セブの空港から、この学校に到着した際に、最初に受け取るのが、学校の名前の入った青いバッグ。
このブルーのバッグを持って授業に向かうということなのかしら?と思いきや、のちに判明したのが、この中にはお洗濯物を入れて、学校のランドリーに出すためのものでした。
受け取った時には、バッグの中には、書類の入ったファイルと、学校オリジナルのお水(なんか可愛い)と、とりあえず今夜のお夜食にどうぞ!という意味なのか、カップ麺とピンクのプラスティックのフォーク、それからトイレットペーパーが入っています。
ここは、最近までホテルだった建物だとはいえ、今は学校と寮なので、トイレットペーパーをはじめ、身の回りのものは全て自分で用意する必要があります。
私たちも、シャンプーやタオルやティッシュペーパー、もちろんトイレットペーパーなど、思いつくものは全て、トランクに詰め込んで来ていたので、初日から早速困るということはなかったのですが、すぐ近くにセブンイレブンがあるとはいえ、この「差し当たって必要なものセット」は、おそらく身にしみて「ありがたい!」と思う人も多いはず。
さてさて、初日に早速、提出する必要のあるこの書類の記入事項の中に、「English name」という項目がありました。
私は「Aya」のまま、BeBeももちろん「BeBe」と記入し、先生方やお友達の皆さんからそう呼ばれています。
このイングリッシュネームは、海外では、特にいろんな国籍の人が集まる国だったり、アジア圏では台湾やマレーシアの方達なども、たいていみなさんがお持ちです。
呼んでもらいやすく、覚えてもらいやすい、誰でもが発音しやすい名前を、自分が好きにつけて良いのです。
例えば私が、マドンナをイングリッシュネームにしてもいいわけで、エリザベスでも良い(いや、良くねえ)
なんなら勝手に環奈になって「I’m Kanna」と言い張ったって、誰も羽交締めで止めたりはしません。(言わないよ、言わないけどさ)
日本人でも、「ケン」さんとか、「ヒロ」さんなどは、そのままのお名前をイングリッシュネームにされても、外国の方からは、親しげに呼ばれることかと思います。
ただ、一般的に日本人の名前は、外国の方には発音が難しく、呼びにくい場合が割と多いみたいです。
実際、BeBeの本名も、外国の方には上手く発音することができなかったりします。
私の知る中では、「カオル」さんというお名前の方が、かつてアメリカ留学中の1年間、先生をはじめ誰からも、一度もまともに名前を呼ばれなかったと言ってました。
この方は、海外でも頑なに本名で通すことにこだわったようですが、イングリッシュネームは、そういった場合に特に効果を発揮するものかと思います。
私がイングリッシュネームも「Aya」のままなのは、長年この名前で暮らしてきたということもありますが、外国の方にも、なんの違和感なく発音してもらえる名前だからなんです。
以前、私がプライベートレッスンで語学を習っていたフランス人の先生は、フランスはもちろん、カナダにもアメリカにも住んでいたことがある方で、「Ayaは、アメリカンインディアンの名前にもあるよ、とても良い名前!」と言ってもらったことがあって、すごく嬉しくなったことがありました。
正直なところ、子供の頃は、自分の名前はけして好きではなかったのですけどね。
それこそもっと、横文字っぽい名前がよかったのになぁと思っていました。 なんだか、純日本的で、ちょっと野暮ったい名前のように思っていたのです。
ところが今では、横文字の名前を好きに付けてもいいんだよ、と言われても、「Ayaでお願いします」と言ってるというね。
なんだか今ではすっかり、大切に思えている自分の名前です。
あるとき、同じAyaという名前で、外国住まいの長い方から「Ayaはヘブライ語では鳥という意味がある」と教えてもらったことがあります。
そうなの⁉️ なんか嬉しい‼️ と思って、自分でも調べてみたら、ヘブライ語のAyaにはそもそも「素早く飛ぶ者」という意味があるようです。
それを知って、ますます自分の名前が好きになりました。
さらに、Ayaはエジプト語では「奇跡」や「神の印」という意味があり、さらに調べてゆくと、古代ゲルマン語では「剣」という意味が。
テュルキエール語(テュルキエはトルコの新しい呼び方ね)においては、「天使」という、私にはとても勿体無い意味があり、モンゴル語においてはあろうことか「女神」の意味なのだそう。
なんか、そこまですごいといささか恐縮する。
恐縮するけど、これこそが真の意味でのキラキラネームなんじゃ?(笑) これをイングリッシュネームにせずして、一体他に何を名乗るというのだ。
というわけで、私はフィリピンにおいても「Aya」です。
私が生まれた時に、祖父が結構なお金を払ってみてもらい、決めた名前なのだと、祖母から昔し聞かされたことがあります。
その時は、「高いお金を払ったのに、この名前かいっ!」って思ったのだけど、無知とは恐ろしいものだ。 まさに無礼千万…(苦笑)💦 おじいちゃん、ごめんなさい。
ちなみに、BeBe(ビビ)も、祖父が昔し、BeBeのことを(ベイビー)と呼んでいたからBeBeです。
BeBeは、赤ちゃんという意味なんです。
もちろんフィリピンでもそのままの意味で使われているみたいです。
AyaもBeBeも、みんなすぐに覚えてくれるし、すぐに名前で呼んでくれる。
祖父に感謝だな。 祖父は寡黙な人で、ずっと離れて暮らしていたので、たくさんの思い出がないのだけれど、今になって、私たちは愛されていたんだなって、思います。
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イングリッシュネーム、だったらアタクシは幼い頃から今でも身内からは智と呼ばれておりますので…単純にTomoで良いじゃん?!みたいな。
そんな事を彩先生のこのブログを読み、改めて思わされたのでありました。
備えあれば憂いなし的に。
智貴ちゃん
Tomoで良いのです❤️
おそらく、そのまま呼んでもらえると思います✨
もしかしたら、Tomに変えられちゃったりするのかな。
日本人からしたら、
外国人の方が何故、この名前の発音ができないのかと
不明に思えること多いです。
ちなみにミホさんはなぜか、アメリカではハローと間違えられてたとのこと。
いや、なぜミホちゃんがハローちゃんに自動変換されちゃうのか・・・。
確かに、国によって、存在しない音ってありますよね。
例えば、韓国の方には「ツ」の音が存在しないので、
「チュ」に変換されてしまいます。
マツはマチュ、クツはクチュです(かわええ)