ウワサ話し

言わせてください

はい、それで早速、前回の続きなのでございますけどね。

その方は、自己流での婚活を5年頑張られたのち、思考を変えてみようと結婚相談所に登録なさってみたところ、5か月後には良い出会いがあり、たちまちゴールインされたのだそう。 

その後、子供さんにも恵まれ、現在は幸せな結婚生活をお過ごしになる傍ら、ご自身が結婚相談所を開設されていらっしゃるようですから、ご自身の体験を活かし、今度はご自身が、婚活を応援なさるお立場にまわられたわけですね。 

とてもお幸せそうなうえ、とても素敵なお仕事をなさっていらっしゃるのですね。 現在はきっと、たくさんの方々に、ご自身の幸せのお裾分けをされているのでしょう。 本当に素敵なことです。

ところで、そのご本の中で、私がどうしても言わせていただきたいなと思ったのは、ある一つのアドバイスの箇所なのですが、

もちろんいろんなご意見があるかと思いますので、みなさまにはあくまでも、”今の私の立場として”申し上げていることを前提に、読み進めていただければ幸いです。

ではお話してまいります。

それはその方が、婚活に苦戦しておられた頃のある日のこと、たまたま通りがかりに占いブースを構えていたおばちゃんと目が合あったことから、占ってもらったのだそうです。 

そして、そのおばちゃんに言われたことは、なんだかいろいろ当たっているような気がしたらしいです。

さらに、そのおばちゃんは「3年後に本当に良い相手に出会いますよ」と言いました。

「え??3年⁉ その時私は何歳だ?」 その方は、そのように思われようです。 

そりゃそうですよね 結婚したい‼と思うからこそ始める婚活。 それがすでに数年間も苦戦し続けておられれば、当然のことながら、かなり焦りが生じていたことでしょう。

なにしろ、女性は結婚後に妊娠、出産という流れを希望的展開として想定すれば、できるだけ急がねば、体力的な面だけでなく、様々な面でのリスクがどんどん高まるのです。

「3年待って、本当に良い相手が現れなくても、おばちゃんは責任とらんのやろがいっ⁉」 その方は、そのようにお思いになったようです。(すみません、やろがいっ⁉とは書いてありません)

で、その後、その方は結婚相談所の門を叩き、そこで巡り合った男性と結婚へと進まれることになったわけですが、その男性との相性を、例のおばちゃんにまた占ってもらったのだそうです。

すると、そのおばちゃんは、「以前、あなたの結婚運は3年後といいましたね。 その時この方のことは占ってなかったですね。 でも、この方との相性はとても良いですよ‼ 良い方を見つけましたね‼」とおっしゃったそうです。

・・・。

そんなもんです。 

占いはほどほどに。

そのご経験から、その方は、読者の方に向けてそのようにアドバイスなさっておられるわけです。

そんなもんです

と。 

占いはほどほどに

と。

そうですね、確かにおっしゃるとおり、占いなんかにご自身の人生を託したり、占いなんかの言いなりになるなんて、非常にナンセンスです。(本当にそう思います‼)

自分の人生は自分で決めるべきですし、自分のお相手だって、自分で決めるべきです。

ただ、僭越ながら、私の意見を述べさせていただくとするならば、そこで「ほらね、占いなんて、たかだかその程度のモンよ」という風に受け取られてしまったということに、非常に落胆いたします。 

本当にがっかりです。 そして、しょんぼりです。 正直、ちょっとへこみます。 いえ、だいぶへこみます。

その”おばちゃん”の腕前も、占術のジャンルも存じ上げずに言うべきことではございませんが、私も、多少なりとも勉強をいたしまして、占術家のはしくれとして、細々と活動をいたしております立場としまして、

占いの一般論として、占いでは、「結婚運が訪れる時期」は出せますが、逆に言うならば、それが占いというものなのです。

もしかして、「〇か月後に、あなたは結婚相談所に登録するの。 そして、そこで〇月ごろに紹介された〇さんという男性と結婚するわよ」という回答を、占いに期待しておられたのでしょうか。

もしくは、そういう回答でなかったがために、「外れたじゃん。占いなんて所詮、あてにならないいい加減なものよ。だからほどほどにしとかないと、下手すると人生の大事な時間を無駄にしちゃうわよ」という意味で、

そんなもんです。 占いはほどほどに。

と、そのようにおっしゃておられるのでしょうか。

あの・・・すみません。ちょっと待ってください。 そんなのは占いではないです。 それって、超能力です。 予言の域も超えてます。 ノストラダムスなんかもはるかに超越してます。

この方に限らずですが、世間の大半の方は、占いというものを誤解しておられるように思います。(占い師のスキル以前の話しをしてます。)

例えるならば、ヒップホップダンサーに、「ダンサーなら、トウシューズ履いて白鳥の湖を踊れるんでしょ? できないの? はあ、ダンサーなんてそんなもんね。」というようなものです。

あるいは、クラシックバレエのダンサーに、「ヘッドスピンやってみせてよ、出来ないの? ブレイクダンスは? 踊れないの? ダンサーなのに? そんなもんね。」というようなものです。

要求なさっているポイントが、そもそもお門違いなのでは? そう思うことが多いのです。

私は、その”おばちゃん”を知りませんので、もしかすると、擁護に値しないへっぽこ占い師だった場合は、逆に大変申し訳ないのですが、一連の流れを拝読した中では、私はそのおばちゃんは、良い占い師だと思うのですよ。

おそらく、この方の運勢の流れには、3年後に良い出会い運がきていたのでしょう。 

もしかすると、恋愛運に限らずプライベートでもお仕事でも、それから3年後には(男女にかかわらず)よい人達のご縁に支えられたり、助けられたりと、充実した人間関係に恵まれて過ごされたのでは?と思ったりもいたします。

自分の人生は、自分で切り開いてゆくものです。

その時のこの方は、ご自身の意思で、自己流の婚活をやめて、結婚相談所の助けを得ることで、素敵なお相手に巡り合ったわけです。

それは、ご自身で選ばれた道の、大正解のひとつでしょう。 

なにしろ、あらゆるシーンにおいて、人生の選択における正解は、たった一つではありませんから。

だから、”占いは信じるべきではない”というのは、ご自身が3年待たなかったことを後悔せずに済んだという意味では、大変ごもっともなご意見ではあるかと存じますが、

だからといって(占いなんて)「そんなもんです」と、解釈されるのは、私としては非常に不本意に思えるのです。

ならば、悪い占い師というのはどういうものか? それは明日にでも、また語らせていただきます。

僭越ながら、わたくしも、占術家を目指す大切なお生徒さんがたに、一生懸命に出来る限りのスキルをお伝えしている立場でございます。

熱心に、お勉強してくださっているお生徒さんたちのお立場を考えても、「そんなもんです」と言われて、黙って「ですよね~」と引き下がるわけには参りません。

さて、私の四柱推命(八字)講座は、1年間(各月全6回)の講座がまもなく終了いたしまして、7月よりアドバンスクラスをスタートさせますが、同時に、7月より引き続きベーシッククラスもまた行います。

さらに、新しい「納音(なっちん)占い」(六十干支を陰陽五行説や音韻理論を応用して五行に分類し、さらに形容詞を付けて30種類に分けたもの)のコースも開設いたします。

「四柱推命は、難しそうだし、面倒くさそう‼」と、ハードルの高さを感じておられる方は、手始めにやさしいスタートとして・・・すでに四柱推命をお勉強中の方は、さらに知識を深め、的中率の高い鑑定を極めるために、新しくトライなさってみてはいかがでしょうか♡

今日もご覧下さってありがとうございます。
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