礼と「来年もよろしく」の気持ちを込めて、暮れのご挨拶が丁寧にきちんとできる心遣いのある女性って、やっぱり素敵です :happy: :heart2:

そもそも、お歳暮とは、嫁いだ女性が、お正月の「歳神様(としがみさま)」にお供えするための祝肴を、実家に贈っていた慣わしが、お世話になった方やご実家などに贈る年末のご挨拶として、現在の慣習なったものなのだそうです。

そんなことから、お歳暮には一般的に食料品をお贈りするのが一般的です :smile1: もともと、お正月の神棚にお供えするための贈り物が、だんだんと、お正月に召しあがってもらうための贈り物ということにつながっていったわけですからね :smile1:

夏のご挨拶のお中元と共に、暮れのご挨拶としてお歳暮をお贈りするのが一般的ですが、どちらか一方だけで良いかしら・・・ :smile1: って思えるような方・・・つまり、律義に年2回も贈り物を差し上げるには、先方にも恐縮されてしまったり、余計な気を使わせないかしら? と思える程度のお付き合いの方でしたら、お中元はなさらず、お歳暮だけを贈られるのが良いでしょう :smile1:

何しろ、年末のご挨拶ですものね :smile1: あまりに堅苦しくなっては・・・という方だと、私はあえて、クリスマスギフトと言う形でお贈りすることにしています :smile1: これだと、お中元は省略しても、年末のご挨拶として、何の違和感もないですものね :smile1:

また、特に「お歳暮」としてかしこまらずに、「ちょっとした気持ち :smile2: 」としての一年間の感謝の気持ちを贈りたい時は、贈り物の表書きを「お歳暮」ではなく、「お礼」や「こころばかり」となさると良いでしょう :smile1: もしくは「松の葉」となさるのも、なかなかステキで気が効いています :smile3:

さて、お歳暮を贈る時期ですが、本来は、「事始めの日」といわれる、お正月を祝うための準備を始める日に贈るのが正式なのだそうで、これは12月13日から20日までの間にあたるのだそうです。

ただし、現在では12月初旬から、だいたいクリスマスの頃、25日あたりまでに届くように贈るのが一般的なようです :smile3: 特に、お正月に皆さんで召し上がってほしいな :smile3: と思うようなお品を選んだ場合は、できるだけ年末に近い方が、きっと先方にも喜ばれるでしょうね :happy:

ところで、今年、お身内にご不幸がおありだった方・・・いわゆる喪中の方への贈り物ですが、お正月の年賀状と違って、お歳暮はあくまで暮れのご挨拶として、お世話になった方に一年間のお礼を差し上げるものですから、お贈りするのは失礼にはあたりません。

正式には、忌明けを基準になさるとよいそうです。 これは亡くなられた日から、77日の忌明けが目安です。 それを過ぎていれば、お中元にしても、お歳暮にしても、特に気を遣うことはないと思います。 もし気になられるようでしたら、包み紙を地味目なものになさるとか、のしを控えめになさって、無地のたんざくに「お歳暮」と書くようになさるとよろしいかと存じます。

忌明け前であれば、紅白の結び目ののしよりも、無地の短冊に「お歳暮」となさっておけば、無難なようです。

喪中の方は、今年、お身内に不幸があって、ご家族はまだきっと、悲しみが癒えていないことでしょうから、私は新年のご挨拶を控える旨の、年末のご挨拶状をお送りするようにしています。

おめでたいことや嬉しいことが起こった時よりも、むしろ悲しいことや、大変なことが起きた時、何かあった時こそ、周りに居る人達の人柄がはっきりとわかるもの・・・。

私のこれまでに経験から、大変なことがあった時、辛いことがあった時ほど、それがはっきりとわかるものだって気がするんです :ooo:

そのお話しは、先日もいたしましたけれど、自分の周りに居る人達の中で、どの人がどれほど自分のことを思ってくれていたのか、どの人がどれほど自分のために力を貸してくれるのか、どの人がどれほど自分を心配してくれるのか、そして、どの方がどれほど暖かい気づかいを見せてくれるかが、心にしみてわかるのは、おめでたいことや嬉しいことが起こった時よりも、むしろ悲しいことや、大変なことが起きた時ではないかと思うのです :su1:

そんな時ほど、誰がどれくらい親身になって心配してくれるのか、誰がどんな優しい心遣いをしてくれるのか・・・ちょっとした気遣いのカード一枚、暮れのご挨拶とは別に届いた、「どうぞ、悲しみを乗り越えて、来年は良い年になりますように・・・」という、手書きの文字が、どれほど暖かく心にしみることか・・・。

私は、だから、「あなたのことを想っていますよ :smile1: 少しずつでも、悲しみが癒えてゆきますように、どうか体に気をつけて頑張ってね・・・ :smile1: 」そんな思いを込めて、喪中の方には、年末のお手紙をお送りするようにしています :smile1:

さあ、まもなく12月 :smile1: 年末の贈り物の準備はゆとりをもって、そして、相手の方に喜んで頂けるものを考えたいですね :happy: :kirakira:

今日の応援もよろしくお願いします :happy:

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