おうちごはん

犬派による猫派へのプレゼンと復縁の関係

コロナ太りという言葉も、すっかり安定してしまった感がありますが、ステイホームをきっちり守っていたおかげで、素朴な家庭料理ばかり食べ続けることになったせいなのか、私の場合は、むしろ少しだけですが体重が落ちました。

今年に入ってからは、極端に外食の機会が減ったことも大きな理由かも。

粗食って、痩せるのね…。

以前は、お食事に出かけた際に、お店のお料理の写真を撮らせていただくのは、私のひとつの愉しみでもありました。

お料理の盛り付けや、お皿、楽しかったひと時も含めて記録に残すことは、自宅で可能な限り再現を試みるときの、貴重な備忘録でもあり、「この時、美味しかったなあ、楽しかったなあ」と、あとで画像をながめてニヤニヤするのもすごく楽しいのです。

でも最近は、稀に外食の機会があっても、以前のように気軽にお店やお料理をSNSやブログで大公開した後に、もし、自分が感染者の立場になるようなことがあれば・・・直近で伺ったお店さんには、大変なご迷惑をかけてしまうかもしれません。

そう思うと、以前の私のように、気軽にお店やお料理をSNSやブログにアップするのはある程度控えることが、最新の社会的モラルになりつつあるのかも…という気がいたします。

東京に滞在している間は、鮑義忠先生が、感動的に高級なお肉を出してくださる隠れ家的焼肉屋さんや、新宿で超有名な老舗天ぷら屋さんにお連れ下さいまして、もう、最高のおいしさと感動を思う存分味わったのですが、五感をフルに楽しませ、一期一会的リアルな幸せを堪能することに専念してみました。

以前、お知り合いの社長様が、「Facebookに食べ物の写真ばかり載せるヤツがいるだろ? あの意味がさっぱり理解できん。」と言っておられるのを聞いて、投稿するのが食べ物の写真がほとんどだった私は、何だかいたたまれない気持ちになったことがありました。

何と言うのか・・・自分が卑俗というか、腹ペコの、はしたないヤツな気がして、身の置き所のないような気持ちになったのですよね。

私は、どなたかのグルメ投稿を拝見するのが大好きで、インスタでも「#おうちごはん」をフォローしてますし、Facebookでお店の投稿を拝見するのは、「今度行きたいお店リスト」にピックアップさせてもらう楽しみになっていました。

他にも、可愛いペットちゃんたちや、植物や自然の景色の投稿を拝見するのもすごく楽しみ。 

SNSの投稿って、その方の趣味を越えた世界観が見えたり、意外な一面を発見出来たりするんですよね。 

よく考えてみたら、これって「理解できる、できない」の問題ではないような気がするんです。

つまり、人の価値観こそ、すごく多様性があるもので、正しいとか正しくないとか、良い悪いのはナシではなく、別にジャッジする対象でもないですよね。

そもそも、「料理の写真を撮る意味がわからん」とおっしゃる方に、この意味を伝えることって、「犬好きの気持ちがわからん」とおっしゃる猫好きさんに、犬の魅力を伝えるくらい、難しいことだと思うんです。

「猫派に犬の魅力を伝えても心は動かない」ものなのだそうですよ

NPO法人e-Education代表の三輪 開人(みわ・かいと)氏によると、

<ダメな伝え方の典型>
「あなたは猫が好きだと聞いたのですが、犬もとっても魅力的なんですよ。
犬の魅力は忠実で人懐っこいところです。
先日、実家に戻ったら、尻尾をふって近づいてくれて、本当にかわいいと思いました。
散歩が面倒に感じるかもしれませんが、実際には気分転換にもなりますし、散歩していたら自然とダイエットもできます。
やっぱり、猫よりも犬の方が、魅力的じゃないですか?」

(※9割の人が間違う「猫好きの人に犬の魅力を伝える方法」

犬好きの立場から言わせると、犬の魅力って、ホントこれ‼ (笑)

でも、たしかにこんな言い方をすれば、猫好きさんからは満面の「シャー!」か、猫パンチをくらいそうです(笑)

三輪氏がおっしゃるには、

<良い伝え方>
「犬って結構、猫と似ていますよね。うちの犬なんか本当に気まぐれで、でも、そんな自分勝手なところがかわいいんです。最近、猫と犬を一緒に飼う人も増えているようですね。それぞれに違った良さがあって、家族の輪も広がる。猫だけではなくて、犬もいる暮らしって、ちょっといいと思いませんか」

うむ、なるほど。 なんとも猫好きさんに寄り添った、スリゴロなオペレーションです(笑) 

結局、自分の好きなものの魅力を伝えるのに、相手のことを否定したり、自分の正しさを主張する必要はないということなんですね。

だって、人の好きな物って、価値観と同じく、すごく多様性があるもので、正しい正しくない、良い悪いに観点を置くものではなくって、そもそもスタンダードすら存在しないものでは。

犬も猫も大好きな私に言わせれば、犬の全身で喜びを表現してくれる姿はたまらなく可愛いし、猫の可愛さといったらば、私にとっては、意志ある可愛いたんぽぽの綿毛って感じです。

どちらもそれぞれ魅力的(笑) 

ただ、自分が面倒をみている子の、たまらない可愛さには共通点があって、それは「私を必要としている存在」ということかも。 

このかけがえのなさっていったらたまらない。 自分の存在価値を認める後押しをしてくれる存在というのでしょうか。 

しかし、そこにフォーカスするなら、子供さんをお持ちの方々なら、おそらく日々、この感覚を大いに満喫していらっしゃることでしょう。 

つまり、人間関係でも、恋愛でも、これはかなりの重要なポイントなのでは。

自分の存在価値を感じさせてくれる存在

私にとっては、これがすごく有難く、自分にとって大切なものなんですね。 もちろん、これも私の価値観にすぎないものですが。

猫派さんを説得するのに、犬の魅力だけを主張して、「猫より犬のほうがいいんだよ」とわからせようというのは、そもそも横暴ってものだと思うのです。

で、思ったのが、私のところにもよくいただくご相談で、復縁のお悩みについても、同じことが言えるような気がします。

私は基本的に、相手から「自分にとって必要のない存在」だと認識された段階で、相手の価値観を尊重しようという考えを持っています。

なぜなら、恋愛も結婚も、お互いがお互いを「好き」という気持ちがあってこそ、成立するものだと思っているからです。 

いま、まさに復縁を希望しておられるあなたにとっては、「私の気持ちと犬猫のことは、全く比較にならん‼」とお思いになるかもしれません。 

でも、恋愛が成り立つポイントはシンプルで、お互いが「好き合っている」ということだ思うのです。

相手を説得したいとき、相手の意見を否定して、私の言ってることが正しいんだよと主張する方法というのは、結構な確率で、うまくゆかないのではないかと思います。

つまり、「もうキミのことを愛していないんだ」と言っているお相手に対して、「あなたの言うことは間違ってるの。だって、私はあなたのことが好きなんだから」と主張する方法では、お相手を説得するのは難しいということです。

恋愛に関しては、「お互い同士が好き会っていることが大切である」ということを理解すること。 

いたってシンプルな所へ原点回帰してみることは、とても大切なことだと言う気がします。

鮑義忠先生お手製の「角煮」です。 「ちょっと味見してみてください」で出された一口が、この大きさレベルの豪快さ‼

彼のご自宅で振舞われる、本格中華料理の完成度の高さは、そもそも材料にいっさいの妥協がされていないうえ、あの肉体美が作り出す芸術作品ともいえるもの。 

ご愛用の中華包丁にしても、中華鍋にしても、私の体力ではとうてい扱うことのできないお道具です。 

そのお味といったら、2秒で台湾まで幽体離脱レベルです。 (意味不明)

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