ウワサ話し

婚活ドリフターズ

先日、妹のBeBeから「すごく面白いから観て❗️」とLINEで送られてきたYouTube動画というのが、すでに巷で反響を呼んでいる「ザ・ノンフィクション」 (フジテレビ系・日曜午後2時)「結婚したい彼と彼女の場合 令和の婚活漂流記2024」でした。

これが、確かに非常に興味深い番組で、前編に続き、張り切って後編も観ちゃったよね〜。

SNSでも色々とご意見が飛び交っているようですが、やー、ホントもう、アタクシもいろいろと言いたいこと満載なんだが、婚活以前に、そもそもの人との関わり方という点において、非常に思うところのあった、前編の、あるエピソードについて少し語りたいのです。

それというのが、前編・後編通して、ひたすら苦戦中でいらっしゃる20代後半の男性の、あるお見合いシーンについてなんですが。

この方、お母様と一緒に暮らしていることがマイナスポイントになるということで、婚活の成功に向け、初めての一人暮らしを始めたりと、とても頑張っておられるのです。

でも、そもそもこれまで、女性と二人きりでの会話すら、したことがなかったというほどに、女性に不慣れな方なのよ。

お見合いより先に、まずは普通の会話力を上げるトレーニングから必要なのでは?と思えるほどに、会話が危なっかしいんですよ💦

それほど奥手な彼に、いきなり会話力でもって結婚にまで進めるよう、自分を売り込むことを求めるのは相当無謀やろうと思うんだけど、案の定、極度の緊張のあまり、大人なら当然「母が」と言うべき自分の母親のことを、相手の言葉につられて「お母様が」なんて言ってしまうありさま・・・。

そんな彼が、番組内で「通算46回目」となるお見合いに挑みました。

お相手の女性は、年収アップのために、現在のお仕事をしながら、WEBエンジニアの専門学校に通い、猛勉強中だという、向上心の高い頑張り屋さんなんですよね。

「ITのことなら、僕も本を読んだりしていますが」と、彼はお相手の女性との会話を続けるために、何か自分の知っていることを言わないといけないと思ったらしく、

「最近はチャットGTPとかできてきて、世間的にはプログラマーはどんどん減っていくから、逆に珍しいなぁと思って・・・。」なんて、余計なことを言ってしまうのです。

「つまりそれって、私のやっていることは時代遅れって言いたいんですか?」と、相手の女性を怒らせちゃうんですよ。

お金と時間と労力を使って学んでいる人に対して、会話力のなさゆえに、いらんことを言ってしまうという、言葉の下手くそさよね。 でも、確かに失礼な発言。 

それにしても、悪気のなさが引き起こしたこの破壊力って・・・本当に恐ろしいものです。

お相手の女性も、ものすごく頑張っている最中なだけに、相当カチンときたのでしょう。 その場でお見合いを中断して、席を立ってしまうのよ。

まあ私も、「悪気がないにしても余計なことや!」と思うような失礼な言葉とか、傷つく言葉を異性から投げつけられたことって、人生のうちでたくさんあるけど、無神経な相手から受けた言葉には、後々まで忘れられなかったり、悲しい思いをさせられることがあるものよね。

ただ、どちらかというと、愛想笑いでもして、場をやり過ごすタイプの私のような人間からすると、はっきりと怒りを露わにして、その場を立ち去ったこの女性のような性格は、ある意味羨ましくも思えます。 

でもきっと、こういうタイプの方は、あちこちで他人と衝突することも多いんだろうな・・・とも思いました。

で、私の興味をひいたのがここからです。

ただならぬ雰囲気を察して、とんできた婚活アドバイザーの方が、慌てて「何があったの?」と尋ねたのに対して、この女性が「喧嘩になっちゃって」という説明をしたんですよ。

ああ、この女性にとって、これは「喧嘩」なんだと、私はそのことに対して、軽い衝撃を覚えたのでした。

何もお互いが激しく意見をぶつけ合ったわけでもなく、相手が反論してきたわけでもない。

失言に対して、とりあえずその場で詫びはしたものの、彼は誤解を解くための弁明もせず(彼にそこまでの会話のスキルや表現力はないと思われる) 彼の失言に対し、一方的に腹を立てた女性が、すぐにその場を立ち去ってしまったという、一瞬の出来事だったのだけど。

ああ、この女性は、「相手から自分が否定された」と感じたことは、「相手から攻撃された」というふうに受け取るのだな、と。

そして、その場の雰囲気は、この方にとっては、「喧嘩」という解釈になるのだな、と。

私にとって、人と喧嘩をするということは(あまり人生で、そのようなシーンを体験したことがないけど)、お互いの意見の食い違いに対して、お互いが一歩も譲らずせめぎ合うようなイメージのもの。

殴り合いなどの暴力ではないにしても、あくまでも、お互いが自分の意見をぶつけ合うことで、自分の正当性を認めさせるために戦うというニュアンスのものが「喧嘩」なんですよね。

何か腹が立つことがあったから、それに対して一方的に、相手に自分の意見や、怒りをぶつけるという状況は、少なくとも私にとっては「喧嘩」とは言わないのですよ。

世の中には、少なからず言葉が下手で、相手とうまく言葉のキャッチボールができない人がいる。

あるいは、相手の立場や気持ちを配慮できずに、思ったことをそのまま口に出してしまう人もいる。

いずれにしても、それってミュニケーションスキルの未熟さであったり、コミュニケーション能力自体に問題があったり、ということなんだろど、世の中、他人に対して寛容になれる人ばかりではないから、それを「下手なのね、仕方ないわよね」と、優しく見逃してもらえないことがある。

そうは言えども、ならば会話がうまく、他人に対して寛容で、人との関わり方が上手な人なら、誰でも確実に結婚ができるかといえば、そうでもないってところが、世間に婚活ドリフターズが多く存在している所以よね。

BeBeのご用について出かけた天神の街の川沿いの景色。 今年は、桜の開花が早そうな気がします。

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