おうちごはん

お姫様のお箸づかい

残暑お見舞い申し上げます。

少しも暑さの和らぐ気配を感じられないまま、夏の終わりが近づいています。

週末に、久しぶりに旧友たちとお食事をしました。

前回のお食事会は、春の終わりのまだ肌寒い頃で、「次は暑気払いを兼ねて会おうね♪」と言っていたのだけど、私がしばらく東京に行っていたこともあって、お盆を過ぎて、ようやく実現したのです。

とはいえ、あと数日で9月だというのに、本当に今年の残暑は厳しくて、夜になっても少しも涼しくなりません。

季節を意識したお洒落の先取りなんて企もうものなら、間違いなく汗だくになってしまうので、ノースリーブのワンピースに、お気に入りのセリーヌのカゴバッグを持ってお出かけしました。

旧友たちとのお食事会のために、お店のチョイスをするのは、私の楽しみの一つなんだけど、先日もお話しした通り、パンデミックの間、私のグルメ情報はまったく更新されていないのです。

お店によっては当然ながら、コースのお値段が以前と変わっている可能性もあるし、それどころか、お店自体がなくなってたりする心配もある。

で、今回選んだお店は、以前の記憶では、確か、もっとたくさんのお料理が出てきたようなイメージだったのだけどな。

もしかして、お話しに夢中で、写真の撮り忘れがあったかしら・・・?

それでも友人は、特にこの、イクラの乗った柚子風味の茶碗蒸しに、とても感激してくれていたのだけど。

もちろん、どのお料理も美味しかったのだけど、非常に上品なサイズと申しますか、とてもお口の小さな方向けの、一口サイズに作られた感じと申しますか・・・。

お酒を飲むと、お料理を口に運ぶペースがあまりに落ちてしまうので、友人たちからいつも「ほら、もっとしっかり食べて❗️」と言われてしまう私でも、今回は、あっという間にペロリと平らげてしまいました。

ほんとに、おままごとのような可愛らしいサイズのお料理だったのだけど、あえて淑女向けに、品よく作って下さったということかしら。

この倍のサイズで、倍の量でも楽勝やわ・・・と思いながら、ふと、昔、祖母からきいた「お姫様のお食事」の話を思い出しました。

それは、「昔のお姫様がお食事をなさった後は、お箸の先が、ほんの三分ほどしか汚れていないものだった。」という話です。

もちろん、お姫様というのは、ティアラを頭に乗っけたプリンセスのことではなく、昔の日本のお姫様のことです。

昔の日本の姫様は、お箸の先を、ほんの三分ほどしか使わずに、お食事を召し上がっていたものなのだそうですよ。

「分」は、昔の日本の単位で、一寸の1/10だから、三分だと約1cm弱ってことじゃね?

要するに、お箸の先っちょに、ほんのちょっぴりだけ食べ物をとって、そしておそらく、おちょぼ口でいただかねば、そのような技は実現できませんね。

ああ、品よく食事をするというのは、お箸の先を1cm程度しか使わずに物を食べるということなのね。

それだとご飯ならば、一体何粒ほどをつまめるのだろうか?

確かに、このような、おままごとのように小さいサイズのお刺身や、一匹が何皿分に分けられたのかと思える鰻を、箸先でちょんと摘んでいただくのには、まさに箸先三分の作法でちょうど良いかもだ。

ついでに、ダイエットしたい時は、是非とも採用すべきは、この「昔のお姫様のお箸使いの作法」ではなかろうか?

箸先1cmを意識して、ちんまりとお料理をとって、ゆっくりといただいていたらば、食事自体に大概な時間をかけることになる。

そんなことしてたら痩せるやろ、間違いなく。

わかった、ここは相当に親切な料理店なのだ、つまりそういうことだ、なるほどね。

そんな私の不完全燃焼ぶりを、どこかで見ておいでだったかのように、本日、女神さまからの素晴らしい贈り物が届きました。

なんと、「鰻」です‼️

見てよ、この大きさ❗️ これが一人分のサイズよ。 これって、「丼でご飯をおあがりなさい、そうなさい」と仰せなのかと、まさにそのサイズでございますでしょう。

温めるだけの手間要らずの高級鰻なのですが、魂込めて温めましたよ、あたくし。 

まず、軽くレンチンしたのち、タレをかけて軽く炙る。 ジュージューになってきたところで、さらにタレを追加し、出来上がりでございます❤️

ガッツリと、お腹いっぱいいただきました✨ あ〜シアワセ✨ 女神さま、ありがとうございます‼️

今日もご覧下さってありがとうございます。
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