神様にもお金にも愛される人とは

福岡に戻りました。

今回の私の東京での大事なお仕事の一つが、「接客スキルアップセミナー」でした。

これからプロの占い師として、ますます活躍してゆかれるお生徒さんと、まもなくウラーラのオーディションを受ける予定のお生徒さんのための、プロの接客に特化した特別セミナーです。

ただ、内容は接客だけにとどまらず、コミュニケーションスキルを高めるコツや、素直な気持ちを話してもらいやすくするためのコツなど、占い師に限らず、あらゆるジャンルのお仕事にも役立つだけでなく、人間関係の悩みを解消することにも役立てていただけるような内容を３時間にわたって喋りまくりました。

でも、「３時間があっという間でした〜！」と言っていただけて、熱心なお生徒さん方には、本当に感謝です。

ここでもよくお話ししていますが、以前私は、海外ラグジュアリーブランドのジュエリーの接客販売の仕事をしておりまして、かつてその仕事を極めるために、世界的に権威あるGIAという、アメリカの宝石学の教育機関に学び、ジュエリーのことだけでなく、接客の専門的な知識を得てディプロマを取りました。

以前の職場で、接客のトレーニングやコーチングを行なってきたスキルと経験を、今また、お生徒さん方のために役立てることができるじゃないか、それってまさに、あたくしの得意分野じゃないか、と言うことに気づいたのです。

普段の私のセミナーは、コロナ禍に入ってからは特に、ほとんどがオンラインを中心に開催していますが、妹のBeBeが、毎月新宿で開催しているセミナーに、時々ゲスト講師として参加させてもらったり、そのほかのイベント等で、お生徒さん方にリアルでお会いできる機会に恵まれた時に、ふと思ったことがありました。

それは、占いのスキルを上げることはもちろん大事だけど、相談される立場になるなら、相手の方の心を開くことができる、お話を聞く側としてのマナーや技術が、占いの技術と同じくらいにとても大事なんやで、ということです。

そのために、知っておいた方が良いことってたくさんあるのです。

そこで、今回のセミナーでは、主にノンバーバルコミュニケーションについてのお話を中心に、相手に安心して本音を語ってもらえるための聞き手としての姿勢や、会話を弾ませるために大切な様々なテクニックなどを、余すところなくお伝えさせていただきました✨

セミナーの直後には「すごく面白かったです❗️」「もっと知りたいですっ❗️続きはありますか❓次はいつですか⁉️」と言っていただけて、私も大喜びでございます💕

今回も、関東圏内だけでなく、関西や東北からも、泊まりがけでわざわざ新幹線で駆けつけてくださった皆さま、本当にありがとうございました。

どうしてここまで深く勉強しようと思ったのですか？

と言うご質問をいただきましたのですが、

そうですよね〜、ほぼノンストップで、３時間にわたって喋り倒したとはいえ、とっておきの技をぎゅっと濃縮した３時間・・・あたくし、このスキルを会得するためには大袈裟ではなく、たくさんの時間をかけましたし、血の滲むような努力をいたしましたもの。

それは何故って、私自身のポテンシャルに、もともと営業力とか、販売力などという能力が、決定的に不足していたからでございます。

先天的に営業の才能に恵まれている人というのは、そもそも何を売らせても、高い成績をおさめることができるものです。　

いわゆる「人たらし」と言われる才能を持っていたり、営業が面白くて楽しくて仕方ないという、天性の才に恵まれていたりする人です。

でも、私は生まれつき、そんな才能には恵まれていませんから、お客さまに十分に納得してお金をお支払いいただき、さらにお買い物に十分にご満足していただくためには、才能のなさを補うだけの十二分な知識をつけて、仕事に取りくまなくちゃと思いました。

商品の魅了や価値をしっかりと伝えることと同じくらい、私自身の人間性を認めてもらったうえで、気持ちよくお金をお支払いいただきたい。　そのために、自力で地道な努力をひたすら重ねてまいりましたのですよ。

私はけして、トップセールスの成績を誇るというタイプの人材ではないですし、光り輝くカリスマ性を持つような人でもありません。

以前のお仕事も今のお仕事と同じくらいものすごく大好きで、ものすごく頑張っていたけれど、売って売って売りまくり、誰よりも業績をあげて会社に貢献できるような社員とはいえませんでした。

そういう意味では、今考えても、けして優れた人材とはいえない私です。　

ただ、私は何よりも、お客さまに喜んでもらうことを一番に考えてきました。　何よりも大切なのは、人の心だと思ってきました。　だから、ホスピタリティーを何よりも重視していました。
　
その精神は、今も少しも変わっていません。

慎ましさを美徳とする文化を持つ日本では、お金を儲けたいと思うことは、下品だとか、はしたない、見苦しいことだとされがちな風潮がある気がします。

でも、大切なことは、お金を得る行為に、利他の気持ちが存在するかどうかなのだと、私は思っています。

この国も時代と共に、アメリカンドリーム的な成功を成し遂げた人がどんどん増えていて、それどころか、ある日突然、SNSが大バズりして、いきなり大金が舞い込むようなことがあり得る時代です。

成功には、学歴も経歴も関係ないということを、証明してる人たちだってたくさんいます。

有名大学を卒業し、有名な大手企業に就職することだけが、一番の社会的信用やステータスを得られる方法だというのは、すでに時代遅れだ考えている人もたくさんいると思います。

ただ、有名大学を卒業できたり、一流企業に入社できたりすることには、何の価値もないというのは、それはまた極論じゃないかと私は思っていて、やっぱりすごいことだと思うんですけどね。　

何が言いたいのかというと、

お金を稼ぐ方法が多様化してきているこの時代に、大金を儲けたいと貪欲に願うことは、けして恥ずかしいことでも、見苦しいことでもないのだとは思うのだけれど、

とにかく大切なのは、たくさんお金を儲けても儲けなくても、真心を持って仕事に向き合えることだと思う。

そういう考えって綺麗ごとで、仕事の能力の低い人がいうセリフだと馬鹿にされたこともあるけれど、私はやっぱり、この方針を貫きたいと思っています。

仕事を通じて、人に喜んでもらえることを一番に考えたいと思うんです。

カッコつけてるわけではなくて、大金を儲けることがすごいんじゃないと思う。　お金を得る時に、社会や人のためにも貢献できているかどうかが大事なんだと思うんです。

お金を得ることに品格があるかないかは、信頼と感謝が指標になると思うんです。　

働いて得る金額の大小よりも、何をして儲けたかということの重要性よりも、人や社会に喜ばれることに気持ちを向けずに、ただ「稼ぐ」ことだけを目的にすることが、品格に欠けたお金の稼ぎ方なんだと、私は思うのです。

以前、ある人から、

あなたは「ご縁」って言葉を大事にしてるんだね

と言われたことがあります。

その方に指摘されるまで全く意識していなかったのだけど、どうやら私は「ご縁」という言葉をよく口にしているらしい。

そう言われてみると本当に、私は「ご縁」を特別に大事に思っていて、日々、しきりにご縁に感謝しながら生きている気がする。

私にとって「ご縁」って、本当にありがたく、大切なものなんです。

私に関わってくださる方とのご縁を大切にしたい。　

人とのご縁も、過去からのご縁も、未来につながるご縁も、有り難く大切にして、お金の大小じゃなく、「ありがとう」という言葉をいただけるように、そんな仕事をこれかもしていきたいと思うんです。

お生徒さんたちから、今回も嬉しいギフトをたくさんいただきました。

美味しくて、BeBeと夜中に止まらなくなっちゃったお菓子や、ありがたい美容グッズ💕

そろそろ紫外線も強くなってきたから、日焼け対策のアイテムもとっても嬉しい💕

うきわもすごい贈り物をいただきました❗️ めちゃめちゃ喜びました✨　うきわの玉手箱と呼んでます。

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