先日、いつもお世話になっている編集者さんにお目にかかった際、「近くにとても良い神社があるんですよ。」と、わざわざ案内してくださったのが、東京大神宮でした。
昔の人は誰もが、一生のうち、一度はお伊勢参りを果たしたいと願っていたものだそうで、東京大神宮は、東京における伊勢神宮の遥拝殿として創建された「東京のお伊勢さま」なのだそう。
以前から「いつか機会があれば、一度はお参りしてみたいなぁ」と思っていた神社です。
私の中の「いつか」の一つが、こんなに難なくさらりと叶ってしまうなんて、編集者さんには本当に感謝です。
御祭神はもちろん、伊勢神宮内宮の御祭神である天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)と、外宮の御祭神で、衣食住の神様である豊受大神(とようけのおおかみ)です。
私の福岡の自宅の氏神様も、福岡では数少ない御祭神が天照大神の神社なものですから、これは御神縁をいただけたのかもと、とても有難い気持ちになりました。
帰宅してから調べてみたら、なんと、こちらには天御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)もいらっしゃいました。
この神様は、天の中央を定位とする北辰(北極星と北斗七星)のご神霊で、仏教では妙見菩薩とも称される、全ての方位方角にご神威をおよぼされるという、とてもスゴい神様なんです。
私たち姉妹の曽祖母が、大変厚い信仰を寄せていた神様で(このお話はいずれまたゆっくりと…)、これは東京の地でも守っていただけているという神様からのメッセージかも・・・と、ますます有難い気持ちになりました。
ところで、東京大神宮の縁結びのご利益といえば、それはそれは絶大なものらしく、こちらに参拝すると、たちまち「恋愛成就」「結婚」「復縁」の願い事が叶ったという報告がたくさんあるらしいのです。
なるほど、神社の鳥居をくぐれば、そこには若い女性で溢れかえっており、なんの予備知識がなくとも「恋愛系スピリチュアルスポット」として人気の場所なのだろうなと、一瞬で理解できます。
さて、神社の階段を登った先にある、手水舎には、コロナ禍ですっかり姿を消したとばかり思っていた「柄杓」がここには健在で、ちょっと嬉しくなりました。
それはそうと、この手水をですね、3人の女性が賑やかに占領しておられまして、「女三人寄れば姦(かしま)しい」の言葉を、そのまま見事に表現していらっしゃいました。
そもそも「姦しい」という字そのものが、「女が3つ」だというね・・・。
同じような意味に、「女三人寄れば囲炉裏の灰飛ぶ」という言葉もあるけど、もっと強烈な言葉に、「女三人寄ると富士の山でも言い崩す」という言葉もあるわけよ。
なんというか、女ってさ、三人集まると、なぜかいきなりパワーアップするというか、声はデカくなるし、態度もデカくなるし、厚かましさも増すんだよね。
なんだろーね、この「三人」というのが、危険なポイントなのよ。
彼女たちも、後ろに並んでいる我々に、配慮なしに手水を占領して、ひとしきり盛り上がったと思ったら、ハンカチを持たないので、両手を派手にピンピンと振って、意気揚々と拝殿に向かっていかれました。
これも後で知ったことですが、実は、この神社のお守りには、とてもご利益があると言われているらしい。
当然のことながら、お参りをすませた「かしまし娘」が、横並びでお守りとおみくじを戴ける場所を陣取っていらっしゃるわけで、暑い中、編集者さんをお待たせするのも忍びなく、おみくじをいただくことを断念いたしました。
私は、神社にお参りをしたら、必ずおみくじをいただくことにしていて、そもそもおみくじは、吉凶占いのツールではなく、私にとっては神様から戴ける大切なメッセージなので、正直、せっかくお参りできたのに少々後ろ髪を引かれる思いだったのだけど・・・。
女三人集まると、なぜか周りに対する配慮が薄くなる。
気が大きくなるのだろうか。
きっと、お一人ずつならば、お淑やかなお嬢さん方でいらっしゃるでしょうに。
だからこそ、恋愛のお願い事にいらっしゃるならば、あえて三人でわいわいとお出かけになるのは、おやめになった方が良いのでは?と思いました。
なんだか、これじゃ、せっかくのご縁が遠のいてしまいそう。
女三人って、不思議なもので、誰か一人に彼氏ができて、恋愛相談でもしようものなら、残りの二人が必ず、「そんな男、やめた方がいいって! ◯◯ちゃんなら、もっと相応しい男がいくらでもいるよ!」な〜んて、悪魔のアドバイスをするものなのです。
危険です。
だから、三人でつるんでる限り、恋愛成就の道のりは遠くなる。
やめときなはれ。
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