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種子島の宝物

鹿児島で足止めをくらったせいで、種子島でのスケジュールが混み込みになってしまい、大パニックの私たち姉妹の為に、優しい叔父が、早朝からわざわざ、昔ながらの製法による「天日干し」で作ったお塩、七つの海を買いに行ってくれていました。

汲み上げた海水を笹の葉にかけて、お陽さまと風の力で塩にする、昔の作り方なのだそうです。 天然の力の他には、あとは細やかな人の手作業と愛情だけで出来上がった塩です :kirakira: 最近は、天日干しだけで作られる製法のお塩は、とても稀少になってきたのだそうですが、いろんなところのお塩を試していらっしゃるソルトフリークの中でも、この「七つの海」は特に良いお味だと評判になっているのだと聞きました :smile1:

とにかく量産ができないので、手に入れたくてもなかなか買うことができない稀少なお塩です。 粒は大きめで、とにかく美味しいの :smile2: ❗ シンプルに、食べ物の素材を味わいたい時には特におすすめです :smile1: フレッシュなお野菜や、おにぎりに使うのも、これまた最高の贅沢かも :smile3: :heart2:

いかにも手作り感の伝わるパッケージなのです :smile1:

さて、お塩と一緒にパチリした魅力的な形の器は、種子島の山の中にひっそりと窯を持つ、「無比(むひ)」という窯元の池田さんの作品です :nikoniko: 数年前に種子島を訪れた際、叔父がプレゼントしてくれた器なんです :smile3:

山の中の大自然と、最高の景色に囲まれたこちらの窯元に、叔父の案内で訪れた際、たくさんの作品の中でも、とりわけこのユニークな形に一目ぼれしちゃいました :nikoniko: ビアグラスに使っても、クリーミーな泡を保ってくれて最適なのですが、食器棚の中で待機させるのが可哀そうで、テラスのテーブルの上や窓辺で、お花やグリーンを浮かべて飾ることが多いです。自然を背景にして眺めるのが本当にぴったりの器で、自宅に種子島の素朴さと温かみの空間を再現してくれるんです :smile1:

実は、「無比」の池田さんは、種子島の「月窓亭」の看板も手掛けていらっしゃいます。 陶芸家と聞くと、ずいぶんとご年配の方をイメージしちゃうけれど、なんとこの方はお若く、しかもとってもイケメンでいらっしゃいますの :heart2: ステキ :heart2:

そうそう、他にも月窓亭には、とても素晴らしい作家さんがいらっしゃます :smile3: ❗ 昨年12月に訪れた際、BeBeが一目で気に入って、うわ言のように呼び続けていたあの「うさぎさん」をお作りになった方 :happy: 月窓亭でのボランティアを引き受けていらっしゃる女性なのですが、もうびっくりしてしまうほどに素敵なアイディアとセンスをお持ちの方なんです :love:

ご本人だけでなく、お母さまやお姉さまがお召しでいらした古い着物を、うさぎさんの着物によみがえらせちゃうという、まさに魔法の手を持った方なの :smile2: 着物の柄も全て違うし、帯の結び方も様々に変えてあるし、帯締めの形も色も、全て着物に合わせて細やかにアレンジされています :nikoniko:

着物の柄の出し方や、重ねた半襟の色の組み合わせのセンス、そしてそれぞれの着物にぴったりの帯の合わせ方まで、どの子もため息が出ちゃうほど美しく見事なんです :smile2: BeBeがこの子達を頂いて帰れるということで、大喜びで一緒に選んでいたら、なんと「お姉さまもどうぞ :nikoniko: :onpu: 一匹じゃ淋しいから、2匹でね :smile1: 」って言ってくださって・・・小さい頃から「姉」をやっていると、思わず、「え?? 私、お姉ちゃんなのに、いいの :smile2: ?」って思ってしまいます(笑)

だから余計に嬉しくて、BeBeと一緒に大はしゃぎしながら「マイうさぎちゃん」をえラビました :nikoniko: :onpu2: :onpu:

自宅に連れて帰って、まず床の間にお座り頂いて、歓迎のセレモニーを・・・ :smile2: :heart:

遠くに連れてこられて淋しがらないように、歓迎の宴では、うさちゃん姉妹のお母さんの手作りのお菓子を差し上げました :nikoniko: なんとこの方は、うさぎさんの作家としてだけなく、お料理作りの名人でもいらっしゃるの :nikoniko: うさぎさんの他にも、お土産にと私たちに、手作りのおまんじゅうをたくさん持たせてくださったのです :nikoniko:

どれも種子島伝統のお菓子で、まぁそのお味の美味しいこと :happy: ❗ 葉っぱで巻いてあるお菓子は、「つの巻き」といって、うさぎのお耳のように、ぴょこんと2本の「ツノ」が出るように仕上がっているのが特徴なのだそう :smile2: 母がとても懐かしがって・・・私たちの祖母も、昔しこの「つの巻き」を作っていたのだそうです :smile1: こんなお菓子が作れちゃうなんて、ホントに素敵・・・ :happy: :kirakira:

 お姉さんうさぎ

妹うさぎ 

着物の色合いと柄の雰囲気で、お姉さんうさぎと妹うさぎを決めました(笑) 種子島から連れて帰った、私の宝物です :smile2:

「ぽちっとしたら、Ayaさんが一位になってましたよ :smile3: ❗ 」ってコメントを頂きました :nikoniko: :onpu2: みなさんのおかげです :love: 本当にありがとうございます :shuku: :smile2:

POSTED COMMENT

  1. オデン より:

    Aya様

    2日連続で出没してしまいます :run: 。というのも、うさぎちゃん姉妹がとても可愛くて :happy:
    このうさぎちゃんが着ている着物がとっても素敵だなって思うんですが、このうさぎちゃんを作った方やそのお母様が実際に着ていた時もさぞ素敵な柄の着物だったんでしょうね ❗ 妹うさぎちゃんの袂の青が素晴らしく奇麗で吸い込まれそうです :heart2:
    そしてこのうさぎちゃん姉妹。何となくAyaさんとBeBeさんって感じがします :nikoniko:

    そして手作りのお菓子も素朴でとっても美味しそうですね!紫のものは、紫芋を使ったのでしょうか?想像しただけでよだれが出てしまいます :asease:

  2. Aya より:

    オデンさま

    海外に向けても自慢したい作品なんですよね~ :happy: ❗ ❗
    外国の方でも、きっと一目で魅了されちゃう可愛さだと思うんです~ :love:
    写真のうさちゃんは、2回の床の間にいた子達で、
    他にも1階のお部屋にもたくさんいたのですが、
    どの子の着物も美しくて、選ぶのに真剣に悩みました~ :nikoniko:

    そうです :smile2: 紫いもで作られたおまんじゅうです :happy: :heart2:
    天然の色合いであの美しさって、素朴な中にも深すぎる日本の自然の美ですよね~ :smile2: :kirakira:

  3. オデン より:

    海外でオリエンタルの物って人気があるんですが、よく見かけるのは「いやー :ooo: 間違った日本だよね、これは :gaaan3 :ooo: 」って物が多くって :nageyari: :ase:
    こういう物って、ひとつひとつ大切に、思いを込めながら手作りされてるからこそここまで人を惹き付けるんでしょうね :smile1: :onpu:
    荒い表面と墨色の器も、私に力強い大地と美しい自然の印象与えてくれます。とても素敵です。

    ここアメリカでは、フードカラーでもの凄い色に染められたアイシングがたっぷりのケーキばかりで、とてもじゃないけど食べる気になれません 😥
    この紫芋のように、いくら紫であっても自然の色の物はとっても美味しそうに見えるのは、やはりそれが「合成のもの」では無いからなんですよね!
    あ〜!食べたい!!

  4. Aya より:

    オデンさま

    あ~ :smile3: 確かにっ :nikoniko:
    見た目、ポップで「カワイイ~ :love: 」って思うんですけど、
    中には毒々しいほどの色に染められたものもありますもんね :nageyari:
    紫いもそのもので、この紫色になるお菓子って、ホント素敵ですよね :happy:
    自然の甘さが広がって、ホントに幸せな気分になりましたよ~ :smile2: :heart2:

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