ウワサ話し

鬼の居ぬ間に

今日は鬼宿日(きしゅくにち)です。

「鬼」というからには、なんだか不穏な感じがする。 というか、いかにも恐ろし気な日なのだろうかと思いきや、実はものすごく良い日。

つまり「吉日」なんです。

簡単に言うと、中国の古い暦の中にある吉日のひとつで、お釈迦様がお生まれになったのは、この鬼宿日であったともいわれているそうです。

二十八宿という、中国の天文学に基づいた暦で、中国占星術も、やはりこの暦がもとになっています。

昔の人は、生きてゆくために、季節や天候を理解して、その中に上手く順応して暮らしてゆくことが必要でした。
。 

その方法として、太陽や月の動きを観測して、一年の季節のめぐりや、時を知ることが大事でした。

そこで、太陽や月の動きを観測して、暦を作成したのですね。

とてもざっくりとした説明なんだけど、そうしてその暦の中から、吉凶を当てはめていく概念も生まれたわけですね。

二十八宿は、月が二十八日弱で全天をを一周する恒星月に基づくものです。 

知ったかぶりして、ちょっと小難しいこと言ってみたけど(照れ)、ぶっちゃけ今日は「とても良い日✨」

ところで、「鬼の宿る日」と書くこの日、いかにもおどろおどろしいイメージなのに、何で良い日なの?って思うけど、鬼が他所に行っており、留守だから邪魔が入らない、という意味で吉日らしいです。

「鬼の居ぬ間に洗濯」という言葉がありますが、それに似た意味なのかな?って思います。

子供の頃、「鬼の居ぬ間に洗濯をする」って、せっかく鬼がいなくてゆっくりできるのに、洗濯なんかして働くんじゃ、ちっとも休みにならないじゃん?って思ったことがありました。

でも、この「洗濯」とは「命の洗濯」のことで、要するに存分に羽を伸ばしてリフレッシュする・・・という意味らしい。

「洗濯」の文字通り、温泉に行って、ゆっくりお湯に浸かるのもアリだし、なんならお家で贅沢バスタイムというのも、手軽でアリかもね。

余談ですが、昔は、奥さん(鬼)がお留守のあいだに、殿方はこっそりと遊郭に出かけてリフレッシュする・・・なんてときに、よくこの「鬼の居ぬ間に」という言葉をつかっていたのだとかという話しも聞いたことがあります。

さて、そんな「鬼宿日」ですが、

何か新しいことをはじめてみる

以前から欲しかったものを思い切って購入する

小さなことでも良いので、自分にとって、なにか特別なことにチャレンジしてみる

何でもよいので、いつもと違う、特別な日として意識して過ごしてみてください✨

そうやって、吉日を活かしていただくことが、大きな開運につながるんです✨

もちろん、宝くじを買うのが好きな人は、宝くじを買ってみるのも良いかも。

私は「自分は当たらない」と思っているので、宝くじは買わないけれど、運試し、あるいは厄除けの意味で買ってみるのは良いことだと思います。

厄除けのために「宝くじ」?? ってお思いになった方もいらっしゃるかも。

お金って、厄のかたまりみたいな存在でもあるわけです。 なので、無駄ってわかっているもの(当たるはずがない)ものに、お金を使って厄を払うという意味で、「厄落とし」になるという発想ですね。

そこで使ってしまった自分のお金は、自分以外の誰かのために、何らかの形で役立つことに流れていく。

つまり、前回のお話にも関連するはなしですが、「情けは人のためならず」。 やがては巡り巡って、自分のために戻ってきてくれる。

そういう意味では、自分の行動で「吉」を巡らせ、幸福を繋いでゆくということに、リンクするのかもしれません。

そうそう、言い忘れるところでした・・・。

本日は、何をやっても吉なのかというと、実はそうではなくて、唯一、婚礼には向かない日だと言われています。

あと、恋愛のスタートにも吉日にあてはまらないみたい。

どうぞご注意を。

今年の桜は開花が早く、3月のうちに満開になりました。

満開の桜の花を見上げると、いつでもなんだか、希望に満たされた気持ちになります。

今日もご覧下さってありがとうございます。
このバナーをポチっとクリックして、ブログのランキングアップにご協力くださいませ‼ 応援よろしくお願いします。


人気ブログランキング

「人気ブログランキング」・「天然石・パワーストーン ブログランキング」に参加しています。 あなたのクリックがブログをささえてくれます♡

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。