ふと気づいたら、今年の桜は3月のうちにすっかり満開になっていて、「え!大変‼︎どうしよう‼︎」なんて思ってる間に、(どうにも出来んて)あっという間に散り始めてしまいました。
すっかり暖かくなってきたのと、ここ最近でようやく、溜まりまくっていたお仕事がなんとかひと段落しそうな目処がついたので、しばらくぶりに先週末、チワワのうきわを連れてドッグスクールに行ってきました。
久しぶりにリードをつけて、張り切って学校に出かけたうきわは、「わ〜、うきわちゃんだ❗️ 元気だったの〜⁉️」なんて、み〜んなに声をかけてもらって、とっても嬉しそうでした。
冬の間は、もちろん寒かったこともあるけど、東京に行っていたり、私があまりに忙しすぎたりで、ずっとスクールに連れて行ってあげられなかったのです。
しかも、スクールは毎週土日の2日間、そのうえ午後の2時間だけの開催なので、ここに私の予定が入ってしまったり、お天気が悪かったりすると、断念するしかなくて・・・。
先生にリードを引いてもらって、立派に頑張ってるうきわです。 「ちっちゃくても勇敢なんだぞ」
よそ見をせず、周囲に気を取られずに飼い主の歩調に合わせ、リードを引っ張らすに、上手に運動場を歩くことは、実は犬にとっては、結構な頑張りのいる訓練が必要なことなんですよ。
飼い主や、ドッグトレーナさんとの信頼関係はもちろん、周りのわんちゃんたちや、そのオーナーさんたちとの、お互いの理解や協力関係も大切だったりします。
ありがたいことに、うきわは、とても物おじしない性格なので、どんな大きなワンちゃんにでも、元気に自分から挨拶に向かいますし、知らない人のことを、怖がって噛んでしまうという心配も、まずありません(多分)
でも、見慣れた家族以外をとても怖がってしまう性格の子は、外出先でのちょっとした刺激とか、病気や怪我をしたとき、動物病院に連れて行かれたりすることにしても、かなり深刻なストレスになってしまうんですよ、体調不良になるくらい。
人間の言葉や事情を、そのまま人間と同じには理解ができない動物にとって、イレギュラーな出来事は、恐ろしい災難や攻撃にしか思えないわけですから、とんでもないショックとストレスです。
そこで、先日から巷で物議を醸している「ペンギン池事件」についてのお話なんだけど、「いや、あれはダメでしょう❗️」というのが私の正直な感想なんですよ。
と言っても、私は昔からあんまりテレビを観ないので、そもそも最初は、「ペンギン村なら知ってるけど、ペンギン池って何だ??」って思っちゃったくらいだもんね(ちょっと古いうえにズレててごめん)
なので、この事件をリアルタイムで観たわけではなく、しかも月が変わって新年度になったタイミングで、この番組自体も終了しちゃったらしいんだけどさ。(もちろん、ペンギン池の問題が原因なわけはないだろうけど)
そうこうしてらた、たまたまYouTubeで動画を見つけちゃったので、実際に、問題になってるシーンを見たのだけど・・・。
やだ、思わず胸がぎゅっとなったよ・・・。
何も疑うことなく、知らないおじさんに喜んで群がる、なんとも健気で可愛いペンギンたち。
この数秒後に、とんでもない恐怖体験をするとも知らず、餌の入ったバケツを持った芸人さんの後を、よちよち着いて歩いて行くわけよ。
そうして、スタジオからの「池に落ちないでね〜!」という声に煽られるかのごとく、お約束のようにわざと池に落ちる芸人さんに、当然だけど、すっごく驚いて、めっちゃめちゃパニックになるペンギン達・・・!!
やーめーてぇぇぇ❗️
おいおい、一体これのどこが面白いってのよ。
不愉快と、憤りしか感じないんですけど。
そもそもだけど、生き物と、あれだけの信頼関係が築けていたことって、あの施設の担当の方達の、これまでの大変なお力があってのことだと思うんです。
時間と根気と、何よりも深い愛情を注いでこられた賜物でしかないでしょう。
それをぶち壊してんじゃねーぞっ、こらぁ❗️ と思ったよね(怒)
ペンギン達は全く警戒せずに、芸人さんにまとわりつくようにして集まっていたので、下手すればペンギンに大怪我をさせたかもしれない。 あれはダメ、絶対にダメ、危険すぎる。
ふざけてやっていいことと悪いことがあるでしょうよ。
私は、ペンギン池の事件に関しては、大きく3つの問題点があると思っています。
まず一つは、動物を危険な目に合わせたり、いきなり大きなストレスを与えるようなことを、面白がってしてみせたこと。
動物虐待ってね、例えは、過去に野良猫に危害を加える事件が、その後、深刻な大事件に繋がっているというような例があることからも、決して軽視してはいけない問題です。
野良猫ならよくて、飼育されているペンギンならだめという問題でもないわけですからね。
生き物の命は尊重して、大切に慈しむべきだということです。 大人がそのお手本を、ちゃんと示さなければ。
大事なその部分を、軽視しているということがまず問題の一つです。
二つ目の問題は、「親分のいうことは絶対!」と言わんばかりの縦社会のしがらみ的問題よ。
「落ちるなよ」とフラれたからには、ちゃんと池に落ちてみせねばなりません的な流れで、お約束のように体を張ってみせた、あの芸人さんの行動は、私は問題だと思う。
おそらく多くの人たちの目に、身内同士の忠誠心の確認作業のように映ったであろうところは、決して軽視すべきではない。
つまらん男気というよりも、むしろ、三流の忠義心を見せられた気がしましたよね、私には。
正直、あれはダサいです。 いまどき・・・??って気がします。
先輩の期待に応えるのは当然です、と言わんばかりに、お約束のように、まだ冷たかろう春先の池にわざと落ちてみせるというね。
「先輩が言うから、当然体張ってやります❗️ 喜んでご期待に応えてみせましょう❗️」的なノリは、すでに時代遅れも甚だしく、面白くもなく、ましてやかっこよくもなく、何一つ褒められたことではないと思うんだけど・・・。
っていうかそれで、立てるつもりの先輩までが、社会的に批判されたんじゃ、本末転倒では?
ただの出来の悪い先輩・後輩のコンビでしかないじゃん。カッコわる・・・。
多くの人が不快に感じることを、「面白い」と信じてやってしまうことは、すでに逮捕者まで出ている回転寿司のペロリスト事件や、震災の被害者達の方々を傷つけるような動画をあげて、大問題になった高校生とかと、全く同じに思えちゃう。
何も面白くないどころか、深刻な社会的迷惑行為ですもんね。
当人達が、面白いと思ってやったことに、さまざまなことへの配慮と、優しさが欠落しているところが、本当に軽視してはいけない問題点だと私は思うんですよ。
これを一緒に笑っちゃえるって、その方が変だよ?
そして3つ目の問題点、これもとても深刻なことです。
誰かをいじって笑うこと。
誰かの失敗を面白がるという風潮。
そういうのって、「いじめ」と何も変わらないから。
いじめてる側は、よく、「遊びでやっただけ」とか、「面白いからやった」とか、「やられた本人も、いじられて喜んでた」とか言うでしょ。
これって、こういうことを面白いんだと主張する、芸人さん達のノリも良くないと、私は思ってるんですよ。
もういい加減、こういうことやめて、改めていきましょうよ。
昔あった、熱湯に飛び込んだり、池に落ちたり、食べ物を粗末にすることを面白いとするテレビ番組は、娯楽の少なかった時代の過去のものであって、そもそも当時でも小さい子供しか面白がらなかった、低次元な笑いだと私は思うよ。
さらに問題なのが、あまりに低次元だけに、こういうことが単純にいじめにつながっちゃうんだからね。
大きな問題点を3つもはらんでいる「ペンギン池」事件は、朝のテレビで起こったことだけど、すでに朝の出勤前や、通学前の忙しい時間帯に、「時計がわり」としてテレビをつけていたことすらも、今はもう、過去のことではないかと、私は思ってるんです。
テレビを時計がわりにして行動しなくても、時間を認識するには、すでに私たちの生活に密着した、もっと便利なツールが他にありますものね。
そして、人を笑わせることが目的ならば、誰も傷つけず、誰も不快にすることなく、何に対しても危害を与えずに、みんなが心から「楽しい」と感じて笑顔になれるような笑いを提供できることこそが、真のお笑いなんじゃないでしょうかね。
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本当、そうですよね。
テレビでこんな事するから、子供たちが真似して川に突き落としたりするんだよ。
バライティーもこれから考えなくっちゃ。
りゅうらいさま
コメント有り難うございます❗️
そうなんですよ!
子供が真似して、こういうことがいじめにつながるんだと思うんです。
「全然面白くないよ」と大人がきちんと教えてほしいですよね。
昨夜とある芸人がTVに出て披露されておりましたけど、只喧しいだけ。且つ下品な裸体をも晒されていて、こんなん芸が面白いの?としか思えず観ていて不愉快にも陥った次第です。
そう云う芸が確かに結果陰湿ないじめ(この言葉もアタクシは嫌いなのですけれども、小中学校時代いじめられておりましたから)を誘発する基にもなってしまいますし。
智貴ちゃん
ホントそれ‼でございますよ。
大声で騒ぐ、脱ぐ、水をかぶる・・・。
これを「芸」とすること自体がお粗末すぎて、非常に不愉快です。
でも、一部の子供さんがたの、成長途中の未発達な感性には、
これが面白く感じられてしまうというのも確かなことなのでしょうね。
実際、このようなことを真似て、面白がって、
誰かをターゲットにして楽しむということが、ずっと行われていますから・・・。
本当に、こういうことはそろそろやめてほしいです。