カウンセリング・心理学

不出来な自分に思うこと

今月、来月は私にとって修行と学びの時期です。 八字(四柱推命)でみる人の運気の流れでは、数字でいうなら「ゼロ」にあたる時期が、一年のうちに誰にでも2か月間あるのです。 この期間は、新しくことを起こしたり、契約ごと、決め事などは極力控えたほうが無難だし、自分を楽しませるために積極的に娯楽に関わろうとすることはご法度だと言われています。 
(※中には、逆に運気アップにつながるという方もいらっしゃいます。) 

また、体力、免疫力が落ちてしまう期間だといわれているので、健康管理には気をつけなくちゃだし、注意力、集中力が落ちてしまいがちなので、意識して気を引き締めておく必要があります。 そして、自分の内面をに栄養を与えるつもりで、この期間は積極的に「学ぶ」ことを意識して、地道に勉強に励むことが大切なのです。

また、何かと周囲のゴタゴタに巻き込まれたり、予期せぬトラブルも起こりやすく、そんな時には「どうして自分ばっかり… :hun: 」と、落ち込んでしまったり、普段以上に周りにイラついてしまったりしやすいので、心がけて「リラックスしていこう~ :smile1: 」と、心を穏やかに保てるよう、セルフコントロールすることが必要 :smile1:

つまり、「この時期はそんなものなんだ、だから仕方ない、大丈夫~ :smile2: 」と、自分に言い聞かせることで、ずいぶんと楽に乗り切ることができます。 そして何より、あらかじめ自分の運気の波を知っておくことによって、かなり救われるわけです。 「備えあれば憂いなし :smile3: 」 「予防に勝る治療なし :smile1: 」ってわけです :smile2: :kirakira:

そんなわけで、私の八字(四柱推命)鑑定を受けて下さる方には、ここ最近は特に、この期間にはスポットをあててご説明しています。 この期間の過ごし方や心の持ちようが、これからの自分の人生を大きく左右するともいえるからです :smile1: そう、何度も言いますが、備えあれば憂いなし :smile3: 」 「予防に勝る治療なし :smile1: 」なのです :smile3:

私にとって、今月と来月の2か月間は修行と学びの時期 :smile1: ですので、普段は忙しいを言い訳にして、なかなかはかどらないお勉強の時間を増やすよう心掛けて、自分のために、出来るだけ多くのことを学ぶようにしています。

でも、風水にしても、八字にしても、本当に奥が深い…一生かけて学び続けてゆくものだと決心していても、まだまだ道のりは険しく遠いのです。

つくづく、「私って、まだまだだなぁ…。」と思います。 

考えたら、昔から私は自分に対して、「これで良い」とか、「よくやった」とか、「頑張った」という達成感や、自分に対しての満足感を大きく得られる機会がなかなかないのです。 それは、あきらかに自分の努力不足を認めているからで、常に心の中に、きちんと出来ていないという思いがあって、いつでもどこかに「私ってダメだな~」とか、「まだまだだよ…。」という気持ちがあるんですよね。 

そして、そのたびに、「自分ってなんと不出来で未熟な人間なんだろう…。」と思うのです。 もちろん、それが自分の中で向上心を生む原動力になっていて、「だからもっと頑張らなくちゃ :smile3: !!」という、頑張る気力につながっていることには間違いないのだけれど。 

だけど、そういう自分の心のクセのようなものは、もしかして、他人様に対しても、「あんなことが出来るなんてすごいな~ :smile2: 」とか、あるいは「出来なくてもいいじゃないの、いつかできるようになれば :smile1: 」とか、「どうしたら出来るようになるか、一緒に考えてみましょうか :smile1: 」というように、「出来ること、出来ないこと」を基準にものを考えているところがあるかもしれない…って気がしたのです。

でも、何か出来ない事があることが、人として「欠けている」ということなのかしら…。 そう思ったら、「あれ? それは違うんじゃないのかな… :poke-: 」って気がしました。 よくよく考えてみたら、人に「足りている」とか、「足りていない」という発想は、そもそも誰を基準に、何を完璧な状態だとしているのでしょうか…。

実は先日、クライアントとのメールのやりとりで、パワーストーンの品質について、私なりの思いをお話しさせていただいていた時のことです。

石のグレードは、人間の都合というか、あくまで人の目で「美しい」と判断されるものが、グレードの高いもの、と言うことになっています。 そこには、時代の流行や、稀少性もかなり影響してきます。 石に「値段」が付けられる以上、確かに「石の品質」というのは存在します。

そして、私も常に、私の大切なクライアントには、「美しく、良い物」を手にしていただきたいと思っています。 初対面の瞬間に、「わぁ :smile2: キレイ ❗ 嬉しい :smile3: :heart2: 」と感じて頂きたいと、いつも願っています。 石とのご縁をつなぐことことに使命感を持っている以上、その責任をいつも、とても強く感じています。

ただ、こんなことを言うと、うっかり誤解を受けてしまうかもしれないのだけど、私の中には、石に対しては「品質が低いもの」というのは存在しません。 地球の中で奇跡的な偶然が重なり、何百年、何千年ともいえる時間をかけて生まれた奇跡の存在です。 どんな石もそれぞれの素晴らしさを持ち、美しさを秘めています。

そして、それが私の手元に今あるというこの出会いも、信じられないような素晴らしい奇跡なんだと私は思っています。 そう思って改めて石達を眺めてみると、本当にどの石もそれぞれに個性があって、とっても魅力的なのです :smile2: :kirakira:

「それって、人と全く同じだよな~ :smile1: 」…と思って、はっと気づきました。 もしかしたら、私たちは誰もが、生まれた時がすでに「完璧」な状態なのかも。 

そもそも、不完全、不出来な人間なんて存在するわけがない。 私たちはみんな、きっと完璧な状態でこの世に生を授かり、生かしてもらっているのかもしれません。 そして、いきていくうえで日々、何かを学び、更に成長していくことは、今世に生をうけた以上、誰もがそれぞれに成し遂げるべき、今世での大切な課題なのかも。 

「出来ていない、欠けている、足りない」という発想が、自分や他人を「ダメだ」と勝手に判断してしまう基準になっているのかもしれませ
ん。

「出来ていない、欠けている、足りない」のではないのかも。 そもそも人はみな、誰もが完璧な状態で生を受けていて、そして自分の力で更にいろんなことを足していくこと…それは、自分が生まれてきた意味、そして生きる意味でもあるのかもしれません。

全てのことには意味がある。 だからこそ、「わかっているんだけど… :nageyari: 」といいつつ、やらなければならないことになかなか取りかからなかったり、何か言い訳を見つけては、やるべきことを後回しにしたりせずに、自分の課題にしっかりと取り組んでいかなくちゃいけないなって気がします。 いま出来る事をきちんとやっていかなくちゃ :smile1: ❗

さあ、今夜ももうひと頑張りするぞ :smile2: ❗

今日の応援、よろしくお願いいたします :nikoniko: :heart2:

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。