お世話様
以前、ブティックのマネージャをしていた頃、新人スタッフの女性が、お取引先の年配の男性に対して「御苦労さまです
」とあいさつをしているのを耳にして、ぎょっ
っとしたことがありました。
「御苦労さま、は目下の人に対して言う言葉よ
お取引先で、しかもご年配の方に対して、今の言い方はとても失礼になるの
」と言うと、『目下に対して使う言葉』、という意味が理解できなかったらしく、きょとん
とされたことがありました。
生まれた時から慣れ親しんだ母国語なのに、確かに日本語って本当に難しいと思うことがよくあります
正しい日本語を美しく遣える女性ってステキです
時と場所、場合をわきまえた適切で美しい日本語を話すことが出来る女性って、私の憧れであり、目標なんです
言葉の乱れは特に昨今の風潮というわけではなく、言葉自体がずっと昔から変化をしながら現在の口語になっているのでしょう。 でも、明らかにおかしいと思える日本語が、当たり前になっていくとしたらそれはとても残念な気がします。
テレビ局のアナウンサーの言葉でさえ、時々「あれっ
」 と思ことがあります。 その日本語は変でしょう
と思うことや、そういう言い方はおかしいでしょうと思うこと
言葉遣いだけでなく、最近私が気になっているのが、天気予報での「湿った空気」というアクセントなんです。 良く耳にする「た」に強くアクセントを置く言い方って、これは果たして正しいのでしょうか? 私としては「め」をやや強めに発声するべきでは?と思うのですが、是非正しいことを知りたいところです。
ところで先日、外出先でお茶を出された時に、「どうぞ、頂かれてください
」と言われて、これまた驚きました
頂くは謙譲語・・・正しくは「召し上がってください
」だと思うのですが
『お召し上がりください』という言葉も、一般的になりつつあり、この二重敬語は国を挙げて正すべきじゃないのか
と私はいつも思うんだけど、この間違った日本語も、そのうち当たり前の日本語になってしまうのかなぁ
二重敬語に関しては「おっしゃられる・・・」というのもよく耳にしますね
「おっしゃる」ですでに敬語、それに「られる」を着けるのは、まるで「お父様様」とか「おご飯」というのと同じ、とても変な日本語なんですけど、以前同じようなことをこのブログでお話しした際、「テレビで言ってて初めて知ったのですが、それって九州の方言らしいですね、びっくりしました」とコメントを頂いて、私もびっくり
本当にこれが方言なのだとしたら、私は九州人としてちょっと恥ずかしいなと思うわけです
それに本州、四国、北海道の皆さまに、同じ日本人としてお詫びを申し上げたいくらいです
言い訳するわけではないんだけど、九州にはとても古く美しい日本の言葉がたくさん方言として残っています。 我々福岡の人間にすら、南九州の、特に昔の薩摩藩だったエリアの鹿児島県辺りの言葉は、「すみません、通訳つけてください
」と言いたくなるほど難解です
だけど、知れば鹿児島にも、とても古くて美しい日本語がたくさん残されています。
私の住んでいるのは福岡市なのですが、もともと福岡と博多は全く別の街で、方言も福岡弁と博多弁とは微妙に異なります。 ちなみに私やBe-Beがいつも使っている言葉は、福岡弁ですばい(笑)
でも、いずれにしても、昔からこの辺りでは「言う」の尊敬語が「おっしゃる」ではなかったのだと思います。 今でも「言いんしゃる」「言わっしゃる」という言い方が、方言の敬語としては当たり前に使われています。
なので、言い訳がましいんだけど、最近無理して「おっしゃる」を遣い始めた人たちが、慣れない言葉に戸惑って
ぎこちなく「おっしゃられる」なんて言ってしまってるのかなぁ・・・すみません、苦しい言い訳ですね
九州に住む私たちが、関西の言葉をいくら真似してみても関西人でないことがすぐにバレてしまうように、よその土地の人が真似する博多弁で、使い方が特に難しいのが、「~ば」という言葉の活用法だと思うんですね
武田鉄矢氏で有名な「なんばしよっとか
」という、あの「ば」ですね(笑) 「ご飯ば食べる」 「彼氏のことば好いとう
」 これは、彼氏の言葉・・・ではなく、彼氏のことが好き
という意味です(爆)
必須科目だった英語の、atなどの遣い方が難しかったように(私だけかも
)、よその土地の方が真似する博多弁を聞いて、「モグリだっ
」とすぐに見抜けるのが、この「ば」の使い方です。
「食事ば行こう
」・・・こういったのは完全に博多弁の文法が間違っています
正しくは、「食事ばしよう」
テレビの時代劇ではよく耳にする、古い日本語の「~をば」という言葉が、今では「を」だけが残って一般的に使われているのに対して、九州では「ば」が残されて使われているようです。
九州の方言講座はこれくらいにして・・・(笑) 「御苦労さま」と同じような言葉で、「お世話さま」というのがあるんですが、こちらも同じく、目上の人が目下の人をねぎらう際に使う言葉ですよね
子供の頃、祖母がタクシーの運転手さんだとか、お店の方などに、「お世話さま
」と言っているのを聞いて、大人の女性のエレガントな言葉だな~って憧れを感じたものです。
私の年齢でも、まだまだ「お世話さま」をさりげなく、優しく使う機会はなかなかありませんが、いずれもっと年齢を重ねたら、毎日たくさんの人に、「お世話さま
」と声をかけられる人になりたいな~と思うのです
今日の応援として、下にあるボタンをばクリックをして頂けましたらば、大変有り難く存じます






aya様
徹底的に仕込まれました!接客業では重要ですよね。
「ご苦労様」は、同じく、上司に注意されました…以来「お疲れ様」で通してます(笑)
あとは「~から」「~の方」とか…やたら付けてしまうので、徹底しました。「あちらのイスの方に」…ドコのイスの方なの?「千円からお預かりします」…「から」は必要ナイよね!とか(笑)
日本語は、言葉の表現力が豊富なコト…難しいですね!だからこそ、スタイリッシュに使いこなしたいです(笑)
しのさま
シンプルに、わかりやすく美しく、丁寧に・・・そう思ってもなかなか難しいんですよね~


丁寧にしようと思うあまり、ついくっついてきちゃう「~の方」「~から」・・・
そしておっしゃ「られる」
ないほうが、確かにスッキリと美しく、そして正しいんですよね~
美しく、正しい日本語をスタイリッシュに
使いこなせる女性って、素敵です
難しい
とっさに聞かれると、ヘンテコリンな日本語になってしまったり、噛んでしまいます
勉強をして身に付けないと、だめですね
いざというときのタメに(笑)
『あなた、消費税入りましてって”ハンチョウハイリマシテ”じゃないのよ!!』先日の研修で言われました。
」なんて言える雰囲気じゃありませんでした。
「ハンチョウってなんですか
久しぶりに、徹底的なデパート言葉を叩き込まれました
今は「スミマセン」じゃなく『ありがとう』とサラリと言える女性になるように、気をつけています
はるかさま
いきなり使おうとしても、それは誰だって無理です
付け焼刃では簡単に剥がれてしまうんですよね~ 
普段からきちんと丁寧な言葉を使いこなすトレーニングや、そんな機会を増やしてゆくことが大切なんでしょうね
ゆかさま
おおお、緋牡丹お竜ですねっ(笑)
トレーナーさんシブいっ

)
(・・・良い子はわからなくてもいいのよ~
そちらではお食事は「ギョク」ですか? それとも何番とかって言うのでしょうか。
トイレや休憩の隠語を覚えなきゃですし、デパートは規則が多くて大変ですよね~
ほどよく楽しみながら、頑張ってくださいね