ホントに暑くなってきました。 間もなく満月も近づいてきています。 満月が近づいてきたら、感情と体調のバランス調整に、ちょっと注意を払ってみてください。
満月は、月のパワーの影響で、頭や肩が重たく感じる方もいらっしゃるようです。 そして、この時期は誰でも感情が乱れやすいのです。 あなたが彼やご主人様とケンカになってしまうのは、お月さまが関係しているかもしれません。
それから、かぐや姫のお話しではないけれど、月と女性は密接な関係があるようです。 月といえば…。
ケンカしちゃう程度ならそれほど深刻ではないにしても、ひどいときには離婚の原因になったり、ネグレストや虐待を引き起こしている元凶にもなるという「アレ」について、裏ブログでご紹介しています。 お月様と女性の関係
さて、知人のSNSで、こんな記事が紹介されていました。 『障害者を押倒し『邪魔だ!』と罵るおじさん。倒れた障害者に駆け寄った女子高生が、全く反論できない程におじさんを打ちのめした正論が凄い』 ※元ネタこちらです。
ざっと説明すると、杖を持って、点字ブロックの上をたどりながらゆっくりと歩いていた目のご不自由な方に、「邪魔だ!」といって押し倒したおじさんがいたという、ある40代の方の寄稿によるものです。 実際に起きたことならば、何とも信じがたい、許しがたい行為!!
そこに、「何やってるんですか!」駆け寄った高校生ほどの若い女の子が、
「何のために点字ブロックがあるのか知らないんですか?
邪魔なのはあなたです
この方に謝ってください!!」
と、恐れもせずに意見したというのです。
突然の事に、押し倒したおじさんも言い返せなかったそう。
寄稿した方は警察を呼ぼうと思っていたそうですが、おじさんはそのまま立ち去ってしまい、姿を消してしまったのだそうです。
なんとも勇敢な女の子!! 確かに、寄稿した方が「40代の私でも怖いと思う風貌」と表現していたらしきおじさんも、その正当さと剣幕には言い返しようがなかったと思われます。
それにしても、です。 私が非常に複雑な心境になったのは、この記事には、「暴力的な行動をする男性を相手と考えると、決して慎重とはいえない行動であり、賛否があるでしょう。」と書いてあることで、「確かになぁ…。」とは思いつつ、なんとも納得がいかないいというか…。
確かに、注意に逆ギレして、危害を加えられてしまったという事件も実際によく聞く話だもんね…。
ずっと以前の話ですが、私がまだ学生だった頃、私の通っていた短大は自宅からかなり遠くて、私はバスと電車を乗り継ぎ、毎日片道2時間以上の時間をかけて通学していました。
天神という福岡の中心地でバスを降りて、そこから電車の駅に行くには、駅と同じ場所にある大きなバスセンターの中を抜けて行くのが最短距離でした。
ある朝、いつものように、バスセンターの中を急ぎ足で駅の改札に向かっていると、いきなり浮浪者風の男性に正面から抱きつかれたのです。 あまりに突然の出来事で、私は一瞬、何が起きたのかわかりませんでした。
反射的に身を縮めるようにして座りこもうとしたのと同時に、「イヤー!!」と悲鳴を上げたので、そいつは「チッ!!」みたいな感じで、ふら~っと居なくなってしまったのですが、まだ10代の乙女だった私の受けたショックは、それはもう相当なものでした。
だけど、それ以上にショックだったのは、私の周りのほんの1メートルほどしか離れていない所には、通勤通学のためにバスを待っている大勢の人達の長蛇の列があったことです。
その場にいた、本当にたくさんの人達全員が、見事に「見てみぬふり」をしたことです。
丁度私の歩いていた場所は、まもなく到着するバスの、とある行先の地名が電子掲示板に示されていました。 それは、福岡のある教育大学がある地名で、朝の通学時間ですから、当然、同年代の学生らしき大勢の男女が列を作っていました。
全員が全員、見事に見てみぬふりでした。 助けようとしてくれた人はもちろん、駆け寄ってくれた人なんて、誰一人いませんでした。
「ふ~ん、そうなんだ。この人達って、将来、教員を目指しているのか…。」
私はショックと怒りと悲しさと恥ずかしさで、ちょっと混乱している中で、早くその場から立ち去ろうとしました。 涙が出そうになったけど、平常心にならなくちゃと気持ちを落ち着けながら、ふと冷静にそんなことを感じたのを覚えています。
「この人達が、将来学校の先生として、子供達を教え導こうという志をもっているのか、ふ~ん。」
先日、岩手県矢巾町で、いじめを訴え自殺してしまった、中学2年の男の子のお父さまが、加害者の生徒4人を告訴するというニュースを見ました。 あの痛ましい出来事は、全国に報道されましたから、まだ皆さんの記憶にも新しいと思います。
なんとお気の毒な…。 こんな事件を見聞きするたびに、本当に悲しく、悔しい思いがします。
そもそもこの事件に関しては、被害者の男の子が、担任教師にいじめの現実を以前からノートに書いて知らせていたこと。
事件直後は、担任教師が適切な対応をしてないなどという報道もあり、その後「良い先生だった。」という報道もなされていて、全くの第三者の私には憶測ででも物を言う権利はないですが、つくづく感じるのは、この事件に関わらず、「死人に口なし」だということです。 表現がダイレクトすぎるのは承知の上ですが…。
文字として、記録が残されているではないですか。
ただ、何の事件にしても、被害者よりも、生きている加害者の今後の未来に対しての優先的な配慮がなされる。 もちろん、それも当然のことかもしれないんだけど。
私、いじめというやつが本当に許せないんです。
しかも、どういった形にしろ、学校の先生までが明らかに関わっている場合、大人なのに、先生なのに、どうして!? と本当に悲しく、悔しく、辛い気持ちになります。
私のクライアントにも、友人知人にも、素晴らしい先生はたくさんいらっしゃいます。 そして、その方々の大変なご苦労は尊敬の域を超え、もうただひたすらまぶしいばかりに思える、立派な方々がたくさんいらっしゃいます。
「子供が好き」とか、「教育にかかわりたい」などという理由では成し遂げられないような、決意と努力と忍耐と、人間性や人格の高さ、そして行動力や瞬発力が必要とされるお仕事です。 並大抵の意志では務まらないと思います。
だからね、今日の私、何が言いたいのかと言うと、悔しいことに、大人の世界でも子供の世界でも、いじめはなかなかなくならない。
でもね、「見てみぬふり」をしている人達…。それはある意味、いじめに間接的に加担しているのと変わらないのではないか、ということです。
冒頭のお話しのように、明らかに弱者と思える人を、平気で痛めつけるような人もいる。 許せないけど、実際にいるのです。 善悪の区別がまともにつく人であれば、絶対にこれは悪いことなんだと、だれでもが分かるはずなんです。 でも、見てみぬふりをする。
しかも、「暴力的な行動をする男性を相手と考えると、決して慎重とはいえない行動」
なんて話になる。 何度も言うように、注意に逆ギレして、危害を加えられてしまったという事件も実際によく聞く話だから、それが正しいことなのかもしれない。
でも、慎重な行動って、どんな行動なの??
だったら、いじめられている人がいたら、見てみぬふりをせずに、「慎重な行動」で助けてあげようよ。
怒ってる私に、どうか愛の指先で、今日の応援をよろしくお願いいたします。
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