今日、1月6日は『エピファニー』というキリスト教のお祭りの日です

周りで身近な行事でもなく、私にとっても馴染のあるお祭りではなかったのですが、今日、このエピファニーについてご紹介できるのは、先月ある方に送って頂いた、素敵なクリスマスギフトのお陰なんです
まぁ、まずはご覧になって~
この可愛さっ

『エピファニー』自体、実は私もどんなものなのかっていう知識がなかったので、早速Wikiってみました
公現祭(こうげんさい、ギリシア語:エピファネイア(επιφ?νεια 現れ、奇跡的現象の意))は、人としてこの世に現れたイエス・キリストが神性を人々の前で表したことを記念するキリスト教の祭日。
本祭日は教派によって何を記念しているかについて違いがある。西方教会(カトリック教会・聖公会・プロテスタント諸派)では幼子イエスへの東方の三博士の訪問と礼拝を記念する。これに対し、正教会では神現祭(しんげんさい、ギリシア語: Θεοφ?νεια)もしくは洗礼祭(せんれいさい)と呼んでヨルダン川でのイエスの洗礼を記念し、三博士の礼拝は降誕祭で祭られている。
「公現節」「主の公現」「主顕節」などとも呼ばれる。
でね、この『エピファニー』にまつわる、有名なお菓子がフランスの『ガレット・デ・ロア』というケーキなのです ケーキの中に小さな陶器のお人形を入れておいて、切り分けた時に、そのお人形に当たった人には祝福を受ける・・・という、とっても楽しそうなそんなお話し
どこかで聞いたことがありませんか?
私もそのお話しを何で知ったのかはよく覚えていないのだけど、とにかく絵本か何かで子供の頃から何となく知っていて、何だか憧れをもっていたのです 大人になっても皆で楽しめそうだし、とても素敵な行事よね
実はそれで、このケーキのレシピだけは前から持っていたのです。
パイっぽい感じのケーキで、外はさっくり、中がしっとり、アーモンドの粉やラム酒を加えて表面には葉っぱのような模様をナイフの背で付けてあります。

こちらは「トシヨロイズカ」のガレット・デ・ロワ 鎧塚俊彦さんは、川島なお美さんのご主人でいらっしゃることでも有名なパティシエですね
そのケーキの中に入れる、陶器のお人形というのが、先ほどご紹介した超キュートなお靴やバッグや帽子達・・・
『フェーヴ』という名前の、小さな小さな陶器のお人形です
私も、実物は見たことがなかったので、「おおお これがその陶器のお人形だったのか
」と大感激
その作りの繊細さと可愛らしさにもビックリ
バッグ♪
ネイルチップより小さいかも と思うくらいのサイズなのに、この細工の細やかさといったら・・・
『フェーヴ』という、ちゃんとしたお名前を持っていることも知らなかったので、こちらも早速調べてみたところ、『フェーヴ』とはもともと、ソラマメの意味で、ソラマメが胎児の形に似ていることから、生命のシンボルとして扱われて、昔は農耕のお祭りや結婚式の時などに、ソラマメがふるまわれていたらしいのです
ケーキの中にソラマメの代わりに陶器の人形を入れるようになったのは、フランスのお菓子屋さんが発祥のようだけど、それもすでに200年以上は歴史があるみたいです フランスでは、とってもポピュラーなケーキで、特に1月8日に頂くのが正式らしいのですが、もちろんこの日に限らず、1月の間は、人が集まる時にはたいてい出されるのだそうです
何だか楽しそう~
このフェーヴを、クリスマスのギフトに送ってくださった方は、ご自身が以前から、フェーヴのコレクターでいらしたのだそう こんなにたくさんの種類があることも、コレクターさんがいらっしゃることも知らなかったので、なんだか新しい世界が開けた気がして大感激しました
ちなみに、ご紹介したのはBe-Beが頂いたもので、私が頂いたものはこちらのシリーズなの

どちらも、「モード」というシリーズだそうですが、私が頂いた方は1900年~の、その時代の流行のドレスのようです それぞれには年代とデザインの名前が、とっても小さな文字で丁寧にはっきり記してあります
「HIGH SOCIETY」 1920-1930
「OPULENCE」 1909
バックスタイルも完璧

サイズの比較にとクォーター(25セント)と一緒に置いてみたけど、ちょっとわかりにくかったので、やはりこちらと比較してみましょう
5円玉と
うむ やはり、少しはこっちがわかりやすかったかな
さて、フェーヴの入ったガレット・デ・ロアの正式な楽しみ方がわからなかったので、これまたWikiってみました
伝統的には、家族が集まった中で一番小さい子供をテーブルの近くに呼び、目隠しをさせて大人の誰かが切り分け、この子供に誰に配るかを指名させる。そして、昔は毎週末家族が集まって食事をするのが常であったので、フェーヴが当たった者は次の週末の会食の際にガレット・デ・ロワを自作するか購入して皆に供した。この際、前回王冠を手にした者は、この者が男性であった場合は女王を、女性であった場合は王を家族の中から選ぶ。子供を喜ばせるため、しばしばこの女王か王は子供が選ばれる。
たいてい、その場の人数に切り分けて、一切れずつわざと順番を変えてからお皿にのせます。 一番小さい子が、誰にどの一切れを与えるのかを決めるのだそうですが、テーブルの下に子供が隠れて指名するやり方が人気らしいです ホントに楽しそう
王様、王女様になった人は、みんなから「王様バンザイ、お妃様バンザイ 」と言ってもらえるのだそうです
絶対楽しいぞ、これ
お人形のほかに、コインも入れておいて、コインに当たった人は一年間金運に恵まれるというのもあるらしい 恵まれた~い(笑)
それから王様や女王さまがかぶるための王冠も、ちゃんと市販されているのね
ネットでも手に入れることが出来るみたい

昔は残ったケーキは、貧しい人に分けてあげたり、その日、来られなかった人に捧げたりしたんですって
クリスマスやお正月の初詣を賑やかに楽しんでいる日本人のことを、「仏教もキリスト教も宗教ごちゃまぜでお祭り騒ぎをする」的な言い方でちょっと皮肉る方もいらっしゃるけど、そんなところが日本人の大らかさと良さじゃないのかなぁって私は勝手に思ってます。
宗教的意味合いを追求したら、たくさんの季節のイベントが、もともと神聖な行事であることは何となくわかっているけれど、季節の行事にのっかることは、とても良い開運活動だというし、やっぱりそれをイベントとして楽しめる人の所には、なんだかたくさんの幸せが集まってきそうな気がするんです
私たち姉妹に、こんな素敵なプレゼントを送ってくださった方のセンスの良さと、粋な計らいに感謝です
私も、こんなお洒落なサプライズがお贈りできるような素敵な人になりたいな
「天然石」のランキングでは、久々に1位の座が獲得できております
これも、みなさまの暖かい「ぽちっと」ひと押し運動の賜物でございます
いつも応援ありがとうございます
ついでに、Be-Beの推進している「ねずみちゃん作戦」・・・私も皆さまにお願いしちゃおうかしらっ
彩さん、あけましておめでとうございます!(*^_^*)
フェーヴって本当可愛いですよね~
にしても、あまり日本人に馴染みのない『ガレッド・デ・ロア』のレシピを持ってるなんて、さすが彩さんです!
彩さん前世フランス人なのでは~?ヽ(^o^)丿
今年もブログ楽しみにしてます、もはや生活の一部になっております(^^ゞ
パピヨンさま
ボンジュール、パピヨンさま
(・・・って、おいっ
)
開運に対する情熱に負けず劣らず、食べることにかけても情熱を傾けております・・・
飾って楽しい、使って楽しい、眺めて楽しい「フェーヴ」って、もう本当に可愛くってたまりません
本年も、どうぞよろしくお願いいたします

パピヨン 様
小さくて可愛くて貴重なので窓辺に飾っております(笑)
大切にしますね♪
新しいお家にお引っ越ししたらガラスのケースに入れて
あげようかと考えております♪
彩様へ
偶然ですね!今日クラスでこれ、やりました♪(ケーキ食べなかったけど。。。)
クラスの皆もこのホリデーのことを知りませんでした。でも、彩様が持っているフェーブ、かわいいですね♪(クラスの人が当てたのは、小さなライオンの陶器でした)
でも、クォーターと比べると分かりやすいのはアメリカ住まいだからなのかもしれませんね(^^)
あっ、質問ですけど、紅水晶を頂いたのですが、どういう水晶なのでしょうか?(っていうか、水晶って、透明だけなのかと思ってました。。。)ピンクでとてもかわいいんですね♪。
これからもがんばってください。
Almaさま
海外にお住まいだと、ずいぶんポピュラーなイベントなのかもですね~
クォーターって、とっても便利なコインですよね、日本にもあればいいのにって思います
紅水晶は、「ローズクオーツ」です
女の子の恋愛を応援してくれて、女性の魅力を引き出してくれる、とってもステキなパワーのある石ですよ
可愛がってあげて下さいね 