あっという間に年の瀬、そして今年のクリスマスイブを迎えました。
しかし年末って、どうしてこんなにやることが多いのでしょうね。 ホント不思議。
福岡の自宅に戻ってきた途端、自宅の雑用や、両親の用事が山盛り押し寄せてきて、実のところ、かなりいっぱいいっぱいな状況だったりするんですが、なんとか頑張ってます‼
毎年、私の部屋に飾るガラスのツリーは、とても繊細なつくりなので、これを飾る時には毎回、ちょっとドキドキなんですが、とってもお気に入りのツリーです。
で、いただいた素敵なクリスマスカードたちを、このツリーと一緒にディスプレイするのが、毎年の恒例なんです。
忙しさでつい、カサカサになってしまいがちな心を、心のこもったあたたかなカードたちが、優しく和ませてくれるんですよね💕
ところで、私にとって、今年一番の大きな出来事と言ったら、やはり、語学留学のために一か月間を、セブ島で過ごしたことでしょうか。
フィリピンという国自体が、今回初めて訪れた国だったのですが、セブは何となく、昔のハワイといった風情を感じる島で、懐かしさに包まれるような、不思議と居心地が良い所でした。
おかげで一か月間をとても楽しく、そして私の人生の中でも有意義な時間として過ごすことが出来たんですよね。
本当に、本当に、幸せな一か月でした。
この国は、国民の大半がカトリック教徒だといわれていますが、私たち姉妹が到着した9月の末の時期には、すでにセブ島のショッピングモールはクリスマスの雰囲気に彩られ、すっかりクリスマスムードに包まれてました。
なにしろ日本では、クリスマスといったら、やはり11月に入ってから、徐々に盛り上がってくるっていうイメージがあるものですから、「わ～、早っ‼」って、ちょっと驚いちゃいましたよね。
それに、クリスマスといったら、トナカイとサンタクロースと雪景色のイメージが強い私たちにとって、日本よりもずいぶんと暖かい国のクリスマスの風景は、ちょっとしたミスマッチ感も否めないというか(笑)
カトリック教徒の方たちは、宗教行事をとても大切になさるようですが、とくに復活祭やクリスマスを、家族みんなで祝うということを、何よりも優先する方たちが多いといいます。
そういえば、自然環境や生活環境が過酷な国ほど、その土地に住む人たちに、宗教がしっかりと根付いている、というような話をきいたことがあります。
ならば、「自分は無宗教です」と主張する人が多い、この日本という国は、もしかするとある意味、とても平和で幸せな国かもしれない・・・という気がします。
そして、世俗的なイベント的な感覚で、クリスマスという行事を受け入れている人たちが多く暮らしているこの日本という国は、ある意味おおらかで、良い国だなぁと思えます。
そんなこの国に自分が生まれ育ったことは、とても恵まれていることかもしれないなぁ、ともおもえるのです。
逆に、信じるものや心の支えになるものがあると言うことが、人が生きる上で、どれだけの力と助けになるものかということをしみじみと感じます。
そういうことを体験できた、という意味でも、私にとって、本当に深い意味のある、今回の留学でした。
正しい宗教というのは、その方々で、信じる神様のお名前は様々だとしても、根っこの教えは同じところに辿り着くというか、全てが繋がっているような気がするのです。
ですから、宗派を超えて、信仰心というものは、尊く支えになるものだと私は思っています。
信仰心とは本来、自分の望みを何かに託したり、叶えてほしいと願うことを目的とするような、他力本願的なものではなく、感謝の気持ちを向ける対象のようなものだと私は解釈しているんですよね。
それでは、どなたさまも、楽しくて素敵なクリスマスをお過ごしくださいませ。
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