「あえて結婚しない理由に男女で差」
そんなタイトルの記事を見つけて、興味深く拝見したのでございます。
その記事によると、「あえて結婚しない」理由として、
女性は
「新築マンションも買ったし、仕事もあるし、趣味もあるから」
それに対して男性は
「先行きが不透明で、相手の人生に責任を負えない」
というような理由が載っていました。 ”あえて結婚しない”理由に男女で差”
別に養ってもらわずとも一人でも十分生きてゆけると言う女性と、一人ならばどうにか生きていけるけど妻まで養う生活は厳しい、という男性。
え? だったら、この男女の組み合わせこそベストバランスなのでは?? と思ったのですが、どうでしょう??(笑)
古事記では、イザナミとイザナミという男女の神様が、2人で協力して日本の国を生んでゆく工程が、わかりやすく(?)説明されています。
最初に、女性の神様が「私の体には足りないところが一か所あります」と言うと、男性の神様が「私の体には余っているところが一か所あります」と言うわけです。
そこで、「あなたの足りない部分を、私の余っている部分で刺し塞いで国を生もう!」ということになったというお話しなのですが、うむ…このくだり、大人が読むとなかなか意味深(笑)
ところが神様とはいえ、なにぶんお二人とも初めてのことなので、なかなかすんなりとはいかず、試行錯誤の末に最善の方法見つけてゆくわけです。
我々ニンゲンは、どういうわけか「神は万能」だと思い込んでいたりするのですが、古事記に登場する神様たちは、どなたもとてもニンゲンくさくて、けして完璧とはいえず、怒ったり泣いたり、時には調子にのりすぎたり・・・失敗だっていろいろとやらかしたりするのですよね。
さて、時を経て、時代は令和。
人も国も進化してるわけだから、もうそろそろ、男性の余った部分を女性に注ぐというスタイルを、男女の理想の形に当てはめずとも、うまく回ってゆけるのではないかと言う気がします。
はじめから、女性が欠けていなければいけないってこともないわけで、女性が男性にカバーされるべきというわけでもないと思う。
陰陽の法則では、男性を陽(+)で女性を陰(-)としますが、これはどちらが優れていて、どちらが劣っているという意味のものではありません。
陰陽を表すマークの陰と陽は、それぞれ同じ形がぴったりと組み合わさって出来ており、どちらも全く同じボリュームで構成されているんですよね。
陰陽を示す「太陰太極図(たいいんたいきょくず)」
女性が多くを持っていれば、男性に注いだって良いと思うし(貢ぐって意味ではないですよ)
もっと言うなら、そもそもどっちかが余っていて、どっちかが欠けていて、それを合わせることでようやく完璧な一つの形するという発想にこだわる必要もないのでは…。
ところで、ここ数日、どういうわけか、私のもとには恋愛のご相談が殺到していて、そのご対応に大忙しでだったのですよ。
そこで感じたのが、「結婚したい‼」と切望している女性も、すでに決まったお相手や、パートナーの男性がいらっしゃる女性も、お相手から注いでもらうことが理想的なスタイルだと信じている方が多い気がするのです。
そのせいで、不足感や欠乏感に、たまらない焦りや虚しさを感じてしまうのではないでしょうか。
男性って、たいていの方が気持ちは19才くらいのままで、年齢を重ねても(外見はともかく)、心はいつまでも若々しいという方が多い気がします。
それなのに、男性から、豊かな大人の包容力で包み込んでもらうことを、女性は期待してしまうのですよね。
これは古事記の時代からのニッポンの教えともいえることですから、仕方のないことではあるかもしれませんが、この時代には、むしろそんなスタイルでは、上手くコトが運ばないケースが増えてきているのではないでしょうかね。
不足を補ってもらうという受け身の姿勢でもなく、足りない部分を補ってやるという上から目線でもなく、人は自分自身に責任をもって、成長と発展をしてゆく姿勢を保つことが大切である気がします。
「独身のオマエが言うな」って声が聞こえてきそうな気がしますが…。 シッパイをした身だから言えるのでございますよ、ふふん♬
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