さて、早速ですが、昨日の「ありえんやろ、お母さ~んっ‼」からの続きです。
30年前とはいえ、すでに平成の時代です。
駅のトイレで動けなくなっていた、見ず知らず酔っ払いの女の子を、わざわざ家の近くの駅まで連れていってあげるだなんて、なんと奇特な方でしょうか。
しかも、東西線から千代田線に乗り換えてまで、ご自分の自宅とは、全く関係のない場所まで連れていってあげるなんて。
さらに、お母さんが迎えに来るまで、傍に付き添って待っていてくれていたなんて。
(昨日のお話はこちらです。やるせない話し)
その女性だって、さっさとお家に帰って、早く今日一日の疲れを癒したかったでしょうに。 ホントに、なんと親切な女性なんでしょう。
そんな優しい女性に対して、あろうことか、このお母さんは、娘にお酒を飲ませたサークルの先輩だと勘違いして、怒ったうえに、お礼すらも言わなかったのだと。
それって、ど~なんですか。
なんなら、帰りのお車代をお渡してもええくらいやないかい。
それどころか、改めて後日、手土産持参で、お礼に伺ってもええくらいやで。
そもそも、たとえサークルの先輩だったとしても、わざわざ送ってきてくれた人に対して、文句を言うなんてありえへんと思うんですけどね、このお母さんったら~。
そこはとりあえずでも、「わざわざここまで送っていただいてありがとうございます。 娘がお酒を飲みすぎてしまったようで、大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。」じゃないのかい、と、あたくしは思うのですけどね。
私の母でしたら、きっと丁重に、お礼とお詫びを申し上げるだろうし、なんならその場で、「こんなに飲んで‼ バカ娘がっ‼」と、頭の一発でも叩かれてたところですよ。
やー、いるんですよね、「ウチの子は何も悪くない」の方針のお母さんって。
私の母の話しついでなのですが、私の母は、専業主婦ですが、実は長年、”保護司”という仕事を持っておりました。
保護司をご存じない方のために、ざっくり説明させていただくと、これは法務省の管轄の、非常勤の国家公務員なのですが、保護司は基本、無給で、犯罪をした人や非行少年の、執行猶予中、保護観察期間中の、社会での更生を指導・支援するという仕事です。
(くわしくお知りにたい方はこちらを)
で、これってもしかして「あるある」かもしれないのですが、非行の少年の母親で、「ウチの子は悪くない、友達が悪い‼」と言い張るお母さんって、結構多いらしいのですよ。
実際に、我が子が悪い友達にそそのかされたのだとしても、悪いことをしたならば、ウチの子がやった事実はきちんと認めるべきだと私は思うのですがね。
でも、そういうお母さんって、一貫して、「ウチの子は悪くない、悪いのは友達‼」という考えを曲げないらしいんですよね。
こんな思考の女性というのは、もし自分の彼氏や夫が浮気した時には、きっと「相手のオンナが悪い‼」って、相手の女性に怒りの矛先を向けるタイプなんじゃないかと思うんだよね。
不倫や浮気をしたオトコではなくて、相手のオンナが悪い‼と思う発想って、「ウチの子は悪くない」の発想と似てるよね。
現実から目を背けるというより、これって身近な人との感覚的な「境界線」の問題ではないかと私は思うのです。
いくら我が子であっても、いくら自分の彼氏や配偶者であっても、自分とは別の人間なのです。
でも、こういう方って、もしかして自分自身と大切に思っている人との境界線が、あいまいなのではないだろうか。
我が子のことを、自分の所有物のように思っているタイプの母親もきっとそうなのでは??
「ウチの子は悪くない‼」と思いたいのは、他人に「我が子の躾がきちんとできていない」思われることから逃れるための、自己防衛の意識が働いているせい、ともいえるのかもしれないなあ。
要するに、「ウチの子は悪くない‼」の発想の根源は、「私は悪くない‼」につながっているのではないか、という気がするんですよ。
それと同じで、夫や彼氏が浮気をしたとき、「相手のオンナが悪い‼」という発想も、これと似てるのではないかと。
「私自身には何の問題もないのだから、彼が他の女性に目移りするはずがない‼」
⇒ 「だから、無理やり彼をそそのかした、相手のオンナがとんでもなく悪いヤツだ‼」
ってことになるのかもね。
私に言わせれば、たとえ相手の女性が、色仕掛けや姑息な手段で、自分の夫や彼氏に迫ったのだとしても、関係を持った以上、私は彼に対して失望しちゃう。
「彼と相手の女性の関係に対しては、あくまで私は第三者」という考え方です。
そして「私と彼との関係には、相手の女性は関係がない」と思うので、「私たち二人の関係においては、あくまでも相手の女性は部外者。」という考え方なんですよ。
なので、巷によくある、奥さんや彼女が浮気相手の女性から、「彼と別れてください‼」なんて言われたとかいう話を聞くと、「いやいや、それはキミが出てきて言うことじゃないだろ~‼」と思っちゃう。
少なくとも、私の場合は、不倫や浮気をするような相手に対しては、素直に「失望した」とか「残念な人だな」という感情しか持てないからなあ・・・。
たとえ私が「いたらないオンナ」だったせいで浮気されたのだとしても、浮気した以上は、した人が悪いよ(笑) そうでしょ??
相手が云々よりも、まずはシンプルに彼に対して「こいつ、クソだわ」と、そう思えばいいだけのことじゃないのかい?って思うんだけどね(笑)
さて、今、この本読んでます。 宮本武蔵の「五輪書」
表紙に載ってるのと同じ「五輪塔」は、風水アイテムとして、とても重要なものです。 一家に一個・・・いや、各部屋に一個は欲しいものです。
今日もご覧下さってありがとうございます。
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