おうちごはん

適応障害という診断

ここ数日、クッションにもたれてノートPCを抱いたまま眠って、はっ‼と起きて、そのまままた執筆…という日が続いています。 ランチも簡単なこんなサンドイッチを作って、PCに向かいながらムシャムシャほおばりながら頑張ってます。

とりあえず、原稿締め切りまでには、なんとか形になるものを仕上げたいと思っているのですが、いつものことながら、予定外の思わぬ所要が飛び込んでくるので、なかなか思うように進まないのです。

昨日は、激しい雨の中、急きょパワーチャージに出かけたのですが、ちょうど一番雨脚が強くなった時だったらしく、傘はほとんど役に立たず、なんと泥が背中まで跳ね上がっていて(笑) レインブーツは持っているのだけど、めったに履かないのでゴム長靴系って劣化してしまうのですね~(涙)なんだかボロっちいので履くのを諦め、普通の靴で行ったら、悲惨なことになってしまいました(笑)

レインコートは、最近は100円ショップでも手に入るものだから、せめてレインコートくらい調達して出かけるべきだったと、後になってから思いついたのですが、後の祭りってヤツです(笑) よし、この教訓を今後に活かすことにしよう‼

ところで…。 先日、私の知るある方が、あるカウンセラーの先生に『適応障害』だという診断をされたとのこと。 その方曰く、「凄腕のカウンセラーさん」の診断なのだそうで、「とてもショックを受けたのだけど、頑張る」なんて話を聞かされたもので、それを聞いて、私は「う~ん…。」と、思わずうなってしまったのでした。

なんだか、ものすごい違和感を感じました。 とりあえず、私がその方にお伝えしたことを、ここでもお話ししますね、私は専門家ではないので、この意見が絶対に正しいというわけではないと思うのだけど…。

「どういう経緯でカウンセラーさんに相談をされて、『適応障害』ということになったのかはわからないけど、いきなりそんなこと言われたら、多分「障がい」みたいに聞こえてしまってびっくりしちゃうよね。 でも、それは、けしてあなたに障害があるというわけではないのですよ。 それは、あくまであなたの周りの環境が、あなたにとって、無理や我慢があったり、不安に感じることがあるという意味で「障害になっている」ということなの。

だからあなたは何も悪くないのです。 心配事を増やさないでね。 むしろ、頑張りすぎちゃダメなのですよ。」

ただ、これがその方に、分かってもらえたか、受け入れてもらえたかは、わかりません。 なにしろ、「凄腕のカウンセラーさん」だそうなので、おそらく、その方の性格上、信頼している人の言うことは絶対!だと思うし、私が受けた感じからだと、「自分に問題があったんだ…。」という風な受け止め方をなさっていて、その考え方は変わらないだろうな、と思ったのです。

私は専門家ではないけれど、『適応障害』は病名である以上、心理カウンセラーさんは医師ではないですから「診断」ということにはならないはずなんです。

どういう症状に対してそういう話になったのか、経緯もカウンセリングの内容もわからないので、何とも言いようがないことだし、そのカウンセラーさんもご自分が対応した過去の実例から判断して、それが該当すると思うよという話をしただけかもしれませんしね。

ただ、「適応障害」という病名に関係せず、あくまで一般的なこととして、「人の話を聞かない人」というのは、何かと障害物にぶち当たることが多いような気がします。

それは自分で選んだ道なので、仕方がないことだし、あえて自分でその道を選んでいて、「こうしたほうがいいと思うよ」とか、「そっちは危険だからやめたほうがいいよ」と、いくら周りからいわれても、そういう人というのは、結局自分のしたいようにしかしないわけだから、障害物に当たることも増えがちはのは、まあ、当然だと思うのですね。

陰陽の法則ではないけれど、物事にはすべての局面に、たいてい裏表、相反する面があるもので、だったら人の意見ばっかり尊重して、自分で物事を決められないという人が、必ず楽してばかりで成功するかというと、そういうわけでもなかったりするものです。

自分で決められない、すぐに人に決めてほしいと思ってしまう人は、どうしても、責任も他人のせいにしたくなるものです。 そして、自分で決める自信がないから、他人任せにすることで、責任逃れをしようと考えてしまいがちなものです。

結局、自分で決めるのだとしっかりと腹をくくったうえで、周りの人達の意見を素直にとりいれようとすること、「聞く耳を持とう」とすることが、大切なのだと思います。

「適応障害と診断されてショックだったけど、明るく頑張る」という意思表明に、私が違和感を感じてしまったのは、その方が漠然と不具合や不安を感じていることで起こる「症状」に対して、おそらく原因解明も、改善のアドバイスもなされていないからではないかという気がしました。

人によって感じ方の大きさ、強弱はあるにしても、誰もが何かの不満や不安、不足を感じながら生きているものです。 そういう意味では、誰もが環境や状況に適応するために、必死で我慢したりもがいたりしながら頑張っているわけです。

自分の思う通りにしたいと思うと、どうしてもストレスが増えます。 思うとおりにはなってくれないことが多いからです。 妥協という言葉がふさわしいとは思いませんが、上手く自分の中で折り合いをつけ、歩み寄ってみたり、譲ってみたりすることも、自分が片意地を張らず、楽に生きられる秘訣かもしれません。

すべてのことに共鳴しなければ、すべてにおいて同感だと感じなければ、納得してはいけないなんてことは、けしてないのです。 時にあきらめる事も大切だし、手放すことだって必要です。

気楽に肩の力を抜くことは、けして自分を甘やかすということとは違うのですから。

さてさて、郷土史研究家の叔父が送ってくれたたくさんの資料に囲まれ、頑張って執筆をしております。 文章を書くのが遅いのは、私もある意味、どこかでひとつの正解を追及しているところがあるからなのかもしれません(恥)

世の中には、むしろ、絶対に正しいと言い切れることのほうが、少ないような気がします。 つまり、正解はたくさんあるのです。

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POSTED COMMENT

  1. まじっくまーま より:

    私は貴女のせいで適応障害になった訴えようかと思ったと迄に言われたけど、未だに悪かったとかどうしても思えなくて。正直何を言ってるんだろと思う。書いてあった事を見て、一つ解ったのは何時も顔色伺って生きてる人だったから、他人に媚びて生きてるのでその人に当てはまる感じがしました。

    • Aya より:

      まじっくまーまさま

      コメントをいただきありがとうございます。
      「あなたのせいで…」なんて言われちゃったのですね。
      そういう言い方をされるとショックだったでしょう‼
      その人を取り巻く環境の中に、周りの人たちは含まれていますけど、
      その人の心の問題はその人が作ることなので、
      原因はその方の心の中にあって、そこから広がってゆくものだと私は思うのです。

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