ウワサ話し

女王様のお部屋

スタート直後にブームを巻き起こし、急成長したクラブハウスですが、最近はちょっと落ち着いてきたような気がしますけど、このまま落ち着くのか、それともさらに伸びてゆくのか、あるいは尻すぼみ状態になってゆくのか…? 

このGW中に、クラブハウスに参加してみたという方も多いのではないでしょうか。

クラブハウスでは、私は、自分のお勉強のためにと、占いをなさっているお部屋にお邪魔させていただくことが多いのですが、先日、たまたま飛び込んだタロット占いのお部屋が、私にとっては、かーなーり、衝撃的だったのです。

どんなお部屋かというと、モデレーターが女王様的存在のお方と、そのお取り巻き数名…といった雰囲気の方々で構成されているお部屋でして、

タイミング良く(悪く、というべきかも)そのお部屋に入った直後に、いきなりスピーカーにあげていただいたので、私も心の準備が全くできておらず、あろうことか、
女王様にご無礼を働いてしまったようでした。

女王様「はい、あやさん、聞きたいことはなあに?」
私「お邪魔いたします…あの、えっと…今日はみなさん、どのようなことをお尋ねになっていらっしゃるのでしょう?」
女王様「ほかの人が何を訊くかなんて、そんなことはどうでもいいことよ。」
お取り巻きのみなさま「あなたの訊きたいことを質問したらいいのよ」「そうよ、そうよ」

・・・アカン、これ、アカン雰囲気のところやん。 えらいところに来てしまったかも・・・と、独特の空気を敏感に感じ取り、すでにビビリ気味の私。

私「ええっと…ええっと…。 あの、わたくし、わりと甘え下手なところがあるのですが、人様のお役に立ちたいと考えたときに、こんな私が上手く・・・」
女王さま「なにそれ、意味わかんない。」

お取り巻きのみなさま「あなたの言いたいことってさ、結局こういうことなんじゃない?? ワチャワチャ・・・」

女王様「ちょっと‼ みんな待って。あやさんに言いたいこと言わせてあげなさいよ。」
お取り巻きのみなさま「しーーん…。」

すると女王様が一言。

女「意味が分かんないこと言っといて、私の言いたいことをくんでくださいっていう、その態度が甘えてるってことに気づきなさい。」

お叱りを受けてしまいました。 ヤバイよヤバイよ‼ これはとりあえず、テキトーにお礼を言って、早くここから離れなければ…(汗)

私「はい、そうですよね。 気づかせていただき、ありがとうございました。」 
私は、早々に退散しようといたしました。 

しかし、せっかくの獲物に、そう簡単に逃げられては面白くないとお思いになったのか、女王様は簡単に許してはくださらず、逆に食い下がってこられました。

女「それでいいの? それでいいのかって聞いてるのよ。」

いやいや、面倒くさいから(苦笑)

私「はい、お話させていただけてよかったです。」  
ていうか、まだ、何も占ってもらってないけどな。

ところが、女王様ったら、まだ粘られるのですよ。 実は淋しがり屋で、女王さまこそが甘えん坊なのかしら?

女「何が良かったの? あなたはそれでいいのね?」

私「気づかせていただけたことがよかったです、ありがとうございました。」

女「だったら終わりっ‼」

・・・占わんのかい・・・(笑)

おいおい、すげーぞ、ここの部屋。

しかし、これも社会勉強だと思った私は、そのままこのお部屋にとどまり、他のみなさんは、どのように占っていただけるのかを知りたいと思ってしまったのでした。

怖いもの見たさというヤツです。 学ぶ姿勢があれば、どんな場でも有難い学びの場ですからね。(チャレンジャーですやろ??)

早速、お次の方の番です。

次の方は、「最近、彼の体調が悪くて心配なんです。彼は大丈夫でしょうか」 という質問をなさいました。

すると、女王様やお取り巻きの方から、彼との出会った時期やなれそめなど、あれこれと訊かれるので、その方はそれに、とても丁寧に答えていらっしゃいました。

まず、お取り巻きの中の一人が仰いました。

取「あなたの言葉は主語がないうえ、擬音が多くて、さっぱり意味がわからない。」

またまた、ここって、どんなS部屋なのよ・・・。 

それ以前に、その方のお話は、私にはとてもわかりやすかったし、十分に理解できたけどね。 

その時、女王様の鶴の一声で、お取り巻きの皆様はまた、し~んとなりました。

女「まあまあ、国語の授業やってんじゃないんだから、それはまあいいわよ。 で、何が訊きたいの?」

いや、だから、最初から「彼の体調が心配」やと言うてますやん・・・。

次「あ、はい、彼の体が大丈夫かをお訊きしたいんです。

女「あのね、体のことなんて、タロットカードに訊くことじゃないの‼ そんなことは、彼に訊いて‼」

・・・えっ、そ、そんなオチ⁉・・・衝撃・・・‼(汗)

私のことを話させていただきますと、こんな私も、まだまだ未熟ながら、人様にご相談をいただき、少しでもお役に立てることがないかと、日々、努力を重ねておる立場でございます。

気持ちがまとまらない方のお言葉の中から、伝えたいと思っておられる言葉をどうにか探して、できる限り、その方のお心を、軽くすることができないかということに、私は力を尽くしております。

占いを通じて、相手の方とお話をするということは、どれだけクライエントの話に耳を傾け、どれだけ思いやりを持って心を共鳴させ、どれだけ心を通い合わせることができるかということだと思っていて、私はこの3つのことを、とても大切に考えています。

私の占術は、統計学的なものですから、サイキックでもスピリチュアルでもありません。

ですが、大切なことはまず、クライエントの伝えたいことをしっかりと感じ取り、悩みや不安に寄り添うことだと思っています。

というわけで、GWにオススメしたい映画の第2弾です。 

今日ご紹介したいのは、お子様と一緒に楽しんでいただきたい、素敵な映画です。

「ワンダー 君は太陽」

トリーチャーコリンズ症候群という病気の男の子が、容体が安定してきたことで、はじめて学校に通うことになったのですが、まわりのお友達からの、いじめや差別や偏見などの、様々な苦難を、家族と一緒に乗り越えてゆくというお話です。

本当に、素敵な気づきや学びをたくさんもらえる映画で、観終わった後には、心の中に、優しさと勇気の光が灯る気がします。

この映画の中に、こんな言葉が出てきます。

「When given the choice between being right or being kind, choose kind.」
正しいことか、親切なことを選ぶときに、選ぶなら親切なこと

私は、この言葉がとっても好き。

私も、人に対してそうありたいと思うのです。

お子様と一緒に楽しめる映画で、私の大好きな映画をもうひとつ。 

「レミーのおいしいレストラン」

料理上手の可愛いネズミが大活躍する、美味しい料理のお話です。 

厨房にご法度のネズミなのに、美味しいお料理のために大活躍してくれるというところがファンタジーですよね♬ 

いったん、お仕事に戻って、また週末を迎えられる方もいらっしゃるかと思います。

引き続き、感染対策を万全に、お過ごしくださいませね。

バカラのルクソール。 エジプトのナイル川沿いの町「ルクソール」からネーミングされたシリーズです。 
本来はペンスタンドなのですが、フラワーベースとしても使わせていただいています。 宝物です♡

今日もご覧下さってありがとうございます。
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