実はね、先日、日本ソムリエ協会の主催する『ワイン検定シルバークラス』を受験しまして…お陰さまで無事に合格することができました~ :smile2: :kirakira: :onpu2:
私は、一昨年の秋にワイン検定の中で一番初級の「ブロンズクラス」を取得したのですが、これは、ビギナーがワインを楽しむための、基礎知識を学ぶってカンジのものなのです :smile3: で、今回受験した「シルバークラス」は、ブロンズクラスの合格認定者を対象にした試験資格です :smile1:
ビギナーのブロンズクラスよりは上級クラスとなる内容で、世界の13か国のワインの産地や、その国の文化や歴史にも触れながら、ワインのテイスティングの目的について学んだことが試験の内容となっています :smile1:
言い訳するようで何なのですが、前回同様、試験の直前までゆっくりとお勉強に集中できる時間がなくて… :ase: でも、ブロンズクラスと比べると、テキストの内容は相当な充実度だったもので、試験用のテキストを見た途端、すっかり怖気づいてしまい、実は合格できる自信がなかったのです… :sad2:
事前の勉強会にも参加できなかったので、当日の受験会場にはすっかり縮こまって行きました :nageyari: :ase:
ですがお陰さまで、ワインの先生のお力あって、なんとか無事合格することが出来ました :smile2: :kirakira: 「頑張ったかいがあったな :nikoniko: :onpu2: 」と、素直にすご~く嬉しかったです :smile2: :shuku:
でも、かなりの短期間の詰め込みだったので、今後はおさらいのつもりで、ゆっくりじっくり、あらためてしっかりとお勉強をしていこうと思っています :smile3:
そういえば、ワインの資格っていったら、一般的に「ソムリエ」という呼び方がとてもメジャーだと思うのですが、これは、みなさんご存じのとおり、ワインに関わる専門職の名前です。 正式には、フレンチレストランなどで、実際にワインを給仕したり、レストランにおいて、ワインについてのアドバイスをなさる人のことをソムリエと呼ぶのです :smile1: 実際に、飲食店での実務経験が5年以上の方に受験資格があります。
他には、「ワインエキスバート」と「ワインアドバイザー」という資格があって、これはその方とワインとの関わり方によって、実はそれぞれの資格の呼び名が異なってくるんです :smile1:
例えば、有名な方では川島直美さんなど、よく、「ソムリエの資格を持っている」と、テレビなどではよく言われているのですが、あの方は、飲食店で働いている方ではないので、正しくは「ワインエキスパート」という資格をお持ちであるということになります :smile1: これは、ワイン愛好家に受験資格があるものです。 (川島さんは、その後、日本ソムリエ協会の名誉ソムリエ騎士号を叙任されています。)
また、リカーショップやワインショップなどでお仕事をなさる方ですと、お客様にワインのアドバイスなさるのがお仕事なので、タイトルは「ワインアドバイザー」という呼び方になります :smile1: こちらはアルコール飲料の輸入、販売業に3年以上従事した方に受験資格があります。
実際にお仕事としてワインを扱うかどうかや、その関わり方よって、タイトルの名前が変わってくるってことなんですね :smile1:
ただし、ソムリエは、実際に飲食店でお客様のワイングラスにワインを注ぐという、大切なお仕事がありますから、ソムリエの資格試験には、実際にワインをサーブする実技試験が加わります :smile1:
また、キャビンアテンダントさんが受験なさる場合は、CAさんのお仕事は、実際に機内でお客様にワインをサーブなさいますから、ソムリエの試験をお受けになるわけです :smile1:
ワインのお勉強と、宝石のお勉強って、すごくよく似ているんですよ :smile3: 世界地図を広げて、産地や、その土地の特性などから覚えてゆくところなどは、まるで同じです :smile1: 宝石の場合は、その土地の文化なども覚えます。 装飾品と文化は密接な関係がありますから :smile1:
でも、ワインもそうなんですよ :smile1: その土地の文化はもちろん、土地の名産やお料理も :smile1: なぜなら、その土地で収穫されたものと、その土地のワインと言うのは、同じ土壌の恵みを受けているせいか、とても相性が良いのですね :smile2:
ワインのことを少しお勉強をしてみようかと思ったのは、せっかくならば、ある程度の知識をもって楽しみたいと思ったからです :smile1: 試験を受けることによって、自分の中に、目標を作ってみようと思いました。 目的があると頑張れちゃうもんね :smile1:
宝石の資格のお勉強をした時は、ワインでいうならばソムリエ同様、宝石の実地現場におりましたから、この業界で生きていく以上、しっかりとした知識をつけることは本当に必要なことでした。 大げさなようですが、この世界で生きぬくために私にとっては死活問題でもあったんですよね。 なにしろこうみえて、実は押しが弱いヤツですので… :nageyari:
宝石の世界も、知識はもちろん、表現力と、その人の感性が非常に必要とされるのです。 いい加減なことを言ってごまかしがきく世界ではありません。 「キレイですよ :smile1: 」「お似合いです :smile1: 」以外の、様々な適切な表現や、説明ができなければ、私はこの業界で生き抜いてゆくことができない…と思って、必死で学んだことでした。
でも、ワインはその点、私にとっては趣味の範疇ですから、ずいぶんと気が楽ですし、本当の意味で「楽しめている」と思います。 これってホントに幸せなことです :smile2:
それにしても、表現力のゆたかさはとても大切だし、ワインを学ぶことは、自分自身にとっても、「美味しい」以上の学びがたくさんあるんです :smile2:
ボキャの貧困な私には、「美味しい :smile1: 」「飲みやすい :smile2: 」くらいの表現しかできなかったのですが、本来、ワインの表現ってすご~く豊かにあらわされるものです。 ワインの味って単調ではなく、とても複雑な要素が組み合わさっているものなのですね。
それを、「美味しい」とか、「飲みやすい」程度の表現しかできないとは、何とも残念なこと… :ase: もっといろんなことを勉強しなくちゃな~と思います。
ワインを少しでも勉強しようと思ったことで、自分にとって、すごく良かったと思うことがあります。 これは知識以前のことで、人として、とても大事なことだと思うことなのですが…。
私がお世話になっているワインの先生に教えて頂いたことの中で、とっても大切に思っている言葉で、いつも胆に銘じていることがあるんです。
それは、「ワインの味を表現する時は、必ず褒める事。 けしてけなさない事 :smile1: 」という言葉です。 酸っぱいと思えば、「活き活きとした酸味…」という表現があります。 苦いと感じれば、「力強いタンニン」という表現があります。 ワインのフルーティーな香りや味の優雅さには、たとえあげればきりがないほどの素敵な表現があります。
「不味いワインなんてあるはずがないのよ :smile3: 」という先生の言葉に、私ははっとしたのでした。 「だって、どのワイナリーでも、美味しいワインを作ろうと一生懸命手をかけて大切に作っているの。 どんな親だって、良い子になってもらいたくて我が子を一生懸命育てるものでしょ? それと同じで、美味しくないワインなんて、だから、あるはずがないのよ :smile1: 」…その言葉に、何だか私はとても感動してしまったのでした。
どのワインだって、美味しいワインにしようと大切に作られて、丁寧にボトルに詰められているのです。 それを簡単に、「このワイン、イマイチだね :su2: 」とか、「美味しくないね :su2: 」なんていうマイナスの言葉で表現してしまうなんて、考えたらあまりにも乱暴で、心ないことのように思えます。
ワインと同じように、どんな人だって、小さい頃から親御さんの愛情を受けて、「良い子にな~れ :happy: 」という願いを込められて育てられてきているのです。
ワインの味の表現を身に着けることは、私にとっては人を好きになることに共通した部分があります。 どんな人にも素敵なところがある。 できるだけたくさん、良い所を見つけて、たくさんの素敵な言葉で、良い所を表現して褒められる、心の豊かな人になりたいな… :smile2: ワインのコルクを抜くたびに、そう思います :happy:
今日の応援もよろしくお願いいたします :smile2:
Ayaさま
その先生、素晴らしいわ~。
私も気をつけないと!!意識が足りなかったわ。
もう20年近く通うワインバーがあるんですがね、私の好みを理解しつくしてるので…ドンピシャッなものが出てきます(笑)
でもね…他所に行くと、とても困るのです(笑) 名前とか覚えない私が悪いんですけどね。
で、他所に行った時、めっちゃ困るとボヤいたら、ブルネロ ディ モンタルチーノが好みとお伝え下さいって、失恋な質問にも笑顔の対応(笑)
ソムリエのスマートな対応にホレボレ!
しおんさま
あうう~~ :love: ブルネロ ディ モンタルチーノ :smile2: :shuku:
なんと洒落とんしゃ~ :happy: ❗ (って博多弁)
こんなお高いワインは、なかなか自分では飲めないわ :smile2:
しおんさまカッコよすぎでしょ~~ :iyaiya: :heart:
惚れてまうやろっ :love: :heart2: :heart2:
昔、私がまだ駆け出しの小娘だったころ、ワイン通の素敵な殿方に、
「あやちゃん、フランスワインなんて、ババアのワインだよ
イタリアワインを極めなきゃ :smile1: 」って言われたことがあったわ~ :onpu2:
自分がババアになってから、何となく意味が解るのよね~ :su2: