一般的に、女性が別れの決断をするのには、実はわりと時間がかかるものらしい。
ケンカの勢いで、「私達、別れましょう :iyaiya: ❗ 」なんて流れになって、本当にお別れすることになった場合でも…本当は、女性はその場の勢いではなく、少なくともひと月くらい前から、あるいはもっと前から、心の中のどこかには「お別れ」という言葉が潜んでいるものらしいのです :su2: :ooo:
それが一般的な女性の心理だというのなら、私の場合は、実はとても突発的かもしれない…。 ってことは、アタクシの脳みそってやっぱりかなり男性的なのかもな…と、少しがっかりしてしまう :su2: :ase:
ふちまでいっぱいに水が注がれたコップに、たった一滴の水がぽたりと落ちただけで、どっと水がこぼれ出てしまうのに似た感じで、私の場合は、ある日何気ないふとした瞬間に、「あ、お別れの時が来た :ooo: 」と直感することがあるのです。 これはとても理屈では表現できなくて、むしろ動物的な感覚に近いと言えるかもしれません。
それから、私の場合は、「あ…私の役目が終わった :ooo: 」と、急にひらめきのような感覚が降りてくることがあります。 その瞬間に、「お別れの時がきた」という感覚が同時に重なるというカンジです。
そのきっかけは、本当に何気ないことで、何の特別なことではないことが多いのですが、例えば、相手から発せられた「ありがとう :smile3: 」という一言を聞いた瞬間に、「あ…今、私の役目が終わったな :smile1: 」って思うことがあったりするんです。
以前、とても頑なな性格の男性がお知り合いにいました。 その頑固さにはあきれるを通り越して、面白くなってしまうほどで、せっかくご縁あって仲良くなれたのだし、あまりに個性的な方だったので、そばで見ていると、逆にいろんな発見がとても楽しいと感じられる方でした。
個性的ついでに、その方は、「自分は無宗教だから」と、お墓やお仏壇というような、お身内のご供養などに関することにもいっさい無関心という姿勢を貫いている方でした。
ある時、何かちょっとした話の流れから、何の気なしに私が、「宗教とか、お家の宗派とか関係なしに、わざわざお位牌を用意しなくても、お家のタンスの上にお写真を置くのでもいいから、亡くなったお父さまやご先祖様に手を合わせて、いつも見守ってくれてありがとうございます :smile1: っていう言葉を伝えるだけでいいらしいの、こういうのって、気持ちの問題だから :smile1: 」っていう話しをしたんです。
どうせ(といったら失礼だけど)、いつもの調子で、「ふ~ん :su2: 」と一言、あからさまに興味がなさそうに聞き流されるだろうって思ったのに、何故だかその時だけは、彼が不思議と、「そうなんだ :poke-: 教えてくれてありがとう。」と言ったのです。 特に表情を変えるでもなく、あまりに淡々と、当たり前のようにそう言われたので、私はものすごく驚いてしまったのでした。
というのも、日常のとても些細なことですが「それはこうしたらいいらしいよ :smile1: 」とか、「それって、そうじゃなくてこうするんだよ :smile1: 」なんてことを、良かれと思って言うことがあると、きまって全く興味がなさそうに「ふ~ん :su2: 」という一言だけが返ってくるという人でした。
「僕には関係ない、その通りにはやらない :su1: 」とはけして言葉にはしないのだけど、そう思っているということを、必ずあからさまに態度で現す人だったのです。
例えばどんなことかっていうと、薬局で買う、瓶に入った錠剤のお薬って、最初に蓋を開けた時に、口のあたりに丸めたビニールが詰められていることがありますよね :smile1: あれは、輸送の時や店頭での陳列の際に加わる衝撃などで、中のお薬が割れたり形崩れするのを防ぐために入れてあるもので、開封したらば不要なものなんです。
ある時、彼が薬を飲んだ後に、そのビニールを丁寧にまるめて、また瓶に戻そうとしたのをみて、思わず私は、「あ :smile3: そのビニールって、もう必要ないんだよ :smile1: 薬の保護のために入れてあるものだから、また詰めるのは衛生的にもよくないから、捨てたほうがいいんだって :smile3: 」と言っちゃったのです。
すると、彼は私の顔を見ながら、「ふ~ん :su2: 」と興味がなさそうに返事をしたかと思うと、なんとそのビニールを丸めなおして、わざわざまた瓶の中に戻しました。 聞いたはしからかいっ :angry: :ase: ってカンジで、これってすごく失礼な態度ですよね(笑)
せっかく教えてあげたのに…嫌味な態度にも感じちゃうし、「キミの言うことなんて信用できない :su2: 」と、無言で示されたような気分にもなります。 相手によっては大喧嘩にも発展しかねないというか… :nageyari:
その時は、一瞬、お口あ~んぐりで彼の行動を見守った私でしたが…でも、普段から何かにつけそういう人なので、私も「ほう、そうきたか… 🙄 」ってな感じで、その行動を「つくづく面白いよなぁ、この人(笑) 会社でも、誰に対してもこんな態度なんだろうか、それでどうやって人間関係をまわしているんだろう… :poke-: ??」などと、興味本位といったら失礼だけど、どこか楽しんでいるところがありました。
そんな方なので、ご先祖供養のことというような、本来ならば人様のお家の方針に立ち入る余計なことをついうっかりと言ってしまったにもかかわらず、「そうなんだ :poke-: 教えてくれてありがとう。」と、当たり前のように淡々と受けいれられたことがものすごく衝撃的で、そしてその瞬間に、「あ…今、私の役目が終わった… :su1: 」という感覚がまさに「降りて」きました。
そして、不思議なことに、その日を境に、何というわけではなく、その方とは疎遠になってゆきました。
「情けは人のためならず」という言葉があります。 「他人のために尽くしたことは、いつか巡り巡って自分に戻ってくるんだよ :smile1: 」という言葉ですが、人とのご縁って、すべてがその巡りなのかもしれないと思うことがあります。
過去生の…というと、スピリチュアルな分野で壮大なお話しになりますが、誰かのために何らかの力を尽くすための役割を、今世で自分が担っていることがあって、それを果たすために自然とご縁がつながるようなことがあるのではないかと思うのです。
人とのご縁も含め、自分の人生に起こることは全てが必然だというお話がありますが、もしかしたら、身近な人との間で、今日起きたちょっとした出来事も、何か大きな意味があることかもしれません。
好きな人の何気ない行動に、何だかちょっとした「裏切り」を受けたような気分になったこと。 誰かのちょっとした親切が、なぜだかとても身に染みて、心から「有難いな」と思えたということ…。 そんないろんな日常の、ふとした出来事が、自分にとって何かを知らせていたり、気づかせていたり、明日以降の自分の未来に、何か大きく変化を起こすきっかけとなることだってあるのかも…。
今日、パワーチャージに出かけるために車を走らせていると、薄紅色の霞のように見える大きな桜の木が目に飛び込んできました。 その瞬間、過去の記憶が急に浮かび上がってきて、何故だかそんなことを思ったのでした。
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Ayaさん
今日も良いお話をありがとうございます。
『誰かのちょっとした親切が、なぜだかとても身に染みて、心から「有難いな」と思えたということ…。』・・・これ、よくありますよね :onpu:
不平や不満ばかりよりも、小さなことに喜んだり感謝出来る心を持っていたいものです :smile2:
因みに、私は胃袋が『男』、みたいです :asease:
先日の健康診断で胃のx線検査(所謂バリウム検査です)で、『男らしい胃』を連呼されましたから :ase:
男らしい胃って・・・なんなんだそりゃ :komatta:
Ayaさま
わかるぅ~~。めっちゃ頻繁に会ってても、急に疎遠になるとか(笑)
あれって不思議よね~。
過去生を知ると、今の人間関係がとても理解できます。
異常に私のことを恐れる人とか…(苦笑)
でも、殆ど人が知り得ないのは、知らない方が良いからだし、知っても魂の性質や癖って、なかなか直らないしね~。
この性質が今生だけのものじゃないとしたら…他人を変えようなんてムリな話だょね~。
himunekoさま
あるんですよね~ :smile3:
ちょっとした親切に、感動しちゃっうこと…。
いつも感謝の気持ちを忘れないようにしなくては…
そして、小さな幸せにもちゃんと目を向けられるやわらかい心でいたいなって
思うのです :smile2:
胃袋が男らしい?? :smile2: :heart: ステキ :love:
筋肉質でカッチカチやで~~ :iyaiya: ❗ ってカンジなのでしょうか
惚れてまうやろ~~~っ :love: ❗ ❗
しおんさま
しおんさまがおっしゃると、なんか有難いわ~~ :happy: :kirakira:
私は、四柱推命をやって、これまでの人間関係や
自分のことが「なるほど~~ 🙄 ❗ 」と腑に落ちたことがたくさんあったのですが、
過去生を知るとなおさらなのかな :smile3: ❗
ちゃんと知っておきたくなってきました :smile3: ❗