先月の、バレンタインデーの数日前のこと・・・。
普段、何かとお世話になっている殿方に、お世話になるばかりで「なかなか恩返しの機会がない」という心苦しさを埋めるために、バレンタインデーを口実に、私はその方達に、ほんのささやかなギフトをお送りようにしているんです。
(あくまでも私の自己満足なので、3月14日に、過分なお礼のお品が届くたび、「ああ、かえって申し訳なかったなあ・・・」と、毎回思うのだけど)
それでも、うっかりお届けし忘れている人がいなかったかなと、今年も、LINEのトークリストをスクロールしながらチェックしていたら、だいぶ下の方に、
「メンバーがいません」と表示されたトーク履歴を見つけました。
え?それってどゆこと?? ってか、この人誰??
「メンバーがいません」という表示は、私がその人にブロックされたとかではなく、なんらかの事情で、その人のアカウントが存在しなくなった、ということを意味しているらしい。
どんな事情なんだろう?
単純に、スマホを買い替えた際のトラブル、なんてこともありそうだけど。
ちょっと気になったので、この際数年ぶりに「お久しぶり、お元気? 最近どうしてるの?」と、直接お電話をしてみようか・・・とも思ったのですが、やめました。
やめたのだけど、でももう、かれこれひと月以上、ちょっと気になってるのです。
とはいえ、もし電話をして、コールしても相手が出ないとなると、もっと気になると思うし、もしかして、電話番号自体も「現在使われていません」になっていたとしたらば、もっともっと気になると思う。
あるいは、この方が電話に出て、近況を聞いたとすると、きっと私は、「聞くんじゃなかったな」と思うに違いないのです。
だからやはり、電話をするのはやめておこうと思いました。
なのに、この1ヶ月ちょっとの間、時折、何かの拍子に思い出しては、「いやいや、気にしちゃダメだ」と自分に言い聞かせているわけです。
「情けは人のためならず」という言葉があります。
「他人のために尽くしたことは、いつか、巡り巡って自分に戻ってくるんだよ」という意味で、だから誰かのために何かしてあげることは、結局、自分のためでもあるのだ、という言葉です。
でも実際には、せっかくこちらが良かれと思って、一生懸命に力を尽くしてあげても、その人からはなんの見返りを受けないことだってあるものです。
それどころか、その人のために、親身になってアドバイスしたり、本気で心配してるのに、その人が全く言うことを聞いてくれない…と言うことだってあります。
でも、たとえそうだとしても「情けは人の為ならず」という言葉通り、その「情け」はけして、自分にとっての単なる無駄骨ではないのだろうな、と私は思っているんです。
それがきっと、目には見えない「徳を積む」ということにつながっているのではないかと。
そういう意味で、妹のBeBeは、かなり人生で徳を積んできた人だと私は思う。
彼女はいつも、本当に親身になって、相手のためを思って力を尽くす人なんです。
たとえ相手が、どれだけ熱心に伝えても、彼女の言葉に全く聞く耳を持たなくても。
それどころか、時には「うるさい❗️黙れ❗️」と逆ギレされることがあっても、BeBeは相手がこの先、きっと困ったことになるぞと思えば、そうならないようにと、一生懸命に説得しようとするんです。
生きていれば、身近な親しい人や、自分が好きな人から、軽い裏切りを受けたような気分になることや、相手の態度に落胆させられたり、幻滅してしまうことって、誰にでもあることだと思います。
BeBeは、だから彼女の人生の中で、そう言う目に遭う機会がとても多いはずなんです。
どれほど相手が頑固な人でも、BeBeは諦めずに何度でも説得しようとするから。
それでもガンとして、BeBeの意見を聞かない相手のことを、BeBeはずっと心配しているから。
そして、結局、BeBeが心配していた通りの結果になって、その人が「困ったよ〜!」とアタフタしていたり、いよいよ八方塞がりの状況になって、苦しみもがいていたりすると、BeBeはまた、なんとか出来ないものかと思い煩うことになるわけだから。
そんなことがあるたびに、私は自分の妹が、我が身を削って、わざわざ人のために無駄骨を負っているような気がして、見ていてとても辛いのです。
「でもまあ、妹も、どこかで見えない徳を積んでいるんでしょ」と、軽く受け流すことができないのです。
あれはあれで、BeBeの性分なんだから、私が変えようとして、簡単に変えられるものではないのだから、彼女も長年そうやって、熱心に人のために努力と落胆を繰り返しながら、生きてきているんだからと思ってはみるのだけど・・・。
自分の妹は、きっと見えない徳を積んでいるのだと思おうとしても、同時に、我が身を削っているようにも思えてならず、私は気が気ではないのです。
世の中には、私のように食いしん坊で、食べたことのないものは是非チャレンジしたい♫と思うタイプの人と、見慣れたもの以外は絶対に口にしたくない、と言うタイプの方がいます。
食べ物の好き嫌いの多い人というのは、往々にして「食わず嫌い」である場合も多く、それは体質というよりも、むしろ「性格」であるのではないかと、私は思うんですね。
で、そういうタイプの人に、「美味しいから、ねっ!騙されたと思って、一口だけでも食べてみてよ!」としつこく勧めようとする人がいるものです。
美味しさを共有したいという気持から、それは親切心でしかないわけで、そういう人って大抵、私のような食いしん坊タイプの人ですよね。
美味しいものを食べたときに、自分が「幸せ〜❤️」と思うから、相手にも同じ幸せを味わってもらいたいんだと思うんです。
だけど、食べ物の好き嫌いが多い人にとっては、食べたくないものを口に入れろと強要されるのは、苦痛でしかありません。
「いいから放っておいてくれ、嫌なんだよ、食べたくないんだ。 たとえ口に入れたって、絶対に美味しいなんて思うわけないんだから、食べろ食べろと無理やり押し付けるのはやめてくれよ。 アタシは、自分が食べたいものを食べるのが幸せなんだ。」
と、思うわけよ。
たとえ、好き嫌いなくいろんな食べ物を食べた方が、自分の健康のためには良いのだということを、常識的には理解していたとしても、好き嫌いの多い人にとって、実際、それは問題別なんですよ。
嫌いなものや、明らかに「不味そう」としか思えないものなど、絶対に口に入れたくないのです。
さて、冒頭の、LINEのアカウントが存在しなくなっているという、その方のことに話を戻します。
この方は、とても性格が頑固な方で、いくらこの方のためを思って言ったことでも、絶対に聞き入れようとしない方でした。
その頑固さは、病的とも思えるほどのもので、その方のために親身になればなるほど、私は落胆と失望を繰り返し、やがてあることをきっかけに、その方から静かに離れたのでした。
もし連絡が取れたとしても、今、その方がどのような状態になっているかは、私はおおよそ想像がつくのです。
きっと「思った通りだ、ああ、知らなきゃよかったな」と私は思うに違いないのです。
その人に関わるということは、その人の人生の一部を一緒に背負うことになる。
だけど、頑ななその人の人生に、こちらがいくら関わろうとしたって、その人から頑なに跳ね除けられるだろうことがわかりきっているので、私はその人にはもう、関わらないことにしたのです。
それは、私にとっては、「その人自身を尊重する」という意味のあることなのです。
人生で起こる出来事は、全て、自分にとって意味のあることです。
心ならずも、他人様に迷惑をかけてしまったようなことも含めて、自分自身の中に失敗や、悲しい出来事、苦しい出来事って起こります。
もちろん、それを避けて通れて、無難な人生を過ごせれば何よりなのかもしれないけど、多分それだと、人はその有り難みに気づかない。
「自分の人生なんて、人と比べて面白みのない、大したことない人生だ」って思うに違いないのです。
この世に生まれてきたからには、一生をかけて、自分が学び取らないといけないことがあって、たとえ得るものよりもはるかに失うものの方が多い場合でも、今生で、それを経験する必要があるということが、人にはあるのだと思う。
もちろん、災難は誰だって避けたいから、そうならないように工夫をすることもとても大切。
だけど、いくら止められようとも、聞く耳を持たず、結局は失敗することも、きっとその人の性格の中に、今生で「やらなければならないこと」として組み込まれていることなのだと思う。
私は、人生を幸せにする秘訣は、心に柔軟性をもたせることだと思っています。
頑固な人は、ときに、自ら「幸せすらも寄せ付けない」という頑なさで、人生を思う通りにしようとしているように思えます。
でも、きっとそれが、その人が今生の使命として、あるいは今生で学ばなければいけない必然として、人生のうちに経験するべきことであるとも言えるのかもしれません。
しばらく雨の日続きだったのですが、久しぶりの快晴で、うきわと一緒に、毎年恒例の、近所の公園へのお花見に出かけました。
ずっと忙しくて、お外に連れていってあげられなかったので、うきわは久しぶりのお出かけに、とっても楽しそうでした♪
今年の桜もあなたと一緒に観ることができて、私はとても幸せです。桜の木を見上げた時の幸福感って、すごいんだ。
今日もご覧下さってありがとうございます。
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BeBe先生、繊細な所もやはりあるのでしょうね。
そして件のLINEアカウントが消滅されていた方、算命で命式開いたら陽占図に石門2つ入っていそうですね…
智貴ちゃん
実は、私の方がよほど神経図太く、
クソ度胸があって、豪傑なんでございます。
小さな巨人と呼んでくださいまし(笑)