あまりの無邪気さに、周りをへとへとに疲れさせてしまう可愛い子鬼、その名も『無邪鬼』 😈 :kirakira:
そのマイペースぶりと、無邪気な発言には、誰もがあっけに取られたり振り回されたり・・・時にはただもう、お口あんぐり :poke-: :ooo:
それも何とか許してもらえる範囲であれば、気の永い人なら、上手につかず離れずで、何とか付き合ってもらえることもあるだろうけれど・・・場合によっては相手を激怒させていたり、傷つけるような言葉を発していても、「 :nikoniko: ❓ 」なのが、無邪気な子鬼、『無邪鬼』ちゃんなのです :nageyari:
無邪気といえば思い出すのが、もう数年も前になりますが(それほど衝撃的だった :nageyari: )、関西に住むある知人が、急に「福岡に行く :smile3: ❗ 」と言い出したこと。 それは、あと数日で新年を迎えるという、年の瀬も押し迫ったある年の12月のことでした :su1:
この方は、自称「パニック障害」で、もう何年も原因不明の体調不良に悩まされていて、自分で車を運転するぶんには問題はないけれど、電車などの乗り物に乗ると呼吸が苦しくなったり(その時は、「死ぬ :gaaan1: 」と思ったのだそう)、「降ろしてくれ~っ :iyaiya: :asease: 」と叫び出したくなることがあるのだそうで、ずっと以前、健康だった頃に行ったことがある福岡をとても気に入ったけれど、そんな理由で行くことができないのだ・・・と言っていました :su1:
ところが急に、「決めた、博多に行く :smile3: ❗ 」と言いだしたのです :smile1: こちらは「あらまぁ、ご体調がお悪いのに、それはそれは :ooo: 」としか言いようがなかったというか・・・ :su1: :ase:
実は・・・私、その時は数日前に急に祖母が亡くなって、葬儀をすませたばかり・・・祖母は一人で他県に住んでいたので、やたらと雪の多かったその年の12月の末に、私たち家族は片付けもままならず、(と言うか、ショックで何から手をつけてよいかもわからず 🙁 )、私も急に仕事を休むことになったせいで、その処理も山積みで、とにかく悲しむ間もないほどに慌ただしくしている真っただ中の時でした。
もちろん、ほんの数日前に私の祖母が亡くなったことは、この方もご存じでしたが、お焼香をしたいからとか、お香典を直接手渡したいから、というわけではなくて、「急に博多に行けそうな気がしてきたから :smile3: :kirakira: 」が思い立ったその理由・・・。
あまりのウキウキぶりに、もちろんお断りすることもできず、お約束の日、博多駅までその方をお迎えに行きました :su2:
志賀島(しかのしま)に行ってみたい :smile3: 博多の海が見たい :nikoniko: ❗ というのが、この方のご希望でした。 国宝、「金印」が発見された博多湾に浮かぶこの小島は、島まで「海の中道」という、まさに海の中の一本道が通っていて、とてもキレイな博多っ子自慢の場所です :smile1:
右側が白波の立つ美しい外海、左側が静かな内海、海面とほぼ等しい高さの一本道を、車で走りぬけて志賀島を目指すのは、私も大好きなドライブコースです :smile1: 島に渡ると、今度は景色のよい海沿いの道を走り、島をぐるりと一周できるのです :happy:
「なぁ、そんなに飛ばさんでもええやん :smile1: ?」この方がおもむろにおっしゃいました。 飛ばすって・・・いえ、先を急がないと、この方が「決死の覚悟を決めて」おいでになった博多での、ご希望のコースをこなせないのです。
「海が見たい :smile3: それから、豚肉は嫌いだけど、鶏が大好きだから、美味しい鶏料理を食べたい :smile3: 」が、この方のリクエストでした。
なにしろ、普通の電車でも「呼吸が苦しくなったら怖いから、すぐに降りられるように」、特急や快速電車には絶対に乗らないとまでおっしゃる方です。 新幹線も、もちろん速いかわりに停車駅の少ない「のぞみ」にはお乗りになりません。 なので帰りの新幹線の時間を考慮して、食事の予約を入れました。 なにしろ年の瀬です :su2: 中心街は異常に道路が混むのです。 私は、先を急がねばなりませんでした :su2:
途中寄ったホテルのレストランで、ご機嫌でまったりなさったあと、先を急いでいる私に「なぁ、そんなに飛ばさんでええやん 😮 」とおっしゃったのです。 それでも私は焦っていました。 なにしろ、予定がおしていましたから・・・。
しばらく走ると、今度はこの方が急に、「なぁ、トイレ行きたい、さっきのトコに戻って 🙄 」と言いだしました。 「さっきのトコ」を出てから、すでに20分は走ってます :ooo:
「もう少し行けば、トイレあると思うから・・・ :hun: 」という私に、「嫌やん、さっきのトコに戻って~ :smile3: 」と無邪気におっしゃるこの方・・・。 仕方なしに戻って、今度は出来るだけ飛ばさんよう(笑)に先を急ぐ私に、また再びこの方がおっしゃいました。
「なぁ、車停めて、降りたい :smile1: 」
気分が悪くなったのかと思い、私は一瞬慌てました。 こんなところで苦しまれても、すぐに連れていける病院が思いつかなかったのです :hun: :ase:
ところが・・・「海キレイやん、降りたい :nikoniko: ゆっくり見たい :smile3: 」・・・そういうことでした :nageyari: しかし、極寒の冬の海です :gaaan2: 「え、でも、ほら、寒いから、風邪引くと大変だから・・・ :nageyari: 」そう言う私に、「大丈夫やん、停めて、停めて :smile3: 」と、無邪気におっしゃるこの方・・・。
仕方なしに車を止め、一緒に降りると・・・「は~、気持ちええなぁ :happy: :kirakira: 」・・・と、浜辺に座り込んで、動こうとしません :ooo: どこが体調不良やねんっ :iyaiya: 健康な私の方が、寒さで気が遠くなってきました :uuuum: :gaaan2:
さて、夕刻になった博多の街は、案の定・・・というか、予想以上に道が混んでいました。 ところが、食事のお店の予約の時間が気になり、焦っている私をよそに、この方は無邪気にとってもご機嫌 :happy: ❗
鶏が食べたいとのリクエストでしたから、博多名物の「水炊き」の名店を予約していました。 有名なお店で、しかも年末の混み合う時期に、帰りの新幹線を考慮して、早めの時間を指定したことが逆に幸いして、奇跡的に予約が取れたのです。 でも、もちろん食事の時間を含めて、時間厳守が暗黙のお約束・・・。
何とか予約時間にお店に辿りついて、美味しいお食事を頂けたものの、今度は、この方の食事のあまりのスローペースぶりに、またジリジリと焦りの気持ちが復活してきました :nageyari:
「ホンマ美味しいな~ :nikoniko: やっぱ、博多はええなぁ~ :smile3: ❗ 」とご満悦なご様子で、ゆっくりとモグモグ・・・ 😕 次の予約の方がお待ちではないのかと、気が気ではない私のことなど気にするご様子もなく、無邪気にニコニコ :smile2:
しかも、どこが体調不良やねんっ :gaaan1: と、再び突っ込みたくなるほどの立派な食べっぷり・・・食事が終わっても、ご機嫌でお腹をさすりさすり、なかなか動こうとしてくれません :hun:
とうとうシビレをきらして私は、「そろそろ時間だから・・・ :nageyari: 」と、店を出ようと促しました。 ところが、この方ったら無邪気に、「ええのよ大丈夫 :smile1: 」とおっしゃいます :ooo: いや、そうじゃなくて・・・お店の方も早く片付けたそうだし・・・ :nageyari:
「新幹線ならいっぱいあるし、明日も休みにしてるから :smile1: 」 だから問題ないと、無邪気にこの方はおっしゃるのですが、私は明日仕事やし・・・ :angry: なにしろ、祖母の葬儀の後、まだあまり日もたってない時期の休日でした。
当時、ブティックのマネージャーだった私に、いつもは休日でも、「すみませ~ん、お休みの日なのに~ :smile3: ❗ 」と言いながら、仕事の指示を尋ねる電話をかけてくる部下達も、この日はサスガに気を使って電話をかけてこなかったほどでした。
ようやく・・・何とか無事に博多駅まで送り届けて・・・。新幹線の改札の先で、頬をピンクに染めながら、無邪気にご機嫌で手を振るこの方が、私には虎のパンツに金棒を持っているように見えてしまいました :ooo: :su1: まさに無邪鬼・・・ :gaaan2:
無邪鬼と私が過ごした一日、「なんじゃそれ :su2: 嫌なら最初から断ればいいじゃん :poke-: 」
そんなご感想をお持ちになった方もいらっしゃるかと思います :su1:
普段体調が悪くて悩んでる人が、勇気を出して博多までやってきて、楽しい一日を過ごした・・・海を見て気持ち良く過ごして、トイレなんか生理現象でしょ :nageyari: 誰でもあることだし、せっかく海を見たら、浜辺に降りてみたいだろうし、美味しい食事をお腹いっぱい楽しんで、嬉しかった。 それが悪いの? 🙁 ❓ そんなご感想をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません :su1:
せっかく遊びに行って、陰で悪口言われてるなんてたまったもんじゃないなぁ 🙄 Ayaさんって、意外と心が狭いヒトなのね 😯 そんなふうにお思いになった方もいらっしゃるかも :ooo:
そう、この方が、無邪気に楽しい一日をお過ごしになったこと、それはとても「良かったね :smile1: :heart2: 」なのです。 楽しんで頂くために、私も一日お伴して、福岡をご案内したわけですから、それですべてはめでたしなのです :su1:
つまり、無邪気が無邪鬼となる、とても微妙なところは、このあたりのような気がします :su2: 人の心の繊細な部分で感じることなので、それぞれみんな、感じ方が違うと思うのです。 何とも感じないか、苦痛に感じるか、疲れたと感じるか、あきれたと感じるか・・・。 この辺りは本当に、表現しづらい微妙な部分ではないでしょうか。
少なくとも・・・祖母を亡くしたばかりの私を気づかってくれるような言葉は、この時、この方の口からは出なかったように思います。 つまりはこの方は、とっても無邪気なのです :su1:
私が無邪鬼だと感じたこの方のことを、あなたはどうお感じになりましたか? :smile1: とりあえず、ぽちっとよろしくお願いします(笑)




